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ゲッターロボ アーク

永井豪原作、石川賢とダイナミックプロ作画による漫画作品。
1974年から石川が執筆した「ゲッターロボサーガ」シリーズの最後の作品。

アニメは2021年7月から9月までAT-Xほかにて放送。

早乙女博士の跡を継いだ神隼人は武装化した早乙女研究所を率いて、昆虫型の敵・アンドロメダ流国との戦闘を繰り広げている。
敵がストーカ01と呼ばれる亜空間から侵攻してくる事が判明しストーカ01へ突入する。
亜空間の先に広がっていたのは2500年後の未来、拓馬たちはゲッター線の記憶から人造人間として蘇生された巴武蔵司令官に遭遇。
未来の人類がゲッターエンペラーと呼ばれる強大なゲッターロボ軍団に庇護され、進化の名の下に全宇宙を侵略、無慈悲な虐殺を繰り広げている事を知る。
その後、恐竜帝国へ帰還したカムイはクーデターを起こして帝国の実権を掌握、ゲッターの進化を断つべく地上への侵攻と人類の抹殺を開始する。

流拓馬(ながれ たくま)
流竜馬の息子でゲッターアークのパイロット。19歳。

カムイ・ショウ
ゲッターキリクのパイロット。19歳。性格は冷静沈着で冷血無比。
ハチュウ人類と人間との混血児。

第1話 天の鬼
第2話 運命さだめの子ら
第3話 アーク始動
第4話 美しい夜に
第5話 申し子
第6話 竜の末裔
第7話 ゲッター同盟軍
第8話 竜の血 人の心
第9話 突入!!
第10話 異星の聖戦
第11話 宿願
第12話 折り重なる刻
第13話 果てしなき戦い

石川賢の他の作品(以下2作品)と同様、神的存在が出現する。
迫力は充分だが最後は訳分からない結末(未完)となる。
想像力は全開、スケ-ル感には脱帽。

★虚無戦記、に編入された作品
虚無戦史MIROKU
新羅生門
忍法・本能寺 果心居士の妖術
5000光年の虎
ドグラ戦記
次元生物奇ドグラ
邪鬼王爆烈
スカルキラー邪鬼王

石川賢の過去の作品を同一世界観の物語としたうえで、多量の加筆によって一本の作品として再構成したもの。1999年から2000年にかけて、双葉社より出版された。
儒生暦という時間軸のもと、いくつもの時空(平安時代?近未来の日本と、何処かの宇宙)を舞台に、ラ=グースと呼ばれる宇宙規模の脅威となる存在と、それに立ち向かう勢力の戦いを描いている。

★真説 魔獣戦線
魔獣との闘いの後、真の敵、時天空(じてんくう)が登場する。
時天空(じてんくう)
『真説 魔獣戦線』の終盤に登場。地球が存在する宇宙を取り巻く空間を埋め尽くす存在。

録画文化の衰退

1970年代にVHSが普及し、テレビ番組を録画して保存する
文化が広まる。
テレビを録画するという習慣が生まれたのは、
テレビ番組が再放送・再送信がほとんどなかったからだ。
1900年代後半、DVDーRなどのディスク型記録メディアが登場し
録画したものを編集し、自分でディスクに焼くという方法論が広がった。
2000年代後半ブルーレイディスクが登場し、ハイビジョン番組を
1枚に6時間録画可能となった。
2020年代中盤、ストリーミング配信の定額制サービスが急速に普及した結果
2025年2月ソニーも録画用ブルーレイディスク(BD)の生産を完了。
(パナソニックは2023年2月で生産完了済み)まあ何処かは生産するでしょうが。
録画文化の終焉である。 
CMを含めたその時の風俗を示すものは残りにくい、「公式では残らない文化」
を残していくには、どうすれば良いのだろうか?

取りあえず録画用ブルーレイディスク(BD)を買い占めました(5年は大丈夫)
私の場合、様々な作品の良いシーンを取り出してダイジェスト版(自分の為の予告編)
を作成していますので、録画用ブルーレイディスク(BD)が無くなると大変困ります。

私のサブカルチャ- 1948-1963

NHKで『世界サブカルチャー史 欲望の系譜』が放送されました。
シーズン1(アメリカ編)
シーズン2「逆説の60-90s」(ヨーロッパ編)
シーズン3「日本 逆説の60-90s」
シーズン4「21世紀の地政学」

1950年代から2010年代の社会の変化や、
人々の欲望の変遷をサブカルチャーの盛衰を辿ることで
読み解く番組でした。

とても及びませんが私もアニメ、漫画を中心に振り返ってみます。
まずは1948年-1963年から。
個人的に感じた主な出来事(当然バイアスが掛かっています)

朝鮮戦争 (1950年?1953年)
サンフランシスコ講和会議、 (1951年)
第五福竜丸事件 (1954年3月1日) – 米軍のビキニ環礁水爆実験による放射性降下物を浴び、日本の遠洋マグロ漁船が被爆。
ゴジラ映画公開  (1954年)
売春防止法成立  (1956年)
人工衛星 スプートニク1号 (1957年)
東京タワー完成     (1958年)
伊勢湾台風による甚大な被害 (1959年)
ベトナム戦争 (1960年?1975年)
ソ連のボストーク1号人類初の有人宇宙飛行 (1961年)
女優のマリリン・モンローが死去。 (1962年)
キューバ危機。        (1963年)
米ケネディ大統領暗殺される  (1963年)

