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迷子@岡山 について

団塊の第一世代、1948年3月生まれです。 基本的に甘い話、夢のある話が好きです。 アニメ、漫画が大好きな「オタク老年」です。

翠星のガルガンティア

原作 オケアノス
原案 村田和也、虚淵玄
監督 村田和也

放送期間 2013年4月7日 – 6月30日
話数 全13話 + OVA2話

遠い未来、遠い宇宙で人類は「人類銀河同盟」を結成し
宇宙生命体ヒディアーズとの殲滅戦争を続けていた。
戦う事しか知らない主人公レドは撤退中にワープから弾き飛ばされ
人型戦闘機「チェインバー」に搭乗したまま未知の宙域に転送されてしまう。
漂着した先は青き水の星。滅んだはずの地球だった。
巨大船団「ガルガンティア」の人達とのトラブルの末、船団で働くことになる。

レド
本作の主人公。16歳。人類銀河同盟軍の少尉。
ヒディアーズとの戦いでの撤退時にワープから弾き飛ばされ地球に到達する。
戦う事しか知らなかったレドは船団での生活に戸惑いながら
人間らしさを取り戻していく。

エイミー
本作のヒロイン。15歳。好奇心旺盛、活発な少女。
レドと係る事により、結果彼に目的を与える。

クーゲル
人類銀河同盟軍中佐。レドの上官。
レド同様、撤退時にワープから弾き飛ばされ
レドの位置から反対側の地球にに漂着した。

チェインバー
レドの乗機で、人類銀河同盟で広く運用されている量産型マシンキャリバー。
搭載AIは次第に自我が確立されていく。

01 漂流者
02 始まりの惑星
03 無頼の女帝
04 追憶の笛
05 凪の日
06 謝肉祭
07 兵士のさだめ
08 離別
09 深海の秘密
10 野望の島
11 恐怖の覇王
12 決断のとき
13 翠の星の伝説
OVA  めぐる航路、遥か
    前編 後編

1話前半での宇宙空間の戦闘シーンは迫力十分、引き込まれてしまう。
マシンキャリバーの造形デザインもマッチしている。
レドの成長物語でも有ります。
驚愕の事実。宇宙生命体ヒディアーズの正体が地球人類の一派とは。
宇宙空間の過酷な環境でも活動可能な万能に近い生命体になっても
知性が失われてはどうかと思うのですが。
では人類銀河同盟、地球で暮らす人類の存在価値はと考えると
種族を残していく事以外に考えにくくなります。
小松左京の『神への長い道』を連想してしまいました。

株式会社マジルミエ

原作:岩田雪花、作画:青木裕による漫画。
2021年10月20日から『少年ジャンプ+』で連載中、既刊14巻。
アニメは第1期が2024年10月4日 – 12月20日
放映されました。全12話。アニメは原作の第5巻(33話)までとなります。

女子大生、桜木カナは内定がもらえず就職活動に苦戦中だった。
ある日、面接先で出会った魔法少女越谷仁美に導かれ、
ベンチャー企業である株式会社マジルミエに魔法少女として
就職することになる。
カナは、驚異的な記憶力を武器に、“怪異”と呼ばれる
自然災害に立ち向かっていく。

桜木 カナ(さくらぎ カナ)
まじめで、記憶力が良い努力家な性格
「些細な情報でも見逃さず」「多数の情報を瞬時に記憶、思い出すことが可能で」
「それら全てを律儀に報告出来る」能力により情報処理要員として活躍していく。

越谷 仁美(こしがや ひとみ)
株式会社マジルミエの専属魔法少女。良家のお嬢様育ちだが、ヤンキー的な性格。
魔法、魔道具を扱うセンスと運動能力は目を見張るものがあり、天才肌。

重本 浩司(しげもと こうじ)
株式会社マジルミエの社長。
魔法少女のコスチュームに身を包んでいるが男性。

第1話  株式会社マジルミエへようこそ
第2話  ホーキなんて楽勝だから
第3話  ウチの美学
第4話  ホイホイできただろ
第5話  協働業務
第6話  ミヤコ堂の魔法少女
第7話  結果と美学
第8話  魔法業界EXPO
第9話  仲間
第10話  銀次さん
第11話  アカネ燦然
第12話  一人とチーム

