めぞん一刻

原作は高橋留美子の漫画

1980年11月号- 1987年19号 連載
単行本は全15巻(161話)

★ 1986年3月26日-1988年3月2日、全96話でTV放映された。

古いアパート「一刻館」の住人五代裕作と管理人としてやって来た若い未亡人
音無響子を中心としたラブストーリー。

第1話 お待たせしました!私が音無響子です!!

第96話 この愛ある限り!一刻館は永遠に…!!

★ 映画 『めぞん一刻 完結篇』 

封切日  1988年2月6日 
上映時間  65分

一刻館の管理人・響子といよいよ結婚することになった五代。
2人を見守り続けた一刻館の住人たちは、結婚式を翌日にひかえた夜、
祝福の大宴会を開こうと計画する。
一刻館の常で、酒が回るにつれて大狂乱になっていく宴会。
そして八神が来訪、響子と八神の対決が始まる

★ OVA 『めぞん一刻 移りゆく季節の中で』

発売日    1988年
収録時間 90分

全96話を90分にまとめた総集編。

★ OVA 『めぞん一刻 番外編 一刻島ナンパ始末記』  
     
発売日 1991年6月21日
収録時間 30分

三鷹のクルーザーで三鷹と五代、響子を始め一刻館のメンバーが
クルージング中に難破し、無人島に漂流する話。

音無響子
若くて美人、スタイル抜群。未亡人であり、五代より2歳年上である
明るく快活で優しい性格の反面、非常にヤキモチ焼きで
世間知らずであり、思い込みも激しい。

五代裕作
一刻館5号室の住人。善良で心優しいが、押しが弱く優柔不断、
トラブルに巻き込まれやすい。

一の瀬花枝
一刻館1号室の住人。詮索好きで世話好きの典型的なおばさん。
騒動好き・酒好き・宴会好きの三拍子も加わる豪快な婦人。

三鷹瞬
響子や一の瀬ら、近隣の住人が多く通うテニスクラブのコーチ。
容姿端麗、スポーツ万能、非の打ちどころがない強力な五代の恋敵である。

四谷
一刻館4号室の住人で、五代の隣人。
趣味はのぞき、特技はたかり。年齢・職業・経歴などは一切不明。
何者なのか明かされることはないまま、連載は終了した。

六本木朱美

一刻館6号室の住人。同じ町内のスナック「茶々丸」に勤務している。
言葉遣いは荒いが、時おり響子や五代にずばり本質を
突いた一言をかけて背中を押す姐御肌な面もある。

七尾こずえ
五代のガールフレンド。独特の無邪気さや積極性でエピソードの
きっかけを作ることが多い。

八神いぶき

五代が響子の母校へ教育実習に行った際、受け持ったクラスの委員長で高校2年生。
勝気な性格と行動力は自他共に認めるところである。
当初は見向きもしなかった五代に、ある誤解から恋をし、
一刻館にたびたび押しかけては騒動を巻き起こす。

九条明日菜
三鷹瞬が三鷹家繁栄の政略結婚として見合いさせられた相手。旧華族の令嬢。
世間知らずで性格はおとなしく引っ込み思案だが、芯はしっかりしている。
見合いで一度会っただけの三鷹に、本気で思いを寄せる。

★ 最初はコメディーで始まったが、次第に恋愛中心のストーリーになっていく。
  肩の凝らない物語であるが、強く印象に残る作品でもある。
  アニメは物語を上手に膨らませ十二分に楽しませてくれた。