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Author Interview

インタビューア:[雀部]&[彼方]&[おおむら]&[白田]

『ほしからきたもの。』
> 笹本祐一著/さめだ小判装画
> ISBN4-89456-890-X C0193
> 角川春樹事務所
> 620円
> 2001.10.18発行
 1960年代、地球は異星からの侵略にさらされていた。そのUFOに対抗すべく結成された「国連宇宙軍」は、持てる技術を総動員して、難敵を迎撃する態勢を取ろうとしていた。
 南太平洋上空で、旧式の戦闘機P-51ムスタングを操縦し開放感に浸っていた12歳の少女ベルは、上空に二機のロッキード・シューティングスターを見つけ勝手に模擬戦闘を挑んだ。しかし、その最中に現れた真っ白な光を放つ円盤型の飛行体に度肝を抜かれる・・・

では全部ひらがなのタイトルにしちまえ

雀部 >  今月の著者インタビューは、10月に新シリーズ『ほしからきたもの。』を刊行された笹本祐一先生です。笹本先生、よろしくお願いします。
笹本 >  一月には最近のロケット取材日記をまとめた本が『宇宙へのパスポート』としてソノラマから出版されます。笹本のはじめての文庫じゃない本です。よろしくお願いします。
雀部 >  宇宙への憧れを持っている人たちには、必携の本ですね。日本も宇宙開発頑張って欲しいものです。
おおむら >  意外と一般の人には宇宙開発の現場のことを知らない人が多いんですよ。
 笹本さんのような方によるこういった本がどんどん出てくれると世間の宇宙開発への目の向け方も変ってくれるのではないのかと思うんですけど。
雀部 >  以前に『裏山の宇宙船』を読ませていただいたときに、舞台が田舎の裏山から一歩も出ないにも関わらず大宇宙を感じさせるというシマック氏のヒューゴー賞短編「大きな前庭」を思い起こさせるストレートなジュヴナイルSFでとても好感が持てたんですが、『ほしからきたもの。』も、最初いわゆるヤングアダルト向けだと思って読んでいたところ、どちらかというともっと高い世代のオジサンが、昔を懐かしがって読む雰囲気に溢れているのに気がつきました。でもタイトルの最後に“モーニング娘。”のように“。”がついているのは何故でしょう(笑)
笹本 >  ARIELなんてアルファベットだけのタイトルの作品やってる作者が言うのもなんですが、最近カタカナとアルファベットだらけのタイトルに食傷してまして、では全部ひらがなのタイトルにしちまえ、というのがまず最初にありました。
“。”については、「最後に“。”付けるって手もあるけど、どうする?」とまあ最近流行ってるようだけど、なんて冗談混じりに編集と相談して「付けましょう」となってしまっただけで、深い理由はありません。

コンセプトは『六〇年代を舞台にした架空宇宙戦記』

雀部 >  あれ、そうなんですか。なんとまぁ(笑)
 後書きを拝見しますと、今回のコンセプトは『六〇年代を舞台にした架空宇宙戦記』だそうですね。六〇年代というと、私は高校生のころで『インベーダー』とか『謎の円盤UFO』とかを夢中になって見ていた口なんですが、笹本先生もリアルタイムで見られていたんでしょうか。なんかそれらの海外TVドラマの影響が、設定とかに色濃く出ているように思えたのですが。
笹本 >  謎の円盤UFOは、まだ家のテレビが白黒だった頃から喜んで見ていました。おかげで、カラーテレビを見ていちばん驚いたのがムーンベースの女性隊員の髪の毛の色。てっきり金髪だと思ってたのに、紫なんだもの。
 組織としての運用形態などがSHADOに似てしまったのは、現実の軍用機の運用やら迎撃の手順やらを調べてそれを対宇宙人向けにアレンジしたら、同じような印象を与えるものになってしまったという気がします。考えてみればUFOのスタッフにはバトル・オブ・ブリテンを戦ったイギリス空軍出身者が多かったそうで、そういう意味ではプロがやったことを追っかけているだけなのかもしれません。
雀部 >  なるほど。SHADOも、現実の迎撃手順手順をアレンジして使っていたのか。
 平行進化みたいなもんですね(笑)
笹本 >  海外テレビドラマは、意識的に参考にしていますし、おそらく無意識に影響されているところもあるでしょう。作品の舞台が海外なら、出来るだけ近い雰囲気の作品を参考にするのは当然のことだと思いますし。
 もっともその結果参考にするのが「ライトスタッフ」ではなく「かわいい魔女ジニー」(御主人様はエドワース空軍基地務めの宇宙飛行士)だったりする辺り、簡単にはばれないだろうとは思ってますが。
 本編の方向性が決定して(三年くらい前かなあ)から、アメリカの「ダークスカイ」というほとんど同じコンセプトのドラマを見て、「わあしまった」じゃなくて「よし行ける!」とか思う辺り。このドラマは一般にはお薦め出来ませんが、笹本は実に楽しく見ておりました。

