ホラー」カテゴリーアーカイブ

『スティーヴン・キング エイジ・オブ・パンデミック』『ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ』

『スティーヴン・キング エイジ・オブ・パンデミック』2020年10月公開、カート・ウィマー監督作品
原作:スティーブン・キング「トウモロコシ畑の子供たち」
独断と偏見のお薦め度☆☆☆
 ライルストーンの町人は、ある企業の強引な薦めによって導入された、遺伝子組み換えトウモロコシの不作によって頭を悩ませていた。大人たちは畑を焼いて賠償金を得る計画を立てるが、それを知った孤児の少女たちは大人たちに反旗を翻す。ファンタジー要素もある普通のホラーです。ラストは牧野修先生もかくやという……牧野先生だったらもっとスマートな筋立てにするか(汗;)

『ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ』2024年2月公開、エマ・タミー監督作品
原作:同名のコンピュータゲーム
独断と偏見のお薦め度☆☆☆
 妹のアビーとの暮らしを守るために、廃墟と化したレストラン<フレディ・ファズベアーズ・ピザ>の夜間警備員として勤務したマイク。それは、モニターを監視する”だけ”という触れ込みの簡単な仕事のはずだったが……
 普通のホラーかと思って見始めましたが、ファンタジー要素はありませんでした。なるほど、そういうことか……

2025年2月7日

『オーディション』『怪物の木こり』

『オーディション』2003年3月公開、三池崇史監督作品
原作:『オーディション』村上龍著
独断と偏見のお薦め度☆☆☆
 7年前に妻を亡くし男やもめの青山は、一緒に暮らしている1人息子に「再婚したら?」と言われ、若干その気になっていたある日、友人の映画プロデューサーである吉川に、オーディションにかこつけて、応募してきた中から再婚相手を探すこのはどうだと提案される。オーディションで青山の興味を惹いた若い女性麻美と会った彼は、すぐさま魅了されてしまうが、麻美には秘められたおぞましい過去があった……
 痛くて怖いのが嫌いな人は見るべからず(汗;)

『怪物の木こり』2023年12月公開、三池崇史監督作品
原作:倉井眉介
独断と偏見のお薦め度☆☆☆1/2
 絵本「怪物の木こり」に登場する怪物の仮面を被ったシリアルキラーが、斧で頭を割って脳を奪い去る猟奇殺人事件が続発していた。
 そして弁護士の二宮も、その殺人鬼に命を狙われるが、実は彼も善悪の区別に価値を見いださないサイコパスだった。
 佐藤健君がサイコパス役を熱演。サイコパスというと、『死刑にいたる病』での阿部サダヲさんの演技のほうが凄みがあったかなぁ。

2024年11月18日

『発狂する唇』『血を吸う宇宙』

佐々木浩久監督の2作品。エログロナンセンスを詰め込んだ怪作。昭和の映画のエネルギーを感じました(笑)
知らなかったらピンク映画全盛期の日活映画か!とも思う(爆)
どちらでも阿部寛さんが変な役柄にもかかわらず真面目に演技されていて笑いを誘います(笑)
独断と偏見のお薦め度☆☆☆1/2

『発狂する唇』2000年2月公開、佐々木浩久監督作品
女子中学生の首が切り落とされるという連続殺人事件が発生するが容疑者は行方をくらましていた。兄の無実を願う妹は、兄の捜索と真犯人探しを、霊能者に依頼する。降霊実験により呼び出された殺された首の無い少女たちの霊は自分の首をもとめてさまよい始める。そして霊能者が家にやって来てからは、まわりの世界は呪われたように狂っていく……

『血を吸う宇宙』2001年12月公開、佐々木浩久監督作品
宇宙人による地球侵略計画に巻き込まれた女性の呪われた運命を描く怪作。
娘が誘拐されたと信じる里美は警察に通報したが、夫は刑事に、娘など元々いないと告げる。そこに乱入した霊媒師(前作にも登場)の導きで、里美は怪奇の館に潜入するが……

2024年11月18日