人狼
人狼
著者 フレデリック・マリヤット
(集英社文庫 海外版 怪奇ファンタジー傑作選から)
日本の動物と人間の結婚はおとなしく大抵が悲劇的に終わるのに比べて、その人狼と主人公の父親が婚姻した二人に間違いがあるようなら、本人だけではなくば子どもまで類が及びというものでした。
その結果が人狼にかかわったものですべて死に、死してなお荒野に屍をさらすという極悪なものだった。
狼の考えることが残虐なのかハツル山の山霊もこわいですね。
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人狼人狼 著者 フレデリック・マリヤット 日本の動物と人間の結婚はおとなしく大抵が悲劇的に終わるのに比べて、その人狼と主人公の父親が婚姻した二人に間違いがあるようなら、本人だけではなくば子どもまで類が及びというものでした。 ごきげんならいおんごきげんならいおん 作: ルイーズ・ファティオ 読んでいる途中本を置いて「このらいおんさんどうなると思う?」と姪っ子に聞いたら「知っているよ。男の子があいさつするのでしょ。幼稚園で読んでもらったよ」だって、あらら・・・もっと姪っ子の大げさなアクションを期待していただけにちょっと力が抜けました。でも幼稚園で何度も読まれているということは、このらいおんさん園児にも愛されているってことですね。 ランプランプ 著者 アガサ・クリスティー 静かな恐怖小説の古典的なものを感じます。人の住んでいない古びた建物、そこに現実派の未亡人がやってくる。 ふくろうくんふくろうくん 作・絵: アーノルド・ローベル 姪っ子に読んであげるのに、そろそろ字があるのと絵本との中間のものがいいかなと思ってふくろうくんを選びました。 今までの絵本みたいに全色カラーじゃないけど、聞いてくれるかなと思っていたら布団の中で、ちょっとへんだけど、愛すべきふくろうくんに姪っ子は夢中で聞いていました。 とくにこんもりおやまのところでは、ふくろうくんのあしじゃないのぉ?と客観的な意見を一人前に意見を述べたりしていました。 この絵本は絵本としたら字が多いので6歳以上で読んであげるといいですね。 骨骨 著者 レイ・ブラッドベリ ブラッドベリのくらげ、じゃなかった骨はラストシーンが書きたかったがためにこの物語を書いたような気がしますね。映像的に想像するとこのラストシーンは衝撃的でおぞましい。 天の火をぬすんだウサギ天の火をぬすんだウサギ 作・絵: ジョアンナ・トゥロートン 姪っ子には神話はまだ早かったようです。とりあえず最後までは聞いてもらったけど、2度目に読んでということはありませんでした。 私は神話的なものは好きなので、よかったと思います。絵も綺麗だし、うさぎが天の人から火を取って逃げるところなど、はらはらしましたけどね。それでそれぞれの動物に火が渡るところなど、はぁこれが神話なのだな。いいねぇと思いました。 姪っ子には神話はまだ早かったので、小学校にあがってからもう一度読ますつもりでいます。 どろんこハリーどろんこハリー 作: ジーン・ジオン うちの姪っ子はお風呂はけっこう好きなのだけど、それでもときどき気分の乗らないときは入ろうとしません。そこでそんなときのためにいろいろな玩具や道具を見せてはお風呂にはいらせようとしています。 ハリーはお風呂に入らず、たわしを隠し、外で真っ黒になるまで遊んで、別犬のようになって戻ってくるのだけど、家の人はハリーかどうかわからない。そこで洗ってもらうことで、ハリーだとわかってもらう。 簡単にペットの話だと可愛いねとして読んだらいいのか。 それとも人間の子供が黒くなる(罪)をつくって、青年になり、家族に見分けがつかなくなるぐらい悪くなって、罪を洗うことで、家族に認められる・・・・深く取り下げるものなのか悩んでしまいますね。 6歳の姪っ子にはこの本の深い内容までは無理なので、ペットのハリーが逃げて、いろいろ遊んで、かえってくるまでをお話します。 幽霊幽霊 著者 マーク・トウェーン このお話は怖くないな。