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書評本(森下一仁先生インタビュー関連)

森下一仁先生著者インタビュー関連本の紹介。
そもそも「アニマ・ソラリス」での著者インタビューは、SF作家の先生方に対する好奇心と、現在活躍しているSF作家の方々、及び私が読んで面白かった作家の方々を記録として残しておきたいなあという動機で始めた物でした。書評はおろか感想文としての体裁をなしていないことも多々あるとおもいますが、ご容赦を。でも、たまには良いこと資料価値のあることもうかがっています(笑)
とりあえず、今後50年程度はネットで閲覧できるように準備はしてあります。

『ニッポンの書評』書影

『ニッポンの書評』豊崎由美著
’11/4/20、光文社新書、740円
SFファンには、大森望先生との共著『文学賞メッタ斬り!』シリーズでお馴染みの豊崎由美先生の書評論です。
豊崎先生の「大八車(小説)を押すことが書評家の役目」というのは、けだし名言。
対象書籍に対する愛情は必要でありますねえ……
著者インタビューでも、同じ心構えで臨みたいと心しておりますが、実現できているかどうかは不明であります(汗;)
豊崎由美公式ブログ「書評王の島」


『JUST IN SF』書影
『JUST IN SF』牧眞司著
’16/5/20、本の雑誌社、1700円
東京理科大SF研出身の牧眞司先生の書評集
お手本(というかSFふぁんとして羨ましい)としている理系SFファン、牧眞司先生の書評集。
理系なのにスリップ・ストリーム系にも明るいし、評論のセンスと目の付け所の良さはいつも参考にさせてもらっています。
牧先生の「WEB本の雑誌-今週はこれを読めSF編」


『思考する物語』書影
森下一仁著
’00/1/20、東京創元社 KEY LIBRARY、2000円
そもそもSFはどういうものであったのだろうかという疑問から、SFというジャンル全体を俯瞰した評論集。
特に脳神経学や認知科学の分野で使われる「フレーム理論」を用い、SFはどういうものかと説いた論説は当時すごく話題にのぼりました。
私も、やたら感心・感動した覚えが……


「ナンクロメイト 7月号」書影
森下一仁先生の「オモシロ本の世界2」が掲載されている「ナンクロメイト」誌
7月号では、『シマイチ古道具商 春夏冬人情物語』『万次郎茶屋』『愛しのオクトパス 海の賢者が誘う意識と生命の神秘の世界』を紹介されています。
ちなみに牧眞司先生の「オモシロ本の世界1」も掲載されていて、こちらは『竹取物語 かぐや姫のおはなし』『オリエント急行殺人事件』『不在の騎士』を紹介されてます。


『小説 推理』7月号
『小説 推理』7月号 双葉社、特別定価:910円
森下一仁先生の書評「今月のこの一冊 SF」が掲載されている『小説 推理』誌です。
7月号では、ケン・リュウ著『母の記憶に』、宮内悠介著『あとは野となれ大和撫子』、ウィル・ワイルズ著『時間のないホテル』を紹介されています。
7月号

「ああ、懐かしの昭和30年代」

 6月4日(木)午後に、FM自主製作番組の収録をしてきました。アニマ・ソラリス企画の「NHK SF系ラジオドラマ」紹介のラジオ番組版です。
 収録場所は、「ゆめウェーブ」スタジオで、同局のアナウンサー金輪さんと、友人の杉野さんと私です。
 一時間番組で、放送予定日は、6月20日(土)12:00~、7月21日(火)19:00~、8月13日(木)13:00~の3回です。
 「ゆめウェーブ」スタジオ写真
 放送エリアは、東部福山市、笠岡市、井原市、浅口市です。当該地域の方はぜひ聞いてみて下さいませ~ 

らっぱ亭?@RappaTeiさん、SFマガジンデビュー

SFマガジン'14/12月号書影

「アニマ・ソラリス」での著者インタビュー(『血液魚雷』『どんがらどん』)でお世話になったり、濃ゆいラファティ研究サイト(「とりあえず、ラファティ」)でも有名な、松崎健司さんが、翻訳家・ラファティ研究家として、SFマガジンデビューを果たしました。
松崎さん、おめでとうございます。(^^)//””””””パチパチ


SFマガジン'14/12月号目次 目次から判ると思いますが、翻訳家としては、「カブリート」翻訳。
研究家としては、「ラファティ未訳オススメ短編20選」と「新世紀ラファティ結社」の二つを上梓されてます。


お医者さんで翻訳家というと、初期のディスクワールド・シリーズ(三友社版)、テリー・プラチェット著『死神の館』『魔導士エスカリナ』『三人の魔女』などの翻訳者である、久賀宣人さんが有名ですが、松崎さんもこれからも本業と共に、ラファティ翻訳家・研究家として名を馳せて欲しいものですね。


こちらは、かつとんたろう氏による酉島伝法トリビュート同人誌『酉ビュート』なのですが、“酉ビュート”部分が、”(C)らっぱ亭”となっているんでご紹介しました(笑)
なお、カバーが本に対して微妙に短いのは、かつとんたろう氏によるとだんだん大きくなるハヤカワ文庫に対する抗議の印とのことでした。
『酉ビュート』書影

『サンダーバード』(国際救助隊)

言わずと知れた1966年NHK放映のSF人形劇。『ウルトラQ』も同年放映で、高一だった私は、毎週楽しみにして見てました(友達も同様) 当たり年でしたねぇ。

昨日、契約しているスカパーの”Super! dramaTV”から、突然プレゼントが送られてきました。特に応募とかはしてないんですけど、ランダム抽出で当選したようです。まあ、こういう驚きは、大歓迎なのですがヽ(^o^)丿



携帯のマルチ充電器のようですね。
もったいないから、たぶん使わないぞ(笑)

「本の雑誌 346号」

本の雑誌 346号特集=早川書房に行こう!
突撃ルポ●おじさん三人組、大森望氏と早川書房に行く!
東京創元社編集部が選ぶ私の偏愛ハヤカワ本!
早川書房社史濃縮版 立志篇~疾風怒濤篇
早川書房OB翻訳者列伝
座談会●早川書房入社試験問題をつくる!
イラスト:coco


「本の雑誌 346号」目次 ということで、SFファンにはお馴染みの早川書房襲撃篇(笑)
 なんたって凄いのは、東京創元社の編集部員に「偏愛ハヤカワ本」を聞いている。恐るべし「本の雑誌」編集部。次回は、ぜひ反対のパターンをお願いします(早川編集部に東京創元社の偏愛本を聞く!)
 石亀さんの選んだのは、ブルース・スターリングとフォレスターから一冊ずつ。佐々木女史は、ロアルド・ダールとジャック・ヒギンズ。古市女子は、カポーティとレジナルド・ヒルとナンシー・クレス。古市さんは、偏愛本の引き合いに波多野鷹氏の『都市に降る雪』を出してくるなど、かなりのマニア。←歳が分かるかも(笑)
 恐るべし東京創元社編集部。