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幼女戦記

原作はカルロ・ゼン(日本人)によるライトノベル。
小説既刊14巻、コミック既刊30巻
どちらも完結していません。 
アニメは 2017年1月6日 - 3月31日 全12話
放映 シーズン1は、原作3巻途中までの内容を元にしてアニメ化された。

第壱話  ラインの悪魔
第弐話  プロローグ
第参話  神がそれを望まれる
第肆話  キャンパス・ライフ
第伍話   はじまりの大隊
第陸話  狂気の幕開け
第陸.伍話 戦況報告
第質話  フィヨルドの攻防
第捌話  火の試練
第玖話  前進準備
第拾話  勝利への道
第拾壱話 抵抗者
第拾弐話 勝利の使い方
閑話   砂漠のパスタ大作戦

幼女戦記 劇場版 は2019年2月公開
小説4巻終盤までが描かれた。

日本のエリートサラリーマンだった主人公は逆恨みで殺される。
創造主を名乗る存在Xは主人公に信仰心をもたせるために
20世紀初頭のドイツに近似した異世界に魔法使いの幼女
として転生させる。
存在X の台詞 
    非科学的な世界で
    女に生まれ
    戦争を知り
    追い詰められるがよい

★ ターニャ・フォン・デグレチャフ
9歳で士官学校卒業 帝国軍の航空魔導師士官として戦闘に参加
元 日本の30代のサラリーマン

★ヴィクトーリヤ・イヴァーノヴナ・セレブリャコーフ
帝国軍の航空魔導師士官
幼年学校卒の少女 ターニャの副官
ターニャより7つ年上

★ハンス・フォン・ゼートゥーア
帝国軍参謀本部戦務参謀次長。
軍人というよりも学者然とした人物。機動戦と兵站の権威。
なるべく穏当な条件で敗北することでしか
祖国の存続は図れないと確信。
帝国の存続のため、諸列強が驚愕する戦略を展開する。

★クルト・フォン・ルーデルドルフ
帝国軍参謀本部戦務参謀次長。
豪快かつ活動的な風貌
ゼートゥーアとは同期
国民世論や最高統帥府の要請に応え、
あくまで戦争による勝利を目指し続ける。

★創造主 / 存在X
創造主(神) を名乗る超越的な存在。
社会の発展に伴い無神論者が増えていることを危惧している。

主人公は、前世の記憶と能力を活かして
戦争を終結させるために活躍、目覚ましい戦績を挙げる
そのせいでかえって過酷な戦争に巻き込まれ悪戦苦闘する。

どうして!!! こうなった!!! が決め台詞。

ハードな戦争の描写
多国間で展開する目まぐるしい戦略
原作、漫画も面白いですがアニメも負けていません。
それぞれ良い所が有ります。
面白くも有り、争いは何故起きるかと考えさせてくれます。
文句なくお勧め出来ます。

★ 主人公とドイツの悲劇を防ぐ二次創作も出ています。
  愉快壮快と成ります(ご都合主義の権化ですが)

★ 貴族になったが、未来がヤバかった
https://ncode.syosetu.com/n3687bi/

★ 我らが帝国に栄光を
https://syosetu.org/novel/206232/

藤子・F・不二雄SF短編ドラマ

藤子・F・不二雄が描いた110以上のSF短編から実写テレビドラマ化された。

シーズン1 は2023年 4月-6月  
シーズン2は2024年 4月-5月  にNHKで放送された。

シーズン1

★ おれ、夕子
★ メフィスト惨歌
★ 定年退食
★ テレパ椎
★ 昨日のおれは今日の敵
★ 親子とりかえばや
★ 流血鬼 前後編
★ 箱舟はいっぱい
★ どことなくなんとなく
★ イヤなイヤなイヤな奴 前後編

シーズン2

★ 鉄人をひろったよ
★ マイシェルター
★ アン子 大いに怒る
★ 3万3千平米
★ あいつのタイムマシン
★ じじぬき
★ 旅人還る
★ いけにえ

★ メフィスト惨歌 
  悪魔との取引
  又吉直樹と遠藤憲 起用は成功。
  最後の又吉の表情は実写で無いと表しにくい。
  無表情の怖さが良く出ている。
  その前の悪魔の恨み節は長すぎる。
  ドタバタ劇になってしまう。
  原作はスマ-トに終わっているのに。

★ 定年退食
  食料が不足、高齢者の足切り。
  加藤茶 井上順 起用は成功。加藤茶特に良いのですが
  原作の雰囲気が今一歩足りない。

★ どことなくなんとなく
  人類絶滅、残された細胞から世界が再現されるが。
  原作に忠実なのですが、やはり雰囲気が今二歩足りない。
  これは「すごく不思議なお話」でしょう
  救いが無いお話でも有ります。

★ あいつのタイムマシン
  タイムマシンで現在を変更しようとする。
  これは良く出来てます。説明せず突き放し感も良い。
  「すこし不思議なお話」ですね。

★ 旅人還る
  宇宙の果てへ挑む、ハードSF? 最後はハッピ-。
  コンピューターは作品のイメ-ジどうりでした。
  やはり原作に忠実なのですが 今一歩。

★ いけにえ
  宇宙人の要求に振り回される人類。
  これは マズマズでした。
 
藤子・F・不二雄SF短編<PERFECT版> 全8巻
藤子・F・不二雄大全集 少年SF短編  全3巻
を再読しました。
原作は「すこし不思議なお話」とうたっていますが「すごく不思議なお話」も有ります。

ドラマは原作にほぼ忠実で有名俳優で纏めているのですが
今一歩感動出来ませんでした。
シーズン1よりシーズン2の方が良くなりましたがやはり今一歩。
原作の持つ独特の雰囲気が感じにくいのです。
実写ドラマ化の限界を感じます。
お話が映像化でよりリアルに成るほど違和感を感じます。
誰かが書いていたようにあの雰囲気は藤子F氏の絵で無いと駄目なのでしょうか。