もちろん幽霊の正体がわからず、眠っているベットのまわりで幽霊がわさわさ現われたらだれだって恐ろしい。だけども幽霊の正体が、カージフ・ジャイアント(ニューヨーク州のカージフで発掘された身長3メートル20センチのインディアン)だとわかると、なぜだか怖い中にも少しだけユーモアが混じってきます。その証拠に幽霊の正体がわかると、この主人公も余裕がでて、幽霊とお話しなどをしています。恐怖話しで、猿の手みたいな芯から恐怖する話しもいいけど、こういうユーモアまじりの恐怖話もいいですね。 おまえうまそうだなおまえうまそうだな 作・絵: 宮西 達也 こういう絵好きですね。簡単なようでいて、難しいんじゃないでしょうか。それに話もいい。 普通ならティラノがアンキロを食べてしまいますが、おとうさんと間違われて食べることもできず、父親として、とまどって、揺らいで、喜ぶ、生きていく方法を教育して、そして別れ・・・、姪っ子はこの最後のページを見て、可哀想な話だねと言いました。うーん姪っ子よ可哀想というより切ないといった感じなのだけどね。 このラストの別れから、ティラノパパとアンキロ息子の関係がどうなっていくのか知りたくなりました。 続編があるみたいなので次を読んでみたいと思った本です。 赤死病の仮面赤死病の仮面 著者 エドガー・アラン・ポー この話好きだな。外にはペスト菌にも似た赤死病が蔓延している。中は食料を十分いれて赤死病が入りこむのを厳重に防壁で阻止して出るものも入るものもいないように、している。そんな中、仮面舞踏会が開かれた。その中に赤死病の仮面をつけた物がいた。怖いというよりも気持ちいい恐怖を感じますね。この海外版 怪奇ファンタジー傑作選をもし古本屋で見つけたなら買った方がいいですよ。良い心底気持ちが落ち着く恐怖話しがたくさんはいっています。 ぎんいろのクリスマスツリーぎんいろのクリスマスツリー 作・絵: パット・ハッチンス クリスマスに読むのにちょうどいい絵本です。絵の動物も特殊な描き方をしていて日本の絵本にはないものです。 最初に、ツリーの上に星が出て、昼がきてなくなり、探しまわるところはどこにいったのだろうとりすさんのあせりがでています。 猿の手猿の手 著者 ウィリアム・ウイマー・ジェーコブス ここのレビューを読んでいる人なら『猿の手』を知らない人はいないだろうと思うぐらい古典の怪奇小説です。子供用の民話に3つの願いをかなえる話があるけど、あれはおかみさんにソーセージをつけて、離すだけで笑い話として書かれているけど、こっちの『猿の手』は3つの願い+怪奇小説で味付けしています。 すっぽんぽんのすけすっぽんぽんのすけ 作: もとした いづみ 「すっぽんぽんのすけ せんとうへいくのまき」で喜んだちびは、この「すっぽんぽんのすけ」でも喜びました。 そして、この絵本の芸の細かさ、にんじゃのおやぶんにみーちゃんがさらわれて、にんじゃのあじとにいるみーちゃんを指差して、ちびはみーちゃんここにいるよっていうのです。それはごはんつぶに満たない大きさなのに、みーちゃんがわかるのですよね。小さい小さいみーちゃんを書き込むところも省略していなくて好感度あっぷします。 それにしても子供って、風呂からあがったらいつまでも裸になっているのが好きなのですよね。私はちびにパンツをはかせるために寒くなって・・・、はくしょん、ぶるる風邪ひいたかな? 人花人花 著者 ジョン・コリア 最初奇妙な蘭の花を見つける。どんな花かなぁと思っていると小さな蝿の形をした花だった。そこのところで気がついたらいいようなものだけど、蝿の形をしていてもそんな花があるのかなぁと思うものの気がつかない。そして次は猫、大きな蕾をみつけるのだけど、花開くまで見ることができない。ここで猫の頭だと気がつけば、取りこめられることもなかっただろう。そして人間の番、人間が植物になるってどんな気持ちだろう。昔のホラー映画にマタンゴというのがあったけど、あれは暴力的(気色悪い?)な植物の描写であった。