ファンタジー(邦画)」カテゴリーアーカイブ

『風の又三郎 ガラスのマント』『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎 真生版』『花まんま』『はたらく細胞』

『風の又三郎 ガラスのマント』1989年3月公開、伊藤俊也監督作品

 原作は宮沢賢治。東北の山間の村にかりんは母と二人暮らしだったが、病弱な母は療養所に入れられ、かりんは祖父に引き取られようとしていた。旧盆の日、かりんは祖父の使いの男の靴を森へ隠す。大樹の側で眠っていると歌が聞こえてきて、少年が立っていた。
新学期、森の中で会った少年が転校してきたが、高田三郎と名乗る少年は二百十日の風の日にやってきたので“風の又三郎”と呼ばれた。


『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎 真生版』2024年10月公開、古賀豪監督作品

独断と偏見のお薦め度☆☆☆1/2
 1956年、当時の日本で政財界を牛耳っていた龍賀一族の当主、龍賀時貞が死去する。東京で帝国血液銀行に勤める水木は龍賀一族の経営する製薬会社「龍賀製薬」の担当者であり、時貞の娘婿である龍賀製薬社長とは懇意にしていた。水木は次期当主と目される克典にアピールし出世の足掛かりとすべく、一族が暮らす哭倉村へと向かう。


『花まんま』2025年4月公開、前田哲監督作品

独断と偏見のお薦め度☆☆☆
原作は、「花まんま」(朱川湊人著)。 瑞々しく、心洗われる映画。
父親から、「何があっても妹を守れ」と言い残された俊樹は、「兄貴はほんま損な役まわりやで」とぼやきながらも高校を中退して工場で働いてきた。やがて妹フミ子から、結婚したいという報告を受けるが、俊樹には気になるフミ子の過去の出来事があった。フミ子には別人の記憶があり、それは無差別殺人の犠牲となり23歳で命を落とした女性の記憶だった。

『はたらく細胞』2025年12月公開、武内英樹監督作品

独断と偏見のお薦め度☆☆☆1/2
元々の原作マンガは、清水茜著。そのスピンオフマンガは、原田重光・初嘉屋一生著
主として体の免疫系細胞や赤血球・血小板などを擬人化して製作されてます。細菌とかウィルスはモンスターですね。免疫系vs外敵の闘いがCGで描かれています。
オールドファンは、横田順彌先生の『日本SFこてん古典』等で紹介された、昔の細胞を擬人化した科学啓蒙マンガを思いおこすことと思います。

『ファイブスター物語』『魔神英雄伝ワタル 七魂の龍神丸』『ふれる。』

『ファイブスター物語』1989年3月公開、やまざきかずお監督作品
独断と偏見のお薦め度☆☆☆
4つの恒星で構成されている「ジョーカー太陽星団」が物語の舞台となっている。科学文明がその頂点を極め緩やかに衰退を始めている世界で、光の神・天照(アマテラス)とその妻である人工生命体ファティマ・ラキシス、そしてファティマと共に最強の戦闘兵器(モーターヘッド)を駆る戦闘人間ヘッドライナー(騎士)たちの、数千年に及ぶ光と影の歴史が描かれていく。
設定は面白い。キャラの作画は好みが分かれると思います(汗;)

『魔神英雄伝ワタル 七魂の龍神丸』2022年1月公開、神志那弘志監督作品
トークショーレポート
独断と偏見のお薦め度☆☆☆
創界山を脅かす謎の敵と相対したワタルたち。しかし、ワタルを守るために身を投げ出した龍神丸がバラバラにされ、姿を消してしまう。絶望し気を失ったワタルは、夢の中で龍神丸の声を聞き、逆さまになった創界山の姿を目にする。
どっちかと言えば、キッズ向けの冒険ファンタジーなので、小さなお子様にも安心して見せることが出来ます。

『ふれる。』2024年10月公開、長井龍雪監督作品
独断と偏見のお薦め度☆☆☆1/2
 言葉によるコミュニケーションが上手く取れない幼なじみの青年3人組が不思議な生き物の力(お互いの考えていることを共有できる)を借りて心を繋いでいくが、それは都市が壊滅する大惨事を引き起こしかねない能力だった。
ラストはそういうことになりますが、そこまではハートウォーミングなファンタジーとして楽しめます(笑)