業務終了。魔法少女ものに、経済の概念を導入。
重本 社長曰く「大きすぎる魔法は 変異を更に強くするんです」  
怪異が強力になる、耐性菌が登場する理論と同じですね。
効率、利益重視か、理想的解決策を手間暇かけても模索していくか。
災害防止の影で主導権争い、利権獲得が蠢く現実。
様々な事を考えさせてくれる良い作品と感じます。

GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊

1991年10月発売された「士郎正宗」の漫画1巻を原作としている。
アニメ映画は1995年11月18日に
監督「押井守」脚本「伊藤和典」で公開された。

2029年、
荒巻大輔を責任者、サイボーグの草薙素子少佐を隊長とする非公然で首相直属の
特殊部隊・公安9課、通称「攻殻機動隊”が誕生した。
正体不明の国際的ハッカー「人形使い」を追う公安9課。
紆余曲折の末、完全な生命体になろうとした人形使いと融合した草薙素子。 
彼女の前には未知なる情報の海が広がっていた。

公安9課  内務省公安部内に設置された、内務省・首相直属の総合的な防諜機関。
俗称は「攻殻機動隊」

草薙素子(くさなぎ もとこ)
公安9課の現場指揮官にして実質的なリーダー。
かつて軍に属していた過去から、軍所属時の階級である「少佐」と呼ばれる。

荒巻大輔(あらまき だいすけ)
公安9課の課長。優れた政治的手腕と豊富な人脈を有する。

バトー
公安9課所属。男性型高出力義体を持つパワー型サイボーグ。

29年前の作品ですが、見応え充分。 
「企業のネットが星を被い、電子や光が駆け巡っても国家や民族が
 消えてなくなる程情報化されていない近未来」
電脳世界、戦闘シーン迫力十分。
監督「押井守」脚本「伊藤和典」の鉄壁コンビ。
娯楽性と哲学性のバランスも最高。
漫画原作とは若干方向性が違いますが、アニメの方が更に好印象でした。

機動警察パトレイバー the Movie

原案  漫画家 ゆうきまさみ
監督  押井守
脚本  伊藤和典
1989年7月15日劇場公開

1999年夏。自衛隊の試作レイバーが突如無人のまま暴走するという事件が発生する。しかし、それは相次ぐ事件のほんの幕開けに過ぎなかった。
何者かが仕掛けたコンピュータウイルスによって、都内各所で作業用レイバーが
次々と暴走。
特車二課が調査に乗り出した。コンピュータ・ウイルスが仕掛けられた計画的犯罪で、
頭脳を操るコンビーュータOSのHOSが関係しているとわかる。
東京湾では今世紀最大の洋上工事計画=バビロン・プロジェクトが推進していた。
その洋上プラットホームは方舟。
一定の風速を越えた際に生じる高周波でHOSが暴走する事が判明。
そして超大型台風が東京湾に接近する。
特車二課の面々は台風上陸前に方舟を解体しようと乗り込むが、
作業途中でHOS搭載済みのレイバー達が暴走を始めてしまう。
襲いかかるレイバー達。その中でなんとか方舟の自己崩壊システムを起動、
方舟は崩壊し危機は過ぎ去った。
救援に駆け付けた後藤らのヘリコプターを発見した野明は、
満面の笑みを浮かべて手を振るのだった。

泉 野明(いずみ のあ)
1978年12月17日生まれ、20歳(1998年時点)。
高校卒業後に入庁、第2小隊へと配属。性格は快活で人当たりも良好。
強い正義感も持ち合わせており、時に後藤の命じる危険な任務にも躊躇はみせない。

篠原 遊馬(しのはら あすま)
一号機の指揮担当。レイバー製造企業「篠原重工」の御曹司。
性格は冷めた皮肉屋で口も悪いが、相棒である野明に対しては優しい心遣いを見せる。