 あとは、六〇年代というのは宇宙開発的に非常においしい年代なんで、あそこらへんを舞台に日本対アメリカやドイツではなく、地球対宇宙人の架空戦記をやったらあれも出来るこれも出来る、うれしい、というのもあります。現実でサンダーバードやってたみたいな時代ですからね。
雀部 >  ジニーが元ネタに含まれているのはほんとうに全く気が付きませんでした。
 小学生の頃『紫電改のタカ』とかが好きで、良く読んでましたが、主人公のベル嬢が操縦するムスタングって、P-51ですよね。何か思い入れがあって、登場させられたのでしょうか。
笹本 >  あれはどちらかというと作劇上の問題から選定した機種です。ベルの親父さまは空軍の上層部で自分の裁量で好き勝手な機体を連絡機に使える(イギリス空軍ならまだしもアメリカ空軍では難しいかもしれません)、ベルが乗り逃げできる、プロペラ戦闘機で量産されており飛行機の趣味のいい親父が好きで維持している機体で手頃なもの、ということで選びました。初期のジェット戦闘機が相手なら腕次第で互角の戦闘も出来そうだし、実際大戦末期にドイツのME262と渡り合ったなんて記録もありますし。
 アメリカではエアレースなどで使われているため、ムスタングなら今でも部品を寄せ集めて新品を組み上げられるそうです。

NF104-A と F104A

雀部 >  そうか、必然性のある機種選定なんですね。戦闘機マニアの知り合いにも聞いてみたのですが、空中戦などというものは、パイロットの技量によるところ大なので、レシプロ機がジェット機をカモるのは十分可能だとか(特にTa 152H-1のマニア) 
 話は変わりますが、UFOを撃墜するのに核弾頭を使いますが、これは他に有効な対抗手段が無いためやむなく使用しているのでしょうか。
笹本 >  そのとおりです。地球側は出来るだけ高空で、確実にUFOを迎撃したい。だけれども当時のミサイルは誘導精度が低いので、それは弾頭の威力で補うしかないという、当時実在したジーニーという空対空ミサイルと同じコンセプトです。
 あとまあ、当時のアメリカ人にとって一九六〇年代の放射能ってのはどうせ巨大化したりときどき透明化するくらいの副作用しかねえだろうって思ってるんじゃないかてのもあったりしますが。
雀部 >  そ、それはSFとかSF映画だけなのでは〜(爆笑)
 軍艦の放射能洗浄も今でも海水をかける方式みたいですね。デフォルトか(笑)
 UFO迎撃機のスーパースターファイターって、車で言うと、ばかでかいエンジンを押し込んだコブラか、カウンタックのような存在だと思うのですが、モデルとなる機体はあるのでしょうか。
笹本 >  NF104-Aという機体は実在します。本編にでてくる通り、F104の垂直尾翼の根元にロケットエンジンを装備した機体で、「ライト・スタッフ」のラストシーン、チャック・イエーガーが高度三万メートルで機体コントロールを失って脱出するのがこの機体です。もっとも映画では無改造のF104をそのまま使っていたので、世間ではロケットエンジンは付いてるわリアクション・コントロールは装備してるわってディテールはあまり知られていないかもしれません。また、元になったF104はスターファイターと呼ばれていましたが、ロケットエンジン装備の104をスーパースターファイターと呼ぶのは笹本の創作です。
 さすがに資料が少ないので、操縦方法はF-104Aを元にアレンジしました。リアクション・コントロールのスティックがどこにあるのかわからず、結局X15の配置を参考にしましたが合っているのかどうか。

