月別アーカイブ: 2024年12月

株式会社マジルミエ

原作:岩田雪花、作画:青木裕による漫画。
2021年10月20日から『少年ジャンプ+』で連載中、既刊14巻。
アニメは第1期が2024年10月4日 – 12月20日
放映されました。全12話。アニメは原作の第5巻(33話)までとなります。

女子大生、桜木カナは内定がもらえず就職活動に苦戦中だった。
ある日、面接先で出会った魔法少女越谷仁美に導かれ、
ベンチャー企業である株式会社マジルミエに魔法少女として
就職することになる。
カナは、驚異的な記憶力を武器に、“怪異”と呼ばれる
自然災害に立ち向かっていく。

桜木 カナ(さくらぎ カナ)
まじめで、記憶力が良い努力家な性格
「些細な情報でも見逃さず」「多数の情報を瞬時に記憶、思い出すことが可能で」
「それら全てを律儀に報告出来る」能力により情報処理要員として活躍していく。

越谷 仁美(こしがや ひとみ)
株式会社マジルミエの専属魔法少女。良家のお嬢様育ちだが、ヤンキー的な性格。
魔法、魔道具を扱うセンスと運動能力は目を見張るものがあり、天才肌。

重本 浩司(しげもと こうじ)
株式会社マジルミエの社長。
魔法少女のコスチュームに身を包んでいるが男性。

第1話  株式会社マジルミエへようこそ
第2話  ホーキなんて楽勝だから
第3話  ウチの美学
第4話  ホイホイできただろ
第5話  協働業務
第6話  ミヤコ堂の魔法少女
第7話  結果と美学
第8話  魔法業界EXPO
第9話  仲間
第10話  銀次さん
第11話  アカネ燦然
第12話  一人とチーム

業務終了。魔法少女ものに、経済の概念を導入。
重本 社長曰く「大きすぎる魔法は 変異を更に強くするんです」  
怪異が強力になる、耐性菌が登場する理論と同じですね。
効率、利益重視か、理想的解決策を手間暇かけても模索していくか。
災害防止の影で主導権争い、利権獲得が蠢く現実。
様々な事を考えさせてくれる良い作品と感じます。

GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊

1991年10月発売された「士郎正宗」の漫画1巻を原作としている。
アニメ映画は1995年11月18日に
監督「押井守」脚本「伊藤和典」で公開された。

2029年、
荒巻大輔を責任者、サイボーグの草薙素子少佐を隊長とする非公然で首相直属の
特殊部隊・公安9課、通称「攻殻機動隊”が誕生した。
正体不明の国際的ハッカー「人形使い」を追う公安9課。
紆余曲折の末、完全な生命体になろうとした人形使いと融合した草薙素子。 
彼女の前には未知なる情報の海が広がっていた。

公安9課  内務省公安部内に設置された、内務省・首相直属の総合的な防諜機関。
俗称は「攻殻機動隊」

草薙素子(くさなぎ もとこ)
公安9課の現場指揮官にして実質的なリーダー。
かつて軍に属していた過去から、軍所属時の階級である「少佐」と呼ばれる。

荒巻大輔(あらまき だいすけ)
公安9課の課長。優れた政治的手腕と豊富な人脈を有する。

バトー
公安9課所属。男性型高出力義体を持つパワー型サイボーグ。

29年前の作品ですが、見応え充分。 
「企業のネットが星を被い、電子や光が駆け巡っても国家や民族が
 消えてなくなる程情報化されていない近未来」
電脳世界、戦闘シーン迫力十分。
監督「押井守」脚本「伊藤和典」の鉄壁コンビ。
娯楽性と哲学性のバランスも最高。
漫画原作とは若干方向性が違いますが、アニメの方が更に好印象でした。

