『ばかもの』2020年12月公開、金子修介監督作品
原作:絲山秋子著『ばかもの』
ヒデは、群馬県に住む大学生。年上の額子との情事に溺れる日々を送り、留年してしまうが、何とか卒業し県内の家電品量販店に就職する。ヒデは、翔子という女性と結婚を前提とした関係になりつつ、仕事もそこそこ順調にこなし、まずまずの人生を送っているつもりだったが、なぜかアル中になってしまい総てを失う羽目に。
内田有紀さんの魅力を愛でる映画ですね(笑)
「三谷幸喜『おい、太宰』劇場版」2025年10月公開、三谷幸喜監督作品
独断と偏見のお薦め度☆☆1/2
倦怠期まっただ中の夫婦は、友人の結婚式の帰り道で迷子になる。道を尋ねた漁師が示したバス停の名前は健作が愛してやまない文あの太宰治が初めて心中を図ったという「八里ガ浜」。そして、健作が浜辺の洞窟を抜けた先で出会ったのは、なんと心中当日の太宰治とその恋人の矢部トミ子だった。
タイムスリップものなんだけど、焦点はそこではない。心中直前のカップルと、心中することを知っている倦怠期夫婦の絡みから生ずる演じるドタバタ喜劇ですね(笑)