
| イマジニアンの会代表 | 宮本英雄 |
| イマジニアンの会の前身「瀬戸内海SF同好会」の連絡誌「イマジニアモニター」のうち3号、4号を発掘しましたので送ります。 広島市立中央図書館に保管されていたものです。手書き青焼きコピーのため読みづらいので打ち直しました。 TOKON3は参加者360名、うち女性9名。分科会はなく全て舞台上で実施されたようですが、星新一、小松左京の講演というのは今からみるとすごいメンバーですね。 また東京開催であっても合宿付きというのが今と違いますね。 なお、イマジニアモニターは他にも発掘していますので、そのうちご紹介します。 |
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| 左は実際の会誌。打ち直した記事は下部で紹介 | 宮本英雄 |
(※「イマジニア」9号~17号までは入手可)「イマジニアンの会」紹介はこちら
合宿の後半、朝(19日の夜SF落語をやるというヤカラをマジメ・ムードで追い帰し 万才。ワイワイガヤガヤしゃべっているうちに、時は20日となる。場所は同じ)
超人類の定義がモメにモメているうちに人数がふえ、部屋は満員御礼。そこに柴野氏が現れ、タクミにタイムマシン論にもってゆく。しゃべっておれば気がすむのだから、テーマがなんでも気にする者はいない。いつのまにか柴野氏は消えてしまったが、話はすまず、はや3時過ぎ。フラフラと一人が布団を出すとそれを機に一同就眠・・・と思うも7時に起こされ、メシを食えとせきたてられる。その時突然ヒラメイた。即ち大会とは不眠不休、非理性的、超論理的議論により涅槃の境地に達するを目的にするのではないかと。食後、第2部の会場へ。そこでは寒いほどの冷房がきいていたが……
シンポジウム第2部その他(9:00~17:00)東京洋服会館ホール
1)SFと少年ファン(少年SF論)
島本光昭ほか……申し訳アリマセン。限界に達しついに深く静かに潜行。マンガ家、プロデューサー、作家の話もあったらしい。
あとでマンガ映画「海の忍者」を見せられる。
横の壁には奇怪なSFイラストが貼られ、後ろではEtaoin BookShopのアコギな(?)商売。昼食はその席に弁当が配られる。
2)SFファンダム賞受賞式
今回は次の方々:①筒井康隆(作家)②円谷英二(特技監督)③牧村光夫(宇宙気流編集者)④元々社(最新科学小説全集)⑤~~~(覚えていないが確かアメリカ人)⑥吉光伝(中部日本SF同好会代表)
3)講演会
a)星新一:「創作の実際」を何かブツブツぼやいている。オレは年をとったということ。プロは制約が多いこと。新人はおだてて書かせたほうがいいということ。
b)小松左京:「未来学展望」かなり気を入れているのが良く分る。ゴヒイキだからかもしれないが、小松が一番面白かったし聴かせると思う。
4)SFと工学技術(ロボティクス論)
石原藤夫、柴野、佐々木両氏の前座があってから本論に入る。人間とロボットの間には本質的な差異はないとし、ロボットの限界を考慮にいれた新しいロボットテーマが必要だとのこと。工学博士だけあってキチョウメンな論法。
「以上でTOKONⅢを終了します」と言ったあと、光瀬龍が来ているのに気づいた柴野氏が一言所望。まことに短い挨拶でチョン。もう一度柴野氏が閉会を宣言。そのあとの記念パーティーには時間の都合で出席できず。土井氏、渡辺氏と有楽町に出て夕食を共にした後、涙をのんで帰途についた。
<結論>あらゆる意味で収穫多し。来年は全員参加されんことを。SF万才。TOKONⅢ万才。 1967年8月
瀬戸内海SF同好会