宇宙人が攻めてこない話ってほとんどないんですよ

彼方 >  初めまして、よろしくお願いします。私がSFにコロぶきっかけになった作家の方にお話が聞けるということで、楽しみにしています。
 で、『ほしからきたもの。』ですけど、大変面白く読ませていただきました。
個人的にSFにコロンだきっかけである『妖精作戦』シリーズの印象が強いせいか、SCFの前身時代を書いているのかと思ってしまったのですが。
笹本 >  ていうかねえ、笹本ってデビューしてから宇宙人が攻めてこない話ってほとんどないんですよ。他にネタないのかと思うんだが、結局作家として使い易い道具なんだろうなあ。
 妖精作戦にしても、「これから宇宙人が攻めてくる」で終わってますでしょう。
で、ゲドー社が攻めて来ましたってエリアルに引くという解釈も出来るんだが、ファン怒るだろうなあ。
 ほしからきたものが妖精作戦の前日譚であるとか、このあと超能力者が出て来るとか、そういう展開は考えていません。もっとも歴史上UFOだの宇宙人だのが絡むメジャーな事件は限られてる(あたりまえだ)ので、似たような展開になる可能性はありますけど。
 今回は、XB七〇バルキリーは出す気ないし。ないよな、おれ?
彼方 >  妖精作戦の宇宙人が、ゲドー社だったってのは、ウルトラE級のどんでん返しでもないと納得できないかも。『ほしからきたもの。』から『妖精作戦』を思い出したのは、何というか1980年代のSFが持つテイスト(第三の選択の謎がもつ怪しさと言って判って頂けるでしょうか)を感じたからなんです。最近のSFは技術考証がしっかりしてきて、それはそれで面白いのですが、1980年代SFのハチャメチャさがないんですよね。だから、『ほしからきたもの。』から『ARIEL』は思いつきませんでした。
笹本 >  読者がおもしろがってくれるようなネタがどこまで展開できるか、乞うご期待してください。
 怪しい楽しさかあ。たとえば「うる星やつら」の劇場版一作めにあったようななんでもありのスペオペみたいな世界は、九〇年代には失われてましたね。それもジャンルの進化なのかな。

もう大したパワーアップは出来ない訳です

彼方 >  「うる☆やつら」といえば「ハレーション・ゴースト」ですが、確かにこんな雰囲気を持った本って、出てこなくなりましたね。進化なのかなぁ、こういう感じの本も好きなので、流行の移り変わりぐらいであって欲しいとは思います。
 それと、後書の波瀾万丈な旅の様子を、いつも笑いながら読まさせてもらっていますが、『宇宙へのパスポート』楽しみに待ってます。有人宇宙飛行計画の協力者にお名前が挙っていましたが、SCEBAIの創設に向けての一歩かと思ってしまいました(^^;。官庁が母体の機関の協力者として、SF作家が呼ばれるというのは珍しいかと思いますが、よろしければ、どういった経緯で関わって、どんな事を行っているのか聞かせて頂ければと思います。
笹本 >  えー、一番簡単に言うと、懇意にしていただいている野田司令(NASDAのエンジニア、先端技術研究所所属)から招集がかかりまして、企画の転がりだしから協力させていただいた、ということです。