どるちゃんは植物になったことはないから、植物の気持ちはわからないけど、そら恐ろしいものを感じます。 はははのはなしはははのはなし 作・絵: 加古 里子 うちのちびは6歳、いまだに虫歯がないのが自慢です。でもそんなちびにも困ったことがおきました。それは乳歯が永久歯にかわる時期がきていたのです。2週間に一度ぐらい抜けて、大人になるって大変だと思っているようです。 すっぽんぽんのすけ せんとうへいくのまきすっぽんぽんのすけ せんとうへいくのまき 作: もとした いづみ 「すっぽんぽんのすけ」と一緒にこの「すっぽんぽんのすけ せんとうにいくのまき」を図書館に予約したのですが、せんとうにいくの方が先に借り出すことができて、まあいいかって感じで読んでいます。 うちのちびはお風呂が大好き。そしてみんなで一緒に入るせんとうも大好き。大きな風呂の中をハダカで走り回り、ママもあーちゃん(わたしのことをあーちゃんと呼びます)もちびの後をついていって大変です。 さてすっぽんぽんのすけもちびに劣らず悪者のにんじゃたちと大暴れ、でも悪者のにんじゃも強いけど、すっぽんのすけはもっと強い。はだかパワーは最強です。 でもすっぽんぽんのすけの活躍はおとうさんにはひみつでござんすよ です。 怪奇ファンタジー傑作選21日から怪奇ファンタジー傑作選のレビューをしようと思います。 では怪奇ファンタジー傑作選のラインナップです。 人花 コリア ふしぎなたけのこふしぎなたけのこ 作: 松野 正子 私の小学1年生のときに、教科書の一番最後に載っていたお話です。 懐かしくて図書館で借りてきて、姪っ子に読んであげました。でもちょっと文字が多かったらしくて、姪っ子は最初の1ページ読んだところで、あーちゃん(姪っ子が私のことをそう呼びます)代わって読んでと言いました。そして最後のページになるまで聞いていました。 たけのこがのびてのびてのびて、天高くのびて、たろーも一緒に天高くのびてどこまで行くのか、姪っ子もすごいねと言っていました。 そしてたけのこが切られて海まで行くのに、姪っ子もびっくりしていました。 でも、話の最後になって、たけのこは食べないのかなと姪っ子が質問してきたので答えに困りました。 かたあしだちょうのエルフかたあしだちょうのエルフ 作・絵: おのき がく 私が小さい頃に読んで印象に残った本です。6歳の姪っ子にも読んであげたのですが、内容がシリアスなせいかいまいち受けませんでした。6歳という年齢がまだ早かったのだと思います。 で、私からの感想ですが、エルフは英雄の受難ですね。エルフは元気だったときは、エルフはみんなを守りみんなもエルフを誇りに思いますが、英雄エルフが傷ついたときはみんなから忘れ去られていく。そして片足となり、自分を守るだけでも難しいのに、みんなのために最後の敵と戦っていく。この内容は、英雄の物語でもあり、受難者の話でもあり、動物の形をとっているけど神話としても読んでもいいと思います。 姪っ子にはまだ早すぎましたが、小学校の2.3年生になってからまた借りて読んであげようかなと思います。 てぶくろをかいにてぶくろをかいに 作: 新美 南吉 姪っ子に名作といわれている絵本を読んであげていますが、いろいろ好き嫌いが多くて、受ける話、受けない話があって困っていましたが、この「てぶくろをかいに」は姪っ子にはとても受けた話です。 美しい日本語、心暖まるきつねの親子の話。そして話のメインになる子供きつねが、ぼうしやさん(てぶくろも売っています)で間違えて、きつねの手を出したところは、どうなるかとはらはらしましたが、ぼうしやさんが、子供きつねにてぶくろを渡したところで、ほっと一安心しました。 姪っ子はこの絵本が気に入ったらしく、図書館に返すまでずっと読んで読んでとせがんでいました。良質な絵本はほんとうに心が暖まっていいですね。 53 queries. 0.363 sec. |
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