『五条霊戦記 GOJOE』『回路』『劇場版ACMA:GAME アクマゲーム 最後の鍵』

『五条霊戦記 GOJOE』2000年10月公開、石井聰亙監督作品
独断と偏見のお薦め度☆☆☆1/2
時代ファンタジー。時代物とファンタジー(伝奇譚)の相性は良いですよね。
平家が支配する平安末期。五条大橋では夜な夜な平家の武者が襲われ、“鬼”の仕業と噂される。一方、比叡山の修行僧・弁慶は、夢で鬼退治のお告げを受け、宝刀鬼切丸を盗んで山を下りる。五条大橋を訪れた弁慶は刀鍛冶の鉄吉と知り合い、彼と行動をともにするように。やがて弁慶は、平家の討伐隊と“鬼”一味の斬り合いに巻き込まれる。一味は瞬く間に武者を殺して姿を消すが、一味の首領と弁慶は互いに運命的なものを感じて……

『回路』2001年月2公開、黒沢清監督作品
独断と偏見のお薦め度☆☆☆1/2
純然たるホラーなんですが、取り憑かれた人たちと周りの人たちの関係性が面白い。
観葉植物販売会社「サニープラント販売」で同僚の田口が自殺してからというもの、工藤ミチの周辺では身近な人たちが次々と黒い影を残し姿を消していってしまった。 同じ頃、大学生の川島亮介は、ウラヌスというプロバイダでパソコンで噂で聞いていた「幽霊に会いたいですか」と問う奇妙なサイトにアクセスしてしまう。 次々と黒い影を残し消える人たち。不気味に変容しはじめる世界。亮介が思いを寄せていた唐沢春江も不可解な行動をとり始める。

『劇場版ACMA:GAME アクマゲーム 最後の鍵』2024年10月公開、佐藤東弥監督作品
独断と偏見のお薦め度☆☆☆
B級アクション・ファンタジー(笑)
この世のすべてを手にすることができる99本の「悪魔の鍵」をかけて、人間が悪魔の能力を駆使して戦う究極のデスゲーム「アクマゲーム」。謎の組織グングニルに父を殺された織田照朝は、悪魔の鍵をすべて破壊するべく旅を続けていた。そんな彼の前に、カルト教団を運営する黒田兄妹や、99本目の鍵を持つ父の仇・崩心が立ちはだかる。

『(ハル)』『PERFECT BLUE』『パプリカ』

パソコン通信の時代から携帯電話の黎明期にかけての三作品。『パプリカ』は、2006年公開ですが、原作が1993年と一番古くてまあ同時代と言うことで(笑)
一番面白かったのは、『パプリカ』。一番SF的でもあるし、今見ても色彩・画像・展開とか古びてない気がします。
懐かしいというか、見ていてセンチになったのは『(ハル)』ですね。私がパソコン通信を始めたのは、平成二年(1990)の頃。日経新聞に「SFマガジン編集長の今岡清氏が、「日経MIX」という商用BBSのsf会議議長になったという記事が契機となりました。多いときは、入った順番で言うと「日経MIX」、「銀河通信」「NYFTY」「asahi-net」「コンプティーク」と五つくらいに投稿していたような(汗;)
「日経MIX」の仲間とはFaceBookの「Mixen」グループで未だに交流があります。

『(ハル)』1996年3月公開、森田芳光監督作品
独断と偏見のお薦め度☆☆☆☆←懐かしさを加味してます(笑)
 速見昇は、学生時代にはアメリカンフットボールの選手として活躍していたが腰の持病が悪化してからは夢を見失い東京で平凡なサラリーマン生活を送っている。パソコン通信の映画フォーラムに参加していた彼は、(ハル)のハンドルネームを使っていた。ある日、(ほし)というハンドルネームのユーザと意気投合し、パソコン通信で電子メールのやりとりを始めた。互いに素顔を明かさない関係でのやりとりであったが、誠実に対応を重ねた二人は、悩み事も相談するようになる。
 昔の携帯電話も出てくるのだけれど、パソコン通信全盛期にはまだ携帯は無かったような。
 それと、パソコン通信をやってるとき、「ピーガー」というモデムの接続音が聞こえるのですが、これってモデムが300bpsくらいの通信速度の時代の話ですよね。ISDNに変わってからは音がしなくなっていたような覚えが。いえ、よくは覚えてはいないのですが(笑)

