Chicken1 by はるやっち
contents

◆SFファンクラブ探訪

◆著者インタビュー INDEX

『鯉姫婚姻譚』

藍銅ツバメ先生

今月の著者インタビューは、『鯉姫婚姻譚』で、日本ファンタジーノベル大賞2021を受賞された藍銅ツバメ先生です。 SFとして読んだ『鯉姫婚姻譚』とか、お好きなゲームについてとか、 お好きな妖怪や執筆中の近刊予定についてもうかがっております。

◆ブックレビュー

たなかなつみ自作を語る

たなかなつみ

今号から短期連載作品「ラブライフ(仮)」の掲載が始まった、たなかなつみ先生。 「アニマ・ソラリス」創刊当時から超短編を投稿下さっている、たなか先生に超短編分野の現状とか、 ご自身の活動状況についておうかがいしました。

告知:第十回文学フリマ大阪(2022/09/25)

◆ 読切短編小説

SFの小箱(5)質量保存の法則

小林ひろき

宇宙船の中で生まれた赤ん坊。増えた乗客に必要な酸素はどうするのか。難しい選択を迫られた船長のとった行動とは……

探偵助手は闇の中

稲葉小僧

俺は斎場八十一、35歳、某探偵事務所の調査員だ。 昔から俺を知っている友人たちは、見た目が全然変わってないと不思議がる。 格闘術にも自身があった俺だが、依頼のあったストーカー調査の際に、不覚にもノックアウトされてしまう……

シュレーデゲンの穴

V.オーマー / 白田英雄

回転するカーのブラックホールの周りでは、時空が引きずられて歪むことが知られていますが、それを確かめる実験に挑戦した博士の命運は……

V.オーマーさんの描く、新作ハードSFショートショートをどうぞ。

◆ 連載長編小説

ラブライフ(仮)

1.返金は不可でございます

たなかなつみ

「アニマ・ソラリス」では新分野のSF系ラブコメBL。 2011年『超短編の世界』のインタビューで、たなかさんが言及されていた作品をやっと上梓することが出来ました。 辺境小惑星の独身男とセクサロイドとの軽妙なやり取りをお楽しみ下さい。


ようこそ大宇宙へ!  超古代の巨大宇宙船で宇宙を征く

『第五章 超銀河団を超えるトラブルバスター』

「第四十二話 超銀河団を渡る話」

稲葉小僧

何も無いはずの超銀河団間空間を渡っていたガルガンチュアが遭遇したダイソン球殻天体。 その支配者たる植物生命体種族ごと引っ張って超銀河団の暗闇を越えていくと、 たどり着いた別の超銀河団で出くわした驚愕の文明とは…… 

◆ コラム

SF随想録パンセ

おおむらゆう

編集後記

8月中旬にひどい感染性胃腸炎を発症し、2週間ほど下痢症状が続き4kg痩せました(汗;)

9月の始めは毎年恒例の大腸スコープ検診です(泣;)ついでにカミさんも同時期に足の小指を骨折して、 ブンブン怒っております。夫婦そろって厄年か(泣;)

残暑厳しい折、読者の皆様もお身体ご自愛下さいませ。

雀部陽一郎 (監修/書評子)

アポロ11号、1969年7月21日の前後はひたすらテレビ中継を観てました。 残念ながらどのあたりを観ていたのか流石に憶えていないのですが、その頃は宇宙旅行はすぐにも実現すると思ってました。

時は流れ、紆余曲折を経てアルテミス計画が再び有人宇宙船を月に送ろうとしているそうです。 人類は前へ進む歩みを止めていないんだ、まだ大丈夫だと久々に嬉しくなるニュースでした。 アポロ(太陽神)から双子の妹アルテミス(月の女神)なんですね。

福田弘生 (Anima Solarisプロデューサー)

お盆休みの時期に山形の温泉に行ってきました。

折れた肘がまたたくまによくなった、と伝えた僧侶の話を聞いた人が開祖となったという伝承のある、 肘折温泉というところです。

ちょっと秘湯っぽい感じがよかったです。

温泉旅行の前後でゆっくりとできたおかげで、 今回は編集が進みました。

おおむらゆう (編集)