日別アーカイブ: 2020年5月31日

編集後記

  4月末に、前立腺肥大からの急性前立腺炎で病院で点滴と服薬。細菌によ る炎症は収まったものの、男の宿命である前立腺肥大は治ってないので、ちと 困っております。担当医に聞くも、前立腺癌とのからみからか、投薬も無し、 次回の受診も無しという。転院するかなぁ。知り合いの先生なんだけど、そこ は無茶苦茶混んでいるのが悩みの種です。                      雀部陽一郎 (監修/書評子)  緊急事態宣言が解除されましたね。  宣言とは言っても、実体はちょっと強めの自粛要請でしかなかったのですが、  日本人の民俗性か、それでもみんなストレスためながら自粛してきたわけで。  そんな今日このごろ、東日本大震災とコロナ禍を過ごしてきた私たちには、 卓元編集長の『無名標』はどこか身に沁むところがあるかもしれません。  さて、もうちょっと、あとちょっと堪えないといけないかな、っと。                          おおむらゆう (編集)    コロナは、今後多少の感染者の増減はあろうとも収束に向かっているようで すね。今回感じたのは国とか自治体の封鎖ってけっこう出来てしまうもんだな という事。  実は自治体隔離の1か月半の間に各自治体ごとのサーバーに全住民の人格情 報が移植されて、緊急事態宣言解除(人類滅亡)後にコロナの無かった2019年 の夏あたりの記録を延々とループするとか、県境に行くと霧が出て眠ってしま って作られた記憶が植え込まれるとか、実は自分の自治体だけ残っていて外部 は宇宙空間とか。  そんなふうに情報だけで世界が構築できそうな気がしたのです。 # 我が町田サーバーには精霊がたくさんいるので外敵には負けないぞ。                福田弘生 (Anima Solarisプロデューサー)

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著者インタビュー『無名標』 中条 卓先生

http://www.sf-fantasy.com/magazine/interview/200501.shtml  「アニマ・ソラリス」初代編集長の-卓-先生が、処女作を上梓されたという ことで、早速インタビューさせていただきました。東海村とおぼしき核施設が プルトニウム爆発を起こして東京全土が汚染され、主人公の男性は核シェルタ ーに引きこもるものの、何故か妊娠してという奇想天外な物語です。年代が近 いので、共感する部分も多々あり、謎解きも興味深かったです。

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SFファンクラブ探訪『チャチャヤング・ショートショート・マガジンの会』

http://www.sf-fantasy.com/magazine/inquiry/200501.shtml  そもそもの始まりは、故眉村先生がパーソナリティをされていた、大阪のラ ジオ局毎日放送で開始された「MBSチャチャヤング」という深夜放送(1970年 秋)でリスナーによる「ショートショートコーナー」が始まったのが発端とのこ と。「チャチャヤング・ショートショート・マガジン」編集担当の大熊さんに 色々お話しをうかがうことが出来ました。

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連載長編小説『ようこそ大宇宙へ! 超古代の巨大宇宙船で宇宙を征く』稲葉小僧

http://www.sf-fantasy.com/magazine/novel_l/inaba/part18.shtml  今日も今日とて潜入捜査のフロンティア一同。悪の組織に乗っ取られ、本来 の仕事もままならない状態に陥ったシスターを救うために立ち上がる。それは 銀河一周宇宙船レースに参加して、トップの賞金を獲得することだった!  他、番外編のおまけ短編が4本あります。

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読切短編小説「さよなら、アルクトゥルス」 小林ひろき

http://www.sf-fantasy.com/magazine/novel_s/h_kobayashi/Goodbye_Arcturus.html 沙枝が撮った写真に偶然写っていた西の空の異常、それはブラックホールの 強大な重力場による重力レンズ効果と赤方変異の証だった。 一方、レレンの暮らす星では、来たり来るカタストロフィから逃れるため、 金持ちたちが宇宙船に乗って次々に逃げ出していた。

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