『PERFECT BLUE』1998年2月公開、今敏監督作品
独断と偏見のお薦め度☆☆☆

 アイドルグループに所属する霧越未麻は、あるミニライブの最後に突如グループ脱退を宣言し、女優への転身を計る。未麻は事務所の方針に流されつつも、アイドルからの脱却を目指すと自身に納得させる。初出演のドラマでは途中出場でセリフが一言だけの端役から始まり、続いてレイプシーンを演じることとなる。さらにはヘアヌード写真集のオファーが来る。旧来のファンたちの願いとは乖離していく中、インターネット上に未麻になりすました何者かが「未麻の部屋」と題するウェブサイトを開設していることを知る。
 これも携帯電話黎明期・個人のホームページが盛況だった時代の話です。アイドルの女優転身とか売れるために枕をする話や、成りすましとか今でも通用する話題が(汗;)

『パプリカ』2006年11月公開、今敏監督作品
原作:筒井康隆『パプリカ』(1993年)
独断と偏見のお薦め度☆☆☆☆

夢と現実が混ぜ合わされ、その境目が段々と浸食されていく様を描いた作品。夢のイメージが秀逸。
近未来、DCミニと呼ばれる新開発の装置により、ユーザーは人の夢を見ることができるようになった。DCミニを使ったセラピーに取り組む千葉敦子博士は、夢の世界では別人格であるパプリカという探偵に扮して、研究施設の外でも精神病患者を助けるためにDCミニを使用し始める。
 パプリカは、島の紹介で友人であり刑事である粉川のセラピーを行っていたが、粉川は調査中の殺人事件の被害者で元同僚の人物に関する夢を繰り返し見ることに悩まされていた……。

『箱男』『美しい星』『砂の女』

原作:三島由紀夫『美しい星』(1962)、安部公房『砂の女』(1962)、安部公房『箱男』(1973)
関連書としては、安部公房『第四間氷期』(1958)、安部公房『他人の顔』(1964)、安部公房『燃えつきた地図』(1967)、高橋和巳『日本の悪霊』(1969、映画は1970)。
SFの有名どころでは、小松左京『復活の日』(1964)日本沈没(1973)がこの年代。
この時代を語るには、時代背景に安保闘争の流れがあるわけですが、田舎の高校生だった私は、まあ俗に言うノンポリだったのです。高校時代には、大学紛争の影響を受け(ついでに筒井康隆氏の「ベトナム観光公社」の影響も^^;)、学校新聞に東大紛争をパロったショートショートを投稿したことも(汗;)
東北大学の教養部時代に、大学紛争(デモとか機動隊に投石とかロックアウト・教授会に自己批判を迫るとか)があり、遅れてきた大学紛争とも言われてました。名目は確か授業料の値上げ反対だった。今まで月千円だったのが六千円になる(それでも安いと言えば安いのですが)でもって、試験ボイコットなどをやって無事落第して下の学年と合同クラスになりました(汗;)
故三島由紀夫氏は、うちの親父と同年生(大正14年1月)ですが、なんといってもあの割腹自殺事件が忘れられません。大学一年生(1969)の時でしたが、夕飯を食べに行った店のTVが報ずる凄惨な最期を見てショックを受けました(あまりのことに、何を食べていたかも覚えてます)。
それと故小松先生の盟友でもある高橋和巳氏の『日本の悪霊』が原作の同名映画も見たのですが、こちらは何のことやら分からずじまいでした。一緒に見に行った友人達と、さっぱりわからないヤクザ映画だったなあと(汗;)
学生の活動家からは、ものすごく高い評価をうけていたのですが、ノンポリにはさっぱり(汗;)

『砂の女』1964年2月公開、勅使河原宏監督作品
砂丘へ昆虫採集に出かけた男が、砂穴の底に埋もれていく一軒家に閉じ込められる。考えつく限りの方法で脱出を試みる男。家を守るために、働き手として男を穴の中にひきとめておこうとする女。そして、穴の上から男の逃亡を妨害し、二人の生活を眺める村の人々がいた。

『美しい星』2017年5月公開、吉田大八監督作品
テレビでお天気キャスターを務める男は、予報が当たらないことでかえって有名になった気象予報士。主婦の妻と、フリーターの息子と女子大生の娘の家族4人で平凡な日々を送っていた。そんなある日、男は車を運転中に不思議な光に包まれたのをきっかけに自分が火星人だと自覚する。時を同じくして、息子と娘も水星人、金星人として目覚める。
映画はちょっと現代的過ぎて当時の雰囲気がないです(汗;)
大友克洋の「宇宙パトロール・シゲマ」にも似たようなシチュエーションが登場し、青年マンガ誌で読んだ時「おおこれは」と思ったことが(笑)