後藤 喜一(ごとう きいち)
特車二課第2小隊隊長、三白眼、緩めたネクタイにサンダル(水虫のため)
がトレードマークの飄々とした昼行灯。
一癖も二癖もある人員ばかりの第2小隊をもまとめあげ、警察上層部との政治的交渉でも必ず自らの意を通すやり手。

太田 功(おおた いさお)
イングラム2号機操縦担当者。直情径行の正義漢。
過剰な現場主義と頭に血が昇りやすい性格のため、
命令や指揮を無視して暴走をすることも多い。

香貫花・クランシー(かぬか クランシー)
2号機のバックアップ
ニューヨーク市警察から半年間、研修のため特車二課に
派遣されてきた日系3世の女性警察官。

レイバー、それは産業用に開発されたロボットの総称である。
主に建築土木の分野に広く普及したが、レイバーによる犯罪も急増。
警視庁は特科車両二課パトロールレイバー中隊を新設して、これに対抗した。
通称、パトレイバーの誕生である。

25年前にハッカ-犯罪を取り上げた作品。
しかし第2小隊は魅力的な人達ばかりですね。
イングラムに愛情を注ぐ泉 野明。
御曹司でありながら、腰の軽い篠原 遊馬。
権謀術数おまかせの理想的上司後藤 喜一。
血の気の多い太田 功。
その太田よりも危険なクールビューティー香貫花・クランシー。

前半はレイバー暴走謎の解明、後半方舟でのバトルシ-ン。
合間の帆場暎一の転居(26回)を捜索した刑事と後藤隊長との会話。
(松井刑事)
 それにしても奇妙な街だな、ここは。あいつの過去を
追っかけてるうちに、何かこう時の流れに取り残されたような、
そんな気分になっちまって。
ついこの間まで見慣れてた風景があっちで朽ち果て、
こっちで廃墟になり、ちょっと目を離すときれいさっぱり消えちまってる。
それにどんな意味があるのか考えるよりも早くだ。
ここじゃあ過去なんてものには、一文の値打ちも無いのかも知れんな。
(後藤隊長)
 俺たちがこうして話してるこの場所だって、ちょっと前までは海だったんだぜ。
それが数年後には、目の前のこの海に巨大な街が生まれる。
でもそれだって、あっと言う間に一文の値打ちもない、過去になるに決まってるんだ。
たちの悪い冗談に付き合ってるようなもんさ。
 帆場の見せたかったものって、そういうことなのかも知れんな。

見応え十分な作品でした。

夏へのトンネル、さよならの出口

原作は八目迷のライトノベル、2019年7月18日発売 全1巻。
コミックは2020年7月18日から発売全4巻。
劇場アニメは2022年9月9日 公開。

酒に溺れる父親と二人暮らしをしている塔野カオル。
彼は子供の頃妹を亡くし母親は家を出ている。
花城あんずは祖父に憧れ漫画家を目指すが、両親に疎まれ
田舎の学校に転校させられる。
塔野カオルは欲しいものが手に入るが、時間が100年も過ぎるという都市伝説の「ウラシマトンネル」を発見する。
塔野カオルは転校して来た花城あんずとトンネルを2人だけの秘密として共同戦線を張りトンネルを調査する。
浦島トンネルは 時間の流れが違うので、一秒で数時間が過ぎる世界。
花城あんずが欲しいのは漫画家になるための才能だった。
塔野カオルは亡くした妹を取り戻したい。
二人はトンネルへ入る計画を立てる。
「失ったものを取り戻す」
無くしたものを取り戻せる

塔野カオル(とうの カオル)
田舎町に住む高校生。
掴みどころがない性格のように見える
5年前妹カレンを事故で亡くした
事故は自分のせいだと考え心の傷となっている

花城あんず(はなしろ あんず)
塔野 カオルのクラスに東京から転校して来る
誰とも交際しようとせず、浮きまくる。
漫画家になる夢を抱いている。

今を捨ててまで過去に失った大切なものを求めるか、
大切なものを失った今を、新しく大切に生きるために求めるか。
絵が綺麗でストーリーも分かりやすい、SF青春物語。
ご都合主義は有るが許容範囲内でしょう。
主人公とヒロインの動向に的を絞ってシンプルに仕上げた作品。
セリフも少なく想像力を促してくる
余韻を残して終わるのも高得点でした。

