手天童子

原作は永井豪の漫画
週刊少年マガジン 1976年9月5日号 – 1978年4月30日号 掲載 
全9巻

アニメは OVAで 1989年 – 1991年 全4巻

漫画版の良さが十分活かし切れて無いと感じた。

★ 結婚の報告をしに墓参りに来た柴夫妻の目の前に、
  襲い掛かる鬼の手から赤ん坊を守る「戦鬼」が現れた。
  戦鬼は、柴夫妻に「15年たったら迎えに来る」と赤ん坊を託す。
  柴夫妻は「子郎」と名づけられた子を、我が子のように育てた。
  そして15年たち、次第に子郎の周りには奇怪なことが起き始める。
  序盤は、現代日本を舞台に伝奇的なストーリーが展開するが、
  後半には、未来世界、平安時代、精神世界などが舞台となり、
  SF的要素が強くなってゆく。

★ 手天童 子郎(しゅてんどう ジロー)
  物語冒頭、巨大な鬼・戦鬼と共に、赤子の姿でこの世界に出現。
  終盤で「意志を持ったエネルギー」と判明。
  太陽光などからのエネルギー吸収なども行える。

★ 柴 竜一郎(しば りゅういちろう)
  手天童子郎の養父。

★ 柴 京子(しば きょうこ)
  手天童子郎の養母。
  15年後に再び現れた戦鬼によって、子郎が別の世界へと連れ去られたことで、
  精神の均衡を失ってしまう。

★ 白鳥 美雪(しらとり みゆき)
  主人公「子郎」に好意を持つ少女。高校では同級生でもある。
  鬼を巡る子郎の戦いに巻き込まれ、異世界へと旅立つ。
  超常的な能力を一切持たない普通の人間。

★ 戦鬼
  頭部と胸部に2つの顔を持つ巨大な鬼。新婚間もない芝竜一郎と芝京子の前に
  現れ、赤子であった手天童子郎を託す。

★ 護鬼
  戦鬼と同じく手天童子郎の護り手を務める鬼。
  身体を粒子化するという特殊な能力を持ち、その力で子郎を護っていた。