よくわからない映画を二本(汗;)寓意をたっぷり含んだ不条理ファンタジーとでも言いましょうか。見る人によって様々な見方が出来る映画です。SF界隈では、相当ヘンテコな映画として知られる、バラード原作の『クラッシュ』がわかりやすく思えるくらい変。
だもんで、ヘンテコな映画がお好きな方には大推薦(笑)
『ロブスター』2016年3月公開、ヨルゴス・ランティモス監督作品
独身であることが罪である近未来。独身者は強制的にホテルに送り込まれ、そこで一ヶ月半以内に自分と同じ欠陥を持っているパートナーを見つけなければ、動物に変えられて森に放たれてしまう。そしてホテルの独身者が、その動物たちを狩ると動物に変えられる期限が一日延びるというおぞましさ。独り身のデビッドは、変身後の動物にロブスターを選び、ホテルにいる女性と、偽りのマッチングを試みるが……。森に逃亡した独身者たちのグループもでてきますが、こちらはこちらで別のおぞましさがあるという(汗;)
『動物界』2024年11月公開、トマ・カイエ監督作品
フランス・ベルギー合作ですが、フランス映画ぽい。ベルギー映画はよくわかりません。ドラマはみたことがあるけどなぁ(汗;)
原因不明の奇病により、人間の身体が徐々に動物と化していく事態が勃発して二年余り。変身後のさまざまな種類の「新生物」は施設で隔離されており、主人公の妻もそのひとりだった。ある日、移送中にクルマの事故が起こり、「新生物」たちが森に放たれてしまう。主人公は森で妻を探そうとするが16歳の息子の身体にも「新生物」になる予兆の変化が現れてしまう……。
その後、息子と「新生物」に変身した妻(息子にとっては母親)との出会いや、息子と父親の情愛も描かれます。徐々に変化していく様子や、変身後の「新生物」は、本当に心まで動物になってしまうのかは詳しくはわかりません。まあ、動物の身体に人間の精神が宿っていたら、だからどうなんだという問いと、そもそもそういう問いは人間の傲慢さの現れではないのかという疑問も(汗;)