 その実態は、ほとんど野田司令にいろんな話を聞いて、どうやれば有人宇宙船の実現性が高まるか、そのためにはどういう設計がいいか、そこらへんの話に感心していた、程度ですけど。
 単段式有翼宇宙機の実現性がほとんどない(現在地球上に存在する化学燃料の理論効率をもってしても、第一宇宙速度を出すためには宇宙船の質量の九〇パーセントを推進剤にする必要がある。ラムジェットにしてもエア・ブリージングロケットにしても、最適速度域が狭いため、それ以外の速度域で加速するためのエンジンが必要、さらに満載重量の一〇パーセントの単段式宇宙船の重量の中で翼、エンジン、生命維持装置からペイロードまで賄わなければならない)ことをまず教育されました。この教育は、宇宙作家クラブの月例会における講演という形で、有人宇宙船構想とはまったく関係のないところから「現在の最新技術で構想されている単段式宇宙船というのはこういうものである」という説明の結論です。
 現実に、液酸液水式ロケットエンジンの効率は、シャトルのメインエンジンにしてもH-IIAのエンジンにしても理論効率の九三パーセント以上を達成しています。つまり、どれだけエンジン効率を上げても、この宇宙の化学反応であるかぎりはもう大したパワーアップは出来ない訳です。
白田 >  納得できるような内容だと思います。
 普通の工業製品なんかと違って、宇宙産業で供される製品は極限的な性能を出すように設計されているので、ちょこちょこっとした改良でごくわずかな性能を出せるか出せないかというところまで来てると思います。
 ただ一点、H-IIA の場合、理論的な性能はぎりぎりのところまで来てると思いますが、射場からの制約でその理論値を出し切るところまで行ってないと思います。そのことは検討に入っていたのでしょうか?
笹本 >  H-IIA初号機のLE7Aエンジンが、出力九〇パーセントで運転されていたことを差しているのでしょうか。
 H-IIロケット初号機のLE7も、実は出力九〇パーセントだったそうです。 H-IIA初号機のLE7Aエンジンの出力が落とされていたのは、ターボポンプ周りの挙動が不審だったこと、にもかかわらず改良型のポンプは今回は間に合わなかったことだそうです。他にもノズルスカートの冷却システムの完成が間に合わず出力を落とさざるをえなかったそうで、これらは機体側の事情で、射場側の制約ではありません。
 射場側の事情でロケット本体が制約を受けているのはH-IIロケットの規模でしょう。なにせ、H-IIロケットの大きさは、射場をいちばん海側に張り出したとして、種子島宇宙センターでとれる安全距離は最大三キロ、その距離でそこに置ける爆発物の法規制から逆算されたそうですから。
 ただし、当時の計算は満載状態の液体酸素と液体水素が完全に混じり合ってから爆発するというあまり現実的でない状況を前提にしており、今回計画されている増強型はもうすこし現実的な状況を計算して安全距離をクリアしたようです。

 で、我々が検討したのは、純然たる『宇宙船』、大気圏突入一回は出来るけど二度は出来ない、二四時間程度の軌道滞在なら単体で出来るけどそれ以上は居住区を追加、その代わり軌道上で宇宙船にかかる負担は大気圏突入ほどではないから居住区付きなら月まで行ける、着陸船は必要があってから考えようという最小のモジュールだったんです。これなら簡単に開発出来るし、発展性も大きい。アポロ計画のように月に特化した計画ではなく、二四時間五人乗りで低軌道の観光もできれば、火星行き宇宙船のブリッジにもなるという、そういうものです。
 今のところ、これを軌道上に打ち上げるには既存のロケットブースターを使います。H-IIAでもアリアンでもソユーズでもいいわけで、でもロケットだけは今までのままでコスト計算をしなければなりません。それでも、これが一番安上がりで確実性の高い計画なんです。
 スペースシャトル以降、新しい有人宇宙船で開発に成功したものがひとつもないのは、気が付いていますか?それ以前に制作された宇宙船は、ボストーク、ボスホート、ソユーズ、マーキュリー、ジェミニ、アポロ、有人飛行で飛んでないブランを加え、中国版ソユーズと言われる神船を加えても、一〇指に足りないんです。
 その中で、現在の技術で作られているものはひとつもありません。これは、今ある技術で簡単に出来る。実現性が高い、しかも拡張性も高い、そういう計画なんです。
彼方 >  ありがとうございます。ありきたりですが、是非とも有人宇宙船を、出来れば手の届くコストで、実現できるよう頑張ってください。
 それにしても、ロケットその他の開発も大変ですけど、射場の問題も大変なんですね。国土の狭い日本ならでは(^^;の問題かもしれませんが。北海道みたいにだだっ広い土地が南方にもあれば良かったのに。前線にソロモン宇宙協会、後方の研究・技術開発にSCABEIとなると理想かもしれない(^^;。
白田 >  自動車なら多少の故障があっても修理しながら長い間運用できるけど、ロケットでは設計が限界値ぎりぎりでやっているので、それをやりくりしている性能の余裕はないということですね。
 私もシャトルの例からして使い捨ての方が現実的なのではないかと思います。
 実際、今打上げられているロケットをほとんどそのままで有人宇宙飛行ができる、というところにこの計画の良いところがあると思います。

