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髪にまつわる二つのできごと
doru

その1
 姪っ子が小さい頃は近所の市がつくったセンターに3日に1度程度遊びにいってきました。

 センターからちょっと高いところにはたこ焼きが300円で売っていたり、私と姪っ子用に二つかったら、両方とも自分のだといってくれなかったり、春先にかきごおりを少し寒そうにしたりして食べてそれなりに楽しんでいました。

 初夏になるとじゃぶじゃぶ池で水着にさせて顔をつけさせないように水浴びさせていました。水遊びが終わった後、服着替えさせて靴下だけはかざすにいたら、はだしでリノリウムの床を走り回って帰ってきました。

 帰ってきてから昼寝させて、夕食をとり、風呂からあがって、姪っ子の足の裏を見ると20センチはあったでしょうか女の髪の毛が半分ぐらい姪っ子の足の裏に入り込んでいました。ちぎれないようにゆっくり抜いて切れずに抜けました。子供の足の皮は柔らかいのではいったのだねということになりました。でも風呂の後気がつかずにいたら髪は体内に入って血流に乗って心臓や脳にまわっていたら、大事な箇所で詰まって原因のわからないまま死んでしまったということもありうるますね。怖い髪の毛です。

その2
 私が朝起きて、顔あらって鏡を見ると目の中に1センチ毛が生えていました。するすると抜くと太いたぶん自分の毛が目の中から20センチぐらいでてきました。寝ているうちに毛がぬけて、目の中にはいったのだと思います。幸いにして見つかったのでよかったものの目の中に完全にはいっていたら、失明していたかもしれません。ちょっと怖かったです。

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