『星群96号』

石飛卓美・中西秀彦・堀洲美安/伊藤猛・雫石鉄也・雀部陽一郎・山崎隆史・石坪光司(著)、アマゾンオンデマンド、2026.9.3、1100円(税込)
 今号は次の3つの小特集を組みました。
1.【AIと創作】
  今号はたまたまですが、AIテーマ2短編が寄稿されました。そこで、作者に加えて表紙担当者にも参加してもらい、「AIと創作」をテーマに小特集としました。

2.【石飛卓美】
  星群の代表から、昔の記念文集に石飛氏のSSが二編あり転載可否について連絡。「Anima Solaris」の雀部さんより『雲魂参拾四』で石飛氏については話しするので、星群時代に関する情報提供の依頼あり。このシンクロニシティ的な縁を感じ小特集を組みました。

3.【星群ノヴェルズ】
  1977年に星群ノヴェルズ第一号を発行して、来年で50年になります。星群祭の名物企画「星群ノヴェルズ批評」から幾人かのプロが旅立ちました。そこで、95号掲載の「星群の会54年の歩み」に引き続き「星群クロニクル」的な意味も含めて表紙で振り返りました。合わせて、堀洲氏の短編。雫石氏の短編とショートショートを掲載をお楽しみください。

特集① AIと創作 【小説】
「プロンプト祝詞」     中西 秀彦
「電子図書館のゴースト」  ChatGPT
「静寂の水滴」       石坪 光司
 【コラム】
「AI小説への招待」     中西秀彦
「画像生成AIと『自分の絵』山崎隆史
「生成AIはSF創作の友になるのか」石坪光司

特集②《石飛卓美》
 【エッセイ】 「石飛と私の出会いについて」 伊藤猛
 【ショートショート2編】 石飛卓美
  「予知電話」「老人式」石飛卓美
 【レポート】
 「第34回出雲『雲魂参拾四』参加レポート」 雀部陽一郎
特集③ 《星群ノベルズ》
 「星群ノベルズの航跡」
 「星群ノベルズ 表紙&インデックス」

【短編】
 「死児の眠る島」 堀洲美安
 「絶望のロシアン・ルーレット」 雫石鉄也
【ショートショート3編】   
「斬れる」「彼女は北へ帰った」「不思議な集団」雫石鉄也

六塔掌月先生の作品掲載誌(アンソロジー『真子と鏡』関連)

『The Typewriters 第五号』2025.9.5、あだん堂、2750円(税込)
編集長:ロナルド始澤、表紙:板守二未『未来の相棒』
【小説】
 六塔章月『塔』
 東谷駿吾『猫系彼氏のルゥ王子』
 三浦新『取り憑き踊りて喰うもの(前編)』
【エッセイ】
 ロナルド始澤『ザ・タイプライター・ダンディ #6 仏には桜の花をたてまつれ』
 せつこ。『ふとしたときに』
 あだん堂ゆき『読者は読心理の達人じゃない。』
【コラム】
 野沢文哉「足立正生監督との出会い ―『第2回テロ審議会』と映画『断食芸人』の思い出」
 藤和『ギャラリーに行ってみよう!』
【インタビュー】
 長澤正紀『クリエイターと同じ目線で』
【ブックレビュー】
 「The Typewriters Book Review」

『季刊A.R.P.L.A.4月号: 九龍城塞』、touhukan (編集)
「思想・哲学・文学・芸術の会」著、2025.3.31、Kindle版500円(税込)
Association of Religion and Philosophy and Literature and Art.
略して『A.R.P.L.A.』は2025年の2月に5周年を迎えました。
そんな中、何か形に残るものを作ろうと企画、この本が出来ました。
今回、サーバー内のメンバーから寄稿者を募り、全1,000ページを超える内容は、エッセイや小説、論文から漫画や短歌と多くのジャンルがごっちゃになって、とても楽しい1冊になっております。(以上、アマゾンの紹介から)