『箱男』2024年8月公開、石井岳龍監督作品
原作:安部公房『箱男』(1973)

東京の喧騒の街角で、段ボール箱を頭からかぶった奇妙な男がいた。小さな覗き穴を通して世界を観察し、ノートに熱心に記録していく。 写真家の「私」は、この謎めいた人物と出会い、その型破りな存在に魅了される。 感銘を受けた「私」は、謎めいた男のように「箱男」になることを目指し、自らも旅に出る。 しかし、その道のりは数々の試練に満ちていた。箱を乗っ取ろうとするニセ医者、箱を完全犯罪に利用しようとする軍医、そして彼を誘惑する魅惑的な女性の葉子。
これは結構当時の雰囲気が出ていてよかった←何を偉そうに(汗;)

『生きてるものはいないのか』『蜜のあわれ』

『生きてるものはいないのか』2012年2月公開、石井岳龍(石井聰亙改め)監督作品
原作:前田司郎の戯曲『生きてるものはいないのか』
独断と偏見のお薦め度☆☆☆
最初何かの理由で、とある大学構内の人々がドンドン死んでいく。
死に際の言葉とか死ぬ体勢がそれぞれ違っていて、そこが面白い(笑)いや、笑うところでは無いのですが、役者さんが自分の考える末期の言葉と死に様を演じているようで面白かったです。どうも病原菌が原因ではなさそうで、主人公が死なない理由も定かでは無い。
最後には、飛行中の航空機も落ちていくし、鳥たちも死んでいく。
『散歩する侵略者』『予兆 散歩する侵略者 劇場版』の感想で、「舞台が先にあったので、特撮等がほとんどなく省エネな作りになってます。」と書いたけど、同じです(笑)

『蜜のあわれ』2016年4月公開、石井岳龍監督作品
原作:室生犀星著『蜜のあわれ』
独断と偏見のお薦め度☆☆☆
金魚が姿を変えたコケティッシュな美少女と老作家の禁断の恋の行方をシュールなタッチでユーモラスに綴る。幽霊も出てくるし、映画だけ見た感じでは死にゆく老作家の妄想のようにも思えます。故大杉漣さんと二階堂ふみの掛け合いを楽しむ映画(笑)

『プラットフォーム』『CUBE 一度入ったら、最後』

わけもわからないまま、ある空間に閉じ込められる不条理劇。
設定に無理があるし、展開もご都合主義だけど、主人公がどうなるのだろうかという一点だけで見せる映画です。

『プラットフォーム』2021年1月公開、ガルデル・ガステル=ウルティア監督作品
独断と偏見のお薦め度☆☆☆
 珍しい(?)スペイン映画。
 “穴”と呼ばれる場所の48層で目覚めたゴレンは、同室の老人トリマガシから「問題は何を食べるかだ」と説明を受ける。牢獄のような部屋には中央の天井と床に四角い穴が開いており、上下にも同様の部屋がいくつも確認できる。
食事は1日に1度、浮遊する不思議な台“プラットフォーム”に乗せられた山盛りのご馳走が天井の穴を通って降りてくるが、上の層から順番に食べるため下の層になるほど酷い有様になっていく。

『CUBE 一度入ったら、最後』2021年10月公開、清水康彦監督作品
1997年に公開されたカナダ映画『キューブ』の日本版リメイク作品
独断と偏見のお薦め度☆☆☆
目が覚めると謎の立方体(CUBE)に捕らえられていた数人の男女。接点の無い彼らは、誰が何の目的で閉じ込めたのかも分からないまま、死のトラップが張り巡らされたこの立方体からの脱出を試みる。

2025年7月6日

『ちょんまげぷりん』『サムライせんせい』『もしも徳川家康が総理大臣になったら』

まとめての評価☆☆☆
色んな考察は抜きにして気楽に観るには絶好(笑)

『ちょんまげぷりん』2010年7月公開、中村義洋監督作品
原作:荒木源著『ちょんまげぷりん』
 江戸時代(180年前)の木島安兵衛が、突然シングルマザーの遊佐ひろ子と息子の友成の前に現れた。安兵衛は遊佐家の居候になるかわりに、家事全般を引き受けることなる(笑)
 徐々に3人での暮らしに馴染んだ頃、友也のために作ったプリンをきっかけに菓子作りを始めた安兵衛が手作りケーキコンテストに出場することになった……