次期フラッグシップミッションの提言

おおむら >  これ、私もかなり気にしていました。
 有人宇宙飛行といえば、昔からの宇宙にあこがれてきた人たちにとっては、目標のようなものですよね。
 今までは安全性の問題とか技術的な問題とかで実現できていませんでしたが、多くの人のコンセンサスが取れれば十分実現可能なプランだと期待してるのですが。
笹本 >  多くの人のコンセンサスってのが大変な問題でしてねえ。極端なはなし、国民の九〇パーセントが賛成してても、官僚一〇〇人がやりたくなければ出来ないわけです。
 新幹線にしてもインターネットにしても多くのコンセンサスがあって開始された計画ではないし、多人数に支持されて予算がいっぱい出ると総花的な八方美人な計画になっておこぼれにあずかろうとする有象無象も出て来るだろうし。
 少なくともこの計画は、こんなことを考えなければならないくらいの段階には来ています。そして、実は、このために今みんなで出来ることがあります。
 他のホームページでも紹介されたりしていますが、一月いっぱい締め切りで文部科学省が「我が国の宇宙開発利用の在り方」に対する意見募集を http://www.sta.go.jp/b_menu/shingi/uchuu/011201.htmで行なっています。
 我々はきちんと義務を果たしている日本国民ですから、政府に対して物を言う権利がありますが、ここでは政府が意見を入れる箱を作ってくれたというわけです。
 ここに普段の政府のページでは考えられないような量と質の意見が集まれば、すこしずつでも実現性を上げて行けると思います。
白田 >  技術的な設計部分についてはクリアした、あとはまわりからのゴーサインを確実に取ってこれるか、というところまで来てるということですね。
おおむら >  国民というか国へのコンセンサスの方が大変でしょうねぇ。
 しかし、日本独自の有人宇宙飛行への夢を賭けてなんとかいって欲しいところです。
彼方 >  政府もなんだかんだ言って、色々やっているんですね。もう少し、宣伝してくれればいいのに。私は、こうして知る機会を得る事が出来ましたが、このインタビューの件がなければ、知らないままでいたかも。それはともかく、宇宙開発が前進できるように送ってみたいと思います。
雀部 >  私も、一歯科医として何か建設的意見を書いてきます。
 最後になるのですが、《星のパイロット》シリーズの続編を書かれるご予定は無いのでしょうか?次は《星々へのパイロット》シリーズになるのではないかと、みんなで予想しているのですが(笑)
笹本 >  星のパイロットは、ほとんど趣味だけで始めた話でした。で、あれに限らないんですが、笹本の作品コンセプトの一つに「アイディアの出し惜しみをしない」というのがあります。古くは筒井康隆にもある言葉ですが、要するに今思いつくかぎり最高のアイディアを投入するということ。
 彗星狩りは成り行きで持って行ったネタですが、ブループラネットはアイディア勝負の話でした。今のところ、それに続く新しいネタを思い付いていないので、なにかネタを思い付けば新作を書けるかもしれません。だけど、売れてねーしなあ。
 とりあえず目の前にエリアル(18)の締め切りが迫っているので、これで(14)から始めたネタをまとめるつもりなので、それに全力投球しなければなりません。
一同 >  この度はお忙しい中でのインタビュー、たいへんありがとうございました。
 『エリアル(18)』と『ほしからきたもの。2』、その他の新作もお待ちしていますのでよろしくご活躍ください。

>『星のパイロット』ブックレビュー
> NF104-A Space Pilot Trainer
>次期フラグシップミッションの提言
>笹本祐一“黙認”ファンページ「ジャンクヤード」

[笹本祐一]
 '63年生。大学在学中に『妖精作戦』でデビュー。以後<ARIEL>シリーズで人気作家に。
 '94年、H-II初号機打ち上げ取材後、M-V、アリアン、スペースシャトルなど精力的に取材し、日本で一番打ち上げを取材した作家となった。これらの体験を元にした『星のパイロット2・彗星狩り』で第30回星雲賞を受賞。宇宙作家クラブ会員。
[雀部]
48歳、歯科医、SF者、ハードSF研所員。
ホームページは、http://www.sasabe.com/
[彼方]
 コンピュータシステムのお守となんでも屋さん。アニメとSFが趣味。 最近、ハードなSFが少なくて寂しい。また、たれぱんだとともにたれて、こげぱんとともにやさぐれてるらしいヽ(^^;)ぉぃぉぃ  ペンネームの彼方は、@niftyで使用しているハンドルです。
[おおむら]
同人作家。ホームページは http://www.t3.rim.or.jp/‾yutopia/
[白田]
白田英雄:謎の宇宙関係者。
日本宇宙開拓史をアニマソラリスに連載していた。
魔法物語とヤーヴェイの翻訳も担当している。

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