六塔掌月著「「泣いている人を探す」収録

クィーン・エリザベス号の図書室

日本の書籍。昔の飛鳥Ⅱ(現在より蔵書がかなり多かった)の図書室より日本の本も多い。

二階の書棚、かなり大きくて高さもある。

二階から一階の受け付けを望む。

図書室の螺旋階段。 ここから二階に上がれる。ちょっと圧倒された(汗;)

「まどいのいきもの-銀河生物観察記-」永田礼路著(ビッグコミック8月増刊号)

日常系SFヒューマンドラマ「まどいのいきもの-銀河生物観察記-」
永田礼路著(ビッグコミック8月増刊号)連載第九回「透過する隣人」
薄羽医院を訪れた患者さん。肺腔内に「ガラスイソギンチャク」が寄生。
特にこれといった害はなさないのだが、年単位で寄生していると宿主の体の一部が半透明化してくる。

単行本化記念インタビュー、あります。
著者インタビュー:永田礼路先生

SFファンジン・データベース(2026年度版)

SFファングループ資料研究会謹製
SFファンクラブ探訪「SFM同好会/宇宙気流」の際にも関連書籍としてご紹介した、森東作氏製作のデータベース2026年度版です。森東作さま、毎年ご苦労様です。ありがとうございました。
登録概要:
1,グループ数:791グループ(昨年より33グループほど増えてる)
2,ファンジン種類数:1788種(79種ほど増えてます)
3,ファンジン点数:9322点(725点増えてます)
4,記事件数:166,935件(全項目において8,224件増加してます)

「まどいのいきもの-銀河生物観察記-」永田礼路著(ビッグコミック6月増刊号)

日常系SFヒューマンドラマ「まどいのいきもの-銀河生物観察記-」
永田礼路著(ビッグコミック6月増刊号)連載第七回「ラブ・ジャミング」
薄羽医院のテナントビル、医院は2F、1Fは喫茶店で、3Fには熟女バーが(笑)
今回はその喫茶店の渋いマスターと奥さんの恋の軋轢(笑)
最近なぜか医院では電波状況が悪く、度々スマホが通信不能になってしまうのだが……

「単行本第一巻、5月29日ころ発売!」とあります。
なんじゃ、「ころ」とは?(笑)

筒井康隆先生(笑犬楼さま)関連書籍

『筒井康隆、自作を語る』筒井康隆著
2018.9.19、早川書房、1430円(税込)、Kindle版911円(税込)
日本SFの黎明期における同人誌〈NULL〉の創刊と、その掲載作「お助け」が江戸川乱歩に発見されての商業デビュー。『時をかける少女』などのヒットや「浸透と拡散の時代」を経て、エンタメ小説黄金期における大活躍と断筆宣言。そして日本文学界の大家となり「最後の長篇」の執筆に至るまで――半世紀を超える作家生活を自ら語り明かして第50回星雲賞を受賞した豪華インタビュー集。


『別冊NHK100分de名著 フィクションの超越者 筒井康隆』著者:中条省平、池澤春菜、菊地成孔、大森望
2025.7.26、NHK出版、1100円(税込)
第1章 革命と内宇宙のリズム――『脱走と追跡のサンバ』中条省平
第2章 拡張と回帰の物語――《七瀬シリーズ》池澤春菜
第3章 夢と虚構の純文学へ――『エロチック街道』菊地成孔
第4章 超虚構の到達点――『虚航船団』大森望


『筒井康隆自伝』筒井康隆著
2025.10.24、文藝春秋、2090円(税込)
91歳、最後の文豪の途方もない人生。「この自伝は極力、自分が見聞きし体験したことに限っている。」
毒舌は健在(笑) 俳優としての筒井康隆氏の活躍や、氏の作品を貶した諸氏への強烈な反論など読みどころ多々です。


『筒井康隆、九十歳のあとさき:老耄美食日』筒井康隆著 2026.4.22、新潮社、1815円(税込) 2024年3月23日。数々の傑作話題作を著した八十九歳の作家は、老いと戯れながら、愛妻や仕事仲間と美食を楽しみ、『百年の孤独』等現代文学を論じて倦まずにいたが、この日自宅で転倒して車椅子の生活となった──。しかし不敵きわまる作家魂でその日々を赤裸かつ挑発的に描き続けた空前絶後の老文豪リアルライフ!