すずめの戸締まり

劇場アニメは2022年11月11日公開。
小説 すずめの戸締まり は2022年8月24日 発売。
コミカライズ 2023年3月23日発売全3巻。
災害三部作と称される新海誠作品の三作目。
不思議な扉に導かれ、すずめの“戸締まりの旅”がはじまる。

九州の町で暮らす高校生の岩戸 鈴芽は
「扉を探してる」という旅の青年宗像 草太に出会う。
彼の後を追って迷い込んだ山中の廃墟で、謎の猫・ダイジンが現れる。
「すずめ すき」「おまえは じゃま」
ダイジンがしゃべり出した次の瞬間、草太はなんと椅子に姿を変えられてしまう。
それはすずめが幼い頃に使っていた、脚が1本欠けた小さな椅子。
逃げるダイジンを捕まえようと3本脚の椅子の姿で走り出した草太を、すずめは慌てて追いかける。
やがて、日本各地で次々に開き始める扉。
不思議な扉と小さな猫に導かれ、九州、四国、関西、そして東京と、日本列島を巻き込んでいくすずめの”戸締まりの旅”が始まる。

岩戸 鈴芽(いわと すずめ)
宮崎県の静かな町で叔母の環と2人で暮らす17歳の女子高校生。

宗像 草太(むなかた そうた)
「閉じ師」として日本各地の扉を閉める為に旅をしている青年。すずめより4歳年上

『君の名は。』では彗星(隕石)、『天気の子』では異常気象による長雨。そして今作『すずめの戸締まり』では震災が描かれています。作品を重ねる毎に重くなっていきます。

忍風カムイ外伝

原作は忍者漫画の巨匠、白土三平の「カムイ外伝」。
漫画は「週刊少年サンデー」1965年21号-1967年3・4合併号 掲載。
アニメは1969年4月6日から1969年9月28日まで
毎週日曜18時30分- 19時に放送された。
漫画は「ビッグコミック」に移り全20巻で完結している。
(最終話は「吸血」1987年3月25日号)
少年サンデー版では、中性的で色っぽいカムイがアニメでは少々男っぽい外見で描かれている。
高橋留美子が「少年サンデー史上最も心に残る作品」と絶賛した『源とツグミ』と同じく小山春夫、白土三平の実弟岡本鉄二が中心となって作画を担当していると思われる。
「ビッグコミック」版では、劇画調となり残酷面が強調されている。話は暗い、作画も
殺伐で救いが無い。その分リアルに感じるのですが。
個人的には小山春夫の作画が気に入っている。

自由を求めて忍者の世界を抜けたカムイは「抜忍」として追っ手と闘い続ける。
変移抜刀霞斬り(へんいばっとうかすみぎり)や飯綱落し(いづなおとし)といった
忍技を駆使し終わりのない旅を続けていく。

「今日もまた太陽は昇り、川は流れる。
忍びの世界には何人も犯すことのできない掟がある。
その掟を破る者には「死」あるのみ。
だがここに一人の男があった。
太陽のきらめきも月光の蒼明も一瞬、死の伴奏と変わる
その定めを自ら選び、貫いてゆく者。カムイ、忍者カムイ」

上記冒頭の語りが印象的でした。
今回、「漫画」「アニメ」を再視聴しました。
1969年の作品(55年前)ですので作画は今の時点で見ると簡素ですが
演出は現在の作品に負けないと感じました。
第9話「暗鬼(あんき)」
追手は誰か、小屋で4人と一緒になったカムイは疑心暗鬼に陥る。 
ミステリ-要素も含みながら物語は進む。
今見ても引きこまれ、視聴後、様々な事を想起させてくれる作品でした。

1話 雀落し
2話 飯綱落し
3話 月影
4話 むささび
5話 五ツ
6話 木耳(きくらげ)
7話 常風(とこかぜ)
8話 九の一(くのいち)
9話 暗鬼(あんき)
10話 空蝉(うつせみ)
11話 下人
12話 狂馬
13話 天人
14話 移し身
15話 老忍
16話 抜忍
17話 黒鍬
18話 追跡
19話 りんどう
20話 憑き移し
21話 女左衛門
22話 一白
23話 双忍
24話 鮫殺し
25話 月日貝
26話 十文字霞くづし

