Book Review
レビュアー:[雀部]
『鹽津城』
  • 飛浩隆著
  • 河出書房新社
  • 2200円、Kindle版1980円(税込)
  • 2024.11.26発行

【収録作】

「未の木」

「ジュヴナイル」

「流下の日」

「緋愁」

「鎭子」

「鹽津城(しおつき)」

『SFにさよならをいう方法 飛浩隆評論随筆集』
  • 飛浩隆著
  • 河出書房新社
  • 1078円、Kindle版970円(税込)
  • 2021.12.7発行

【目次】
○第一部 読んだもののことなど
「読書日記」
「ガチSFだが、ふつうの小説として 佐藤哲也『妻の帝国』を読んで」
「いま、ここにある情景──佐藤亜紀『ミノタウロス』」
「人と宇宙とフィクションをめぐる「実験」──『マインド・イーター[完全版]』刊行に寄せて」
「SF散文のストローク──野尻抱介はハードSFの何を革新したか?」
「アロー・アゲイン」
「火星への帰宅──クリュセの魚の棲む家へ」
「伴名練『美亜羽へ贈る拳銃』」
「石川宗生『半分世界』」
「ハヤカワ文庫SFからの五冊」
「いつかみんなが愚かになる日のために──パオロ・バチガルピ『第六ポンプ』」 「中国生まれの作家が英語で描く歴史と幻想──ケン・リュウ『紙の動物園』」
「魔術の小説、小説の魔術──クリストファー・プリースト『奇術師』」
「SFを生きる──第28回日本SF大賞選評」
「年少者に最新かつ最高のものを──第29回日本SF大賞選評」
「心からの感謝を──第30回日本SF大賞選評 第37回日本SF大賞選評」
「第38回日本SF大賞選評」 「第39回日本SF大賞選評」
「一〇〇一の十字架──星新一『小さな十字架』」
「『シン・ゴジラ』断想」
「第3回創元SF短編賞選考」
「第3回ゲンロンSF新人賞講評録(抄)」
「帯を架ける」
「バラードはお好きですか」
○第二部 書くこととその周辺
「日曜作家登場!!」
「腕をふりまわす」
「ベストSF2004国内篇第1位に寄せて──『象られた力』」
「受賞のことば──第26回日本SF大賞『象られた力』 」
「受賞のことば──第6回 Sense of Gender 賞大賞『ラギッド・ガール』」
「受賞の挨拶──第6回 Sense of Gender 賞大賞『ラギッド・ガール』」
「飛浩隆Eメール・インタビュー」
「レムなき世紀の超越」
「読者の心に歯形をつけたい」
「伊藤さんについて」
「栗本薫さんの死について」
「石飛卓美さんのこと」
「『トイ・ストーリー2』雑感」
「立って、在る、こと──ダンス版『グラン・ヴァカンス』公演に寄せて 」
「受賞の挨拶──第41回星雲賞日本短編部門『自生の夢』」
「『自生の夢』について──『自生の夢』ベストSF2017国内篇第1位に寄せて」
「受賞のことば──第38回日本SF大賞『自生の夢』」
「働きながら書き続ける10の方法」
「マザーボードへの手紙」
「若い友人への手紙」
「半年後への手紙」
「ノート」
「解説 東浩紀」

SFにさよならをいう方法 飛浩隆評論随筆集

(プレレビュー)

[飛浩隆 ]
1960年、島根県生まれ。島根大学卒。81年、「ポリフォニック・イリュージョン」で第1回三省堂SFストーリーコンテストに入選、「SFマガジン」に掲載されてデビュー。92年までに同誌に10編の短編を発表。その後10年の沈黙を経て、2002年に長編『グラン・ヴァカンス 廃園の天使Ⅰ』を発表、一躍脚光を浴びる。05年、『象られた力』で第26回日本SF大賞、07年、『ラギッド・ガール 廃園の天使Ⅱ』で第6回Sense of Gender賞、18年、『自生の夢』で第38回日本SF大賞を受賞。その他の著書に『零號琴』他。
[雀部]

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