『わたしのグランパ』2003年4月公開、東陽一監督作品
独断と偏見のお薦め度☆☆☆☆『時をかける少女』と同じく筒井康隆原作小説の映画化作品。読者の期待を裏切らない展開で、筒井作品初心者にもお薦め。
中学校でいじめを受けていた五代珠子は、ある日、同級生にいじめられているのを刑務所から出所してきた祖父に見られてしまう。最初はいじめを隠そうとしていた珠子だが、祖父の正義感や優しさに段々と感化されていく。しかし、祖父の昔のもめ事が原因となって、珠子は誘拐されてしまう……
『敵』2025年1月公開、吉田大八監督作品
独断と偏見のお薦め度☆☆☆☆ 全編モノクロ
こちらは、筒井先生らしい不条理劇(笑)
妻に先立たれ、やもめ暮らしをしている元フランス文学の大学教授であった儀助。几帳面な生活スタイルを貫く儀助だったが、ある日、パソコンに「敵がやって来る」というメッセージが届き、日常が揺らぎだす。現実と譫妄(?)が錯綜した展開は不穏な空気を醸し出していて心がザワザワします。
はたして儀助にとっての「敵」とは何か。そして自ら求めるものは何でしょうか……
吉田監督と主演の長塚京三インタビュー
長塚京三さんといえば、我々の世代にはソルボンヌ大学出身ということで馴染みがありますね。そういう背景も加味した人選なのかなと思いました。当たり役といってもよい演技だと←何を偉そうに(汗;)
