■読切短編小説　
『戦士たち』　高本　淳

　宇宙論連載にあわせてお届けする短編作品第三弾。魔王の闇がせまりつつある中つ国。破滅の運命から世界を救うべく亜獣が跳梁する剣と魔法の大地を旅する『勇者』とその仲間たち。彼らの前にたちはだかる邪悪な呪いの正体とは……？>>

■レム氏追悼ブックレビュー[４]
『砂漠の惑星』
「逆進化」(未訳)　

　７月号に引き続き、レム・ファンの栄村さんとのブックレビュー中盤です。まだ頑張ります(笑) 　
　今回は、レムのコンタクト物の中から、『砂漠の惑星』と、同じアイデアを発展させた「逆進化」(『ワン・ヒューマン・ミニット』収録)に絡めて、現代の兵器事情とかテポドンについて考察してみました(笑)。>>

■著者インタビュー
『ミッションスクール』
『やみなべの陰謀』　
田中　哲弥先生

　　スパイアクション、ホラー、ファンタジイ、アメコミ、純愛ロマンという５つのジャンルフィクションの定型による規格外の学園ラヴストーリーが収録された『ミッションスクール』とタイムスリップものの傑作『やみなべの陰謀』の著者、田中哲弥先生の魅力に、お馴染みケダさんと迫ってみました。田中先生といえば《大久保町》シリーズが有名ですが、なぜこういういわば外した作品をお書きになったか、そこらあたりの面白い話もお聞きできました。 >>

■シャンダイア物語
第六部　統治の指輪
第二十一章　北風

　　エルセントの北で待機する二人の将、マコーキンとパール。さらに二人と行 動を共にする事になった魔術師ミリア、皇子ムライアック、シャンダイアの外 交官達。そしてそれらの人々の運命を繋ぐ暗殺者に、陰謀渦巻く夜が来る。>>

■zの彼方へ〜 SF読者のための宇宙論入門
第5回　ビッグバン　

　膨張していた宇宙を逆にたどっていけば、ひとつの点に行きつきます。
このいっかしょから宇宙が発生した現象のことをビッグバンといいます。
今でこそビッグバンという呼び名は結構有名になってますが、元々はあまりにもとっぴょうしないアイディアを揶揄した表現でした。>>