1959年(昭和34年)3月17日『週刊少年サンデー』『週刊少年マガジン』創刊、
週刊誌時代へ。
1963年7月8日『週刊少年キング』創刊

1963年(昭和38年)TV放送でアニメ番組が始まる。
1月1日 – 1966年12月31日  鉄腕アトム 全193話
4月7日 – 1965年4月1日  銀河少年隊(人形劇+アニメ) 全92話
9月4日 – 1964年2月23日  仙人部落 全23話
10月20日 – 1965年11月24日  鉄人28号 全97話
11月7日  – 1964年12月31日  エイトマン 全56話
11月25日 – 1965年8月16日  狼少年ケン全86話

アニメ映画は以下
1958年  白蛇伝
1959年  少年猿飛佐助
1960年  西遊記
1961年  安寿と厨子王丸
1962年  アラビアンナイト シンドバッドの冒険
1963年  わんぱく王子の大蛇退治
1963年  狼少年ケン

記憶に残る漫画は手塚治虫の 『鉄腕アトム、ゲルニカの巻』(1955年少年掲載)
マッドサイエンティストが改良した巨大カタツムリが東京を襲う。
防ぐアトムの取った行動は? 時間経過が直線的で無いので理解に苦しんだような記憶が。
しかし冒頭の映画的構図に感激、8ペ-ジの作品ですがセンスオブワンダ-に溢れた作品でした。現在読んでも面白い( 進歩が無い(^^; )
1963年のアニメ化では勧善懲悪、センスオブワンダ-要素少なく、がっかりした記憶

『少年ケニヤ』1951年10月-1955年10月 「産業経済新聞」(産経新聞)連載
1941年12月、英国植民地のケニヤに駐在していた村上大介と息子のワタル(10歳)捕虜になるのを恐れ、奥地へと逃れた。途中、ワタルは父とはぐれるが原始マサイ族の大酋長ゼガと出会い父を探してケニヤを彷徨う。
★こちらも荒唐無稽ですが、縦横無尽に活躍するワタルに拍手。
地底のロストワールドは迫力充分、最大の見所でした。
関連情報URL :http://011car.o.oo7.jp/syumi20/syumi20.htm

『宇宙特急』
1954年5月から1956年4月迄、689回が中国新聞等に連載された絵物語。
金属人間による地球侵略、話は横浜の宝石店に始まり、明神礁 、月 、 南極、東京、宇宙ステ-ション、月の裏側 、明神礁 、 月面基地、と移り大団円を迎える。
★荒唐無稽では有るのですがセンスオブワンダ-要素120%で
現在でも楽しく読めます。 
関連情報URL : http://011car.o.oo7.jp/syumi10/syumi10.htm

絵物語は、絵と文字表現を組み合わせたスタイルの読み物。
1940年代後半から1950年代にかけて大流行した。
手塚治虫以降のストーリーマンガの勢いに押されて廃れていった。
しかし手塚治虫は数々の絵物語、絵物語風作品を残している

『黄金のトランク』
1957年1月 -10月 「西日本新聞」連載

『オズマ隊長』
1961年8月-1964年10月 「サンケイ新聞」(産経新聞)

『S.F.FancyFree シリーズ』
1963年-1964年 SFマガジン連載

『ハトよ天まで』
1964年11月 -1967年1月 「サンケイ新聞」(産経新聞) 連載

『アトム今昔物語』
1967年1月-1967年1月 「産経新聞」 連載

★漫画より情報量の多い絵物語。絵物語と漫画のハイブリット、
上記作品の様に上手に使えば更に可能性が広がる筈ですが。

『宇宙船ガリレオ号』〈少年少女世界科学冒険全集 1〉(1956年、講談社)

3人の少年と著名な物理学者ドナルド博士は「ガリレオ号」で月を目指す。
絵物語を除けば最初のSF小説(ジュブナイルですが)となります。
★少年少女世界科学冒険全集を読み漁りました。
『宇宙船ガリレオ号』表紙は小松崎茂、胸躍りました。宇宙船が好きでした。
宇宙空間の写真、イラストも感動。

『ソレマンの空間艇』 石川英輔
1958年から1959年にかけて『大地底』というタイトルで
雑誌『子供の科学』に連載。
4万年前に地球を脱出したソレマン人の末裔と浅間山の火口で遭遇した、
山波先生と文夫少年。
宇宙艇に乗り組み 波乱万丈の宇宙旅行が始まった。
★本格SFの感触、脳波で動く宇宙船等SF大道具、小道具満載。楽しい作品でした。

『週刊少年サンデー』創刊
寺田ヒロオ『スポーツマン金太郎』、 藤子不二雄『海の王子』に注目。

横山光輝『伊賀の影丸』(1961年)、小沢さとる『サブマリン707』(1963年)
面白いのは間違いないです。読後残るものは少ないですが。

★まとめ 1948-1963
1945年第二次世界大戦終了、朝鮮動乱、アメリカの「マッカーシー旋風」米ソ冷戦、キューバ危機、ケネディ暗殺と危険な出来事が多々有りましたが、
何とか乗り越え?明るい未来が見えて来た時代でした
人工衛星が成功し宇宙開発が始まりました。私自身未来は(科学技術は)洋々としていると思っていたのですが、「光あるところ影が有る」トラブルが絶える事は有りません。