原作は、こやま基夫の「おざなりダンジョン」シリーズ漫画作品。
まず「おざなりダンジョン」が
「月刊コミックNORA」で1987年11月号から1996年11月号まで連載された。単行本は全17巻。
続編となる「なりゆきダンジョンは「月刊コミックノーラ」1997年2月号より
1998年9月号まで連載された。単行本は全3巻。
その後、以下が刊行された。
「おざなりダンジョン」より過去の話となる 「なおざりダンジョン」 単行本は全8巻
「なりゆきダンジョン」の続きとなる「おざなりダンジョンTACTICS」 単行本は全6巻
★ アニメは、OVA 「おざなりダンジョン 風の塔」として
1991年に東芝EMIより全3巻で発売、1993年にテレビ東京で放映された。
おざなりダンジョン 風の塔I「よろしくプレリュード(前奏曲)」
おざなりダンジョン 風の塔II「まだまだカプリッチオ(狂詩曲)」
おざなりダンジョン 風の塔III「おまたせコーダ(終章)」
長い物語ですので、アニメは駆け足、ダイジェスト風に成るのですが。
もうちょっと、何とか成らないでしょうか?
原作は素晴らしいのに、もったいないと思ってしまいます。
★SF調のファンタジー世界を舞台に、冒険者モカ・キリマン・ブルマンの3人組による活躍を描く。
モカ
関西弁で喋る戦士の少女。楽天的で喧嘩には滅法強い。
複雑な問題に直面すると力で強引に解決するが、本質を直感的に察する鋭さも併せ持つので、
結果的に良い方向に転がってゆく事が多い。
ブルマン(ブルー・マンジェロ)
小柄な男性、種族は猫人種。
優れた頭脳と高い技術力を持つ盗賊。
慎重な性格ゆえに、モカのお守り役に回ることが多い「パーティーの良識」。
キリマン(キリー・マウンテン)
魔法使い、性別不詳。種族は犬のようなカンガルーのような Inumoarukeba 。
無口な上にいつもボーっとしているため、何を考えているのか非常にわかりづらい。
加えて「誰とでも(モンスターやアンデッドが相手でも)友達になれる」
という意味不明な特技を持つ。本名はダンブルウィード。
かつて、伝説の魔導士であるヴァヴァラウドの弟子だった過去を持つ。
グレート・ソウル
マジック・アカデミーを統べる存在で、アストラルを生み出す昇華の儀式を
行う事ができる。世界を破壊する真竜に対して向けられた
小さな意識が同化することによって生まれた精霊。
★ギャグ調で始まるが、次第に重いテーマも現れ読み応え有る作品でした。
スラスラ読めて読後考えさせてくれる、優れた作品です。