『フールナイト』安田佳澄著

『フールナイト』安田佳澄著
2021.3.30、小学館、715円(税込)、Kindle版693円(税込)
ぶ厚い雲に覆われ陽が差さなくなった遥か未来の地球。冬と夜ばかりが続きほとんどの植物は枯れてしまった。
人々は「転花」技術に希望を託した。「転花」とは植物の代わりになるように人を植物に変える技術のことである。
死期の近い者の肉体に「種」を埋め込んでその者の魂を糧に植物が生長する。転花した人間は約2年の時をかけて様々な植物になる。
転花したモノを総じて「霊花」と呼ぶ。酸欠状態の地球上で、「霊花」が微弱な光で酸素を生成し、それで人類がなんとか生存しているのだ。転花する者には国から1000万円の支援金が支払われ、霊花になってしまうまでの2年の余生をそれで過ごすのだ。
 第一巻は、転花した父親を探す女性ピアニストの話。なぜ探しているかというと……

 ビッグコミック・スペリオール誌の連載で『フールナイト』を読んでます。
 転花の手術を受けたトーシローという青年が主人公で、彼は転花して間もない霊花に近づくと、霊花が何を考えているか、ある程度感ずることが出来るのだった。
 直近の粗筋はというと
スペリオール[10]
 財をなした家系の娘である「蓬莱マドカ」の霊花を探して欲しいという依頼。
 どうもVIPの霊花が集まっているトキノ植物園にあるのではないかと……
スペリオール[11]
 霊花を探してトキノ植物園の未捜索の建物に侵入した二人は、道に迷ってしまうが……
スペリオール[12](2026.6.12)
 道に迷ったのは、建物内部の構造が変化しているのではないかと気づいた二人の前に現れたのは……

『SF大会は関西から始まった』DC5 四〇周年記念出版

(ファン活動のはじまりといま)

四〇周年企画発起人:岡本俊弥、沖田郁夫、小浜徹也、牧紀子、三村美衣、山根啓史
2026.5.22刊、編集人:岡本俊弥、装画:おがわさとし


【目次】
☆は、特集記事です。特集記事内の目次は割愛しました(汗;)
「関西のSF大会 そのロードマップ」
「筒井康隆インタビュー」すべての始まり
「SF入門のころ」眉村卓
「堀晃インタビュー」DAICONは大人の大会だった
「宇宙塵と関西 DAICONは筒井康隆から始まった」岡本俊弥
「青木治道×石坪光司インタビュー」DAICON2は青少年が席巻した
「DAICON2は若者の大会だった」岡本俊弥
☆「SHINCON特集」
大会までと大会プログラムの全て(筒井邸1973~大会当日~NULLその後、大会は二日間続く舞台だった)
「二度と聴けないあのー地獄八景」かんべむさし
「山下洋輔×筒井康隆 激突四〇分一本勝負」堀晃
「パネルディスカッション SFの浸透と拡散」岡本俊弥
「悪夢のような寓話 筒井康隆の『スタア』」星新一
「大野万紀×岡本俊弥×小笠原成彦×水鏡子」50年後の実行委員会
「武田康廣×高橋安司インタビュー」SF大会で万博をやりたかった
「アホな思いつきを大真面目にやるDAICON3 DAICON4の熱狂」上村靖宏
「DAICON5までの日本SF大会」小浜徹也
☆「DAICON5特集」記事の詳細は、最後に画像で入れてます。
「ホーガン来日のあと」小浜徹也
「DAICON5 スタッフの手記から」三村美衣・編集
「山本弘幸+山本陽子インタビュー」霧に沈む戦艦フェリーまや丸とDAICON6
「池田武インタビュー」祭り囃子が聞こえる だんじりの街のDAICON7
 編者あとがき
「解説」大森望
記事
 関西のSF大会 そのロードマップ/ファングループとSF大会/SF大会の参加者数推移/出版点数とSFファンの関係 /出版点数とSFファン そのあと/SF大会における団塊の世代


 

 大変な労作を献本して頂きました。ありがとうございます。