
『フールナイト』安田佳澄著
2021.3.30、小学館、715円(税込)、Kindle版693円(税込)
ぶ厚い雲に覆われ陽が差さなくなった遥か未来の地球。冬と夜ばかりが続きほとんどの植物は枯れてしまった。
人々は「転花」技術に希望を託した。「転花」とは植物の代わりになるように人を植物に変える技術のことである。
死期の近い者の肉体に「種」を埋め込んでその者の魂を糧に植物が生長する。転花した人間は約2年の時をかけて様々な植物になる。
転花したモノを総じて「霊花」と呼ぶ。酸欠状態の地球上で、「霊花」が微弱な光で酸素を生成し、それで人類がなんとか生存しているのだ。転花する者には国から1000万円の支援金が支払われ、霊花になってしまうまでの2年の余生をそれで過ごすのだ。
第一巻は、転花した父親を探す女性ピアニストの話。なぜ探しているかというと……
ビッグコミック・スペリオール誌の連載で『フールナイト』を読んでます。
転花の手術を受けたトーシローという青年が主人公で、彼は転花して間もない霊花に近づくと、霊花が何を考えているか、ある程度感ずることが出来るのだった。
直近の粗筋はというと
スペリオール[10]
財をなした家系の娘である「蓬莱マドカ」の霊花を探して欲しいという依頼。
どうもVIPの霊花が集まっているトキノ植物園にあるのではないかと……
スペリオール[11]
霊花を探してトキノ植物園の未捜索の建物に侵入した二人は、道に迷ってしまうが……
スペリオール[12](2026.6.12)
道に迷ったのは、建物内部の構造が変化しているのではないかと気づいた二人の前に現れたのは……