『サムライせんせい』2018年11月公開、渡辺一志監督作品
原作:黒江S介著のマンガ『サムライせんせい』
 幕末から現代にタイムスリップした武市半平太が、現代文明に困惑しながらも学習塾の先生として奮闘し塾生から慕われるようになる。そこへもう一人幕末からタイムスリップした坂本龍馬も現れて……

『もしも徳川家康が総理大臣になったら』2024年7月公開、武内英樹監督作品
原作:眞邊明人著『もしも徳川家康が総理大臣になったら』
 2020年、首相官邸でクラスターが発生し、総理大臣が急死する。政府は最後の手段として、歴史上の偉人たちをAIホログラムで復活させて最強の内閣をつくることに。徳川家康を総理大臣に据え、織田信長や豊臣秀吉といった偉人たちが集結した夢のような内閣が誕生する。
 アナウンサー志望の新人テレビ局員・西村理沙はスクープを狙い、スポークスマンを務める坂本龍馬に接近するが……
 いやそこはAIが演じているだけなんだから、違うだろうと思ったりしてはいけない映画です(汗;)
 豊臣秀吉役が竹中直人さんなのですが、彼が出てくると良くも悪くも胡散臭さが倍増ですね(笑)
 『恋に唄えば♪』(主演:優香)というミュージカル映画を観たのですが、これはコメディタッチの映画だったので不思議と雰囲気にマッチしてました(笑)

2025年5月26日

『映画 妖怪人間ベム』『マリアの乳房』『斉木楠雄のΨ難』

『映画 妖怪人間ベム』2012年12月公開、狩山俊輔監督作品
独断と偏見のお薦め度☆☆☆
原作:1968-69年放映のTVアニメ『妖怪人間ベム』
 高校生の頃、毎週見てました。同時期に観ていたのは『アウター・リミッツ』や『ウルトラマン』があって、次に『ウルトラセブン』とかがあり、その次が『妖怪人間ベム』だったかな。
「はやく人間になりたい」は、友人の間で流行りました(笑)

『マリアの乳房』2014年6月、瀬々敬久監督作品
独断と偏見のお薦め度☆☆☆1/2
 かつての超能力少女真生は、触れると死期の迫った人が見分けられるという特殊能力を活かし、死期が迫っている男性相手の売春を続け、相手を死の恐怖から救おうとしていた。その彼女の前に教師だという男がつきまとうが……
 いまわの際のセックスというユニークな発想が光る作品。元ネタが、宮沢賢治の『ひかりの素足』みたいで、ちょっと驚き。

『斉木楠雄のΨ難』2017年10月公開、福田雄一監督作品
原作:マンガ『斉木楠雄のΨ難』麻生周一著
独断と偏見のお薦め度☆☆☆
 超能力者の高校生・斉木楠雄を主人公とするコメディ映画。橋本環奈がヒロインを演じているが、これが相当イタイ性格という設定で、大げさな演技で笑わせてくれます(笑)

2025年5月16日

『四月怪談』『夏へのトンネル、さよならの出口』

『四月怪談』1988年3月公開、小中和哉監督作品
原作:大島弓子のコミック「四月怪談」
高校生の国下初子は、下校中に立ち寄った廃工場で、落下してきた鉄骨に当たりそうになったはずみで幽霊になってしまう。←なんでや(笑)
姿が見えないことや瞬間移動の能力を面白がる初子は、先輩幽霊の弦之丞から色々忠告を受けるが、なかなか耳を貸そうとしない。そして初恋の人にフラれたショックで初子は「生き返らない!」と自暴自棄になってしまう……
 日本ビクターがVHD普及のため、他のメディアでは視聴できないVHDオリジナル作品として制作した。
 同じく大島弓子のコミック「綿の国星」もVHDオリジナル作品としてアニメ化されました。
 VHDプレーヤー持ってました。著者インタビューで時々お世話になっている浅野さんは、ビクターでVHDの開発に携わってらっしゃった方です(最近では和田はつ子先生の著者インタビュー)

『夏へのトンネル、さよならの出口』2022年9月公開、田口智久監督作品
原作:『夏へのトンネル、さよならの出口』八目迷著
独断と偏見のお薦め度☆☆☆1/2
ラストで、おっとそう来たかと納得。(^o^)/
詳しくは、迷子@岡山さんのアニメレビューを見て下さい(笑)

2025年2月13日