機動警察パトレイバー the Movie

原案  漫画家 ゆうきまさみ
監督  押井守
脚本  伊藤和典
1989年7月15日劇場公開

1999年夏。自衛隊の試作レイバーが突如無人のまま暴走するという事件が発生する。しかし、それは相次ぐ事件のほんの幕開けに過ぎなかった。
何者かが仕掛けたコンピュータウイルスによって、都内各所で作業用レイバーが
次々と暴走。
特車二課が調査に乗り出した。コンピュータ・ウイルスが仕掛けられた計画的犯罪で、
頭脳を操るコンビーュータOSのHOSが関係しているとわかる。
東京湾では今世紀最大の洋上工事計画=バビロン・プロジェクトが推進していた。
その洋上プラットホームは方舟。
一定の風速を越えた際に生じる高周波でHOSが暴走する事が判明。
そして超大型台風が東京湾に接近する。
特車二課の面々は台風上陸前に方舟を解体しようと乗り込むが、
作業途中でHOS搭載済みのレイバー達が暴走を始めてしまう。
襲いかかるレイバー達。その中でなんとか方舟の自己崩壊システムを起動、
方舟は崩壊し危機は過ぎ去った。
救援に駆け付けた後藤らのヘリコプターを発見した野明は、
満面の笑みを浮かべて手を振るのだった。

泉 野明(いずみ のあ)
1978年12月17日生まれ、20歳(1998年時点)。
高校卒業後に入庁、第2小隊へと配属。性格は快活で人当たりも良好。
強い正義感も持ち合わせており、時に後藤の命じる危険な任務にも躊躇はみせない。

篠原 遊馬(しのはら あすま)
一号機の指揮担当。レイバー製造企業「篠原重工」の御曹司。
性格は冷めた皮肉屋で口も悪いが、相棒である野明に対しては優しい心遣いを見せる。

後藤 喜一(ごとう きいち)
特車二課第2小隊隊長、三白眼、緩めたネクタイにサンダル(水虫のため)
がトレードマークの飄々とした昼行灯。
一癖も二癖もある人員ばかりの第2小隊をもまとめあげ、警察上層部との政治的交渉でも必ず自らの意を通すやり手。

太田 功(おおた いさお)
イングラム2号機操縦担当者。直情径行の正義漢。
過剰な現場主義と頭に血が昇りやすい性格のため、
命令や指揮を無視して暴走をすることも多い。

香貫花・クランシー(かぬか クランシー)
2号機のバックアップ
ニューヨーク市警察から半年間、研修のため特車二課に
派遣されてきた日系3世の女性警察官。

レイバー、それは産業用に開発されたロボットの総称である。
主に建築土木の分野に広く普及したが、レイバーによる犯罪も急増。
警視庁は特科車両二課パトロールレイバー中隊を新設して、これに対抗した。
通称、パトレイバーの誕生である。

25年前にハッカ-犯罪を取り上げた作品。
しかし第2小隊は魅力的な人達ばかりですね。
イングラムに愛情を注ぐ泉 野明。
御曹司でありながら、腰の軽い篠原 遊馬。
権謀術数おまかせの理想的上司後藤 喜一。
血の気の多い太田 功。
その太田よりも危険なクールビューティー香貫花・クランシー。

前半はレイバー暴走謎の解明、後半方舟でのバトルシ-ン。
合間の帆場暎一の転居(26回)を捜索した刑事と後藤隊長との会話。
(松井刑事)
 それにしても奇妙な街だな、ここは。あいつの過去を
追っかけてるうちに、何かこう時の流れに取り残されたような、
そんな気分になっちまって。
ついこの間まで見慣れてた風景があっちで朽ち果て、
こっちで廃墟になり、ちょっと目を離すときれいさっぱり消えちまってる。
それにどんな意味があるのか考えるよりも早くだ。
ここじゃあ過去なんてものには、一文の値打ちも無いのかも知れんな。
(後藤隊長)
 俺たちがこうして話してるこの場所だって、ちょっと前までは海だったんだぜ。
それが数年後には、目の前のこの海に巨大な街が生まれる。
でもそれだって、あっと言う間に一文の値打ちもない、過去になるに決まってるんだ。
たちの悪い冗談に付き合ってるようなもんさ。
 帆場の見せたかったものって、そういうことなのかも知れんな。

見応え十分な作品でした。