怪獣8号

原作は松本直也。日本の漫画作品。
少年ジャンプ+で2020年7月3日より連載中、既刊13巻。
アニメ第1期は2024年4月から6月まで放送された。
第2期は2025年に放送予定。

怪獣が現れるようになった地球、民間清掃会社「モンスタースイーパー」に入社した日比野カフカは、市川レノとの出会いをきっかけに、あきらめていた日本防衛隊に入隊するべく防衛隊試験を受ける決意を固める。その矢先、謎の小さな怪獣がカフカの口の中に。
怪獣に変身する力を身につけてしまう。
怪獣になったことを隠しながら敵の怪獣達と戦う日々が始まる。

何歳になっても夢を見ることは大切だ。
陽気な主人公のおかげで重い展開ですが楽しめます。
結構グロいので、このあたりは苦手の感。
展開は王道ジャンプ作品になりつつある。
視聴後、何かを考えさせてはくれませんが爽快感は有ります.

日比野 カフカ
主人公、32歳男性、お人好しで善良な人物。
32歳の年齢制限までに防衛隊の試験に受からなかった。
怪獣の死体を処理する怪獣専門清掃業者モンスタースイーパーの社員。
余獣に襲われた際に謎の超小型怪獣に寄生され人間の意識を持ったまま怪獣になる。

市川 レノ
カフカの相棒となる18歳の男性。

亜白 ミナ
カフカの幼馴染。27歳の女性。
過去「一緒に怪獣を全滅させる」約束をカフカと交わした。
日本防衛隊 第3部隊 隊長。

四ノ宮 功
キコルの父で日本防衛隊長官。
1972年に札幌市に出現した大怪獣怪獣2号のただ1人の適合者。

四ノ宮 キコル
カフカ、レノの同期。16歳でカリフォルニア討伐大学を飛び級で最年少首席卒業した防衛隊期待の新人女性。

怪獣8号
カフカが怪獣に変身した姿

怪獣9号
人型の怪獣。知能・強さ共に他の怪獣たちを上回っている。目的や正体は謎が多く、神出鬼没かつ他の怪獣を操るなど暗躍している。

第一話 怪獣になった男
第二話 怪獣を倒す怪獣
第三話 リベンジマッチ
第四話 フォルティチュード9.8
第五話 入隊!
第六話 夜明けの相模原討伐作戦
第七話 怪獣9号
第八話 防衛隊へようこそ
第九話 立川基地襲撃
第十話 曝露
第十一話 捕らわれた怪獣8号
第十二話 日比野カフカ

Unnamed Memory (アンネームドメモリー)

原作は「古宮九時」日本のライトノベル。

2012年より「小説家になろう」で連載が開始された。
2019年1月 – 2021年4月に 全6巻発売。
漫画 既刊7巻。
続編「Unnamed Memory -after the end-」 既刊4巻

2024年4月から6月までテレビアニメの第1期が放送された。
第2期が2025年1月より放送予定。

それは、青き塔に棲む魔女。
呪いを受けた王族。
時を書き換えられるのなら何を望むのか。
全ては塗り替えられる物語である。

大国ファルサスの次期王位継承者オスカー。 自らにかけられた呪いを解くため、
「青き月の魔女」のもとを訪ね、 そこで出会ったティナーシャに対して
結婚を申し込む。
様々なトラブルを乗り越え二人は結ばれるが、
最終12話でオスカー過去へ転移。
ティナーシャを助けるも時間線は分岐せずオスカーの世界線は消滅する。
オスカーは消える。
この世界の時間線は分岐しない、過去で歴史を変えると、
その時間線世界は、すべて消滅する。
「Unnamed Memory=名もなき記憶」
戦乱の世界を舞台に、二人が紡ぐ壮大な物語と愛の行方が続く。

スケ-ルの大きい物語、話はテンポ良すぎな感じで進む。
まあ愛を重視しない人には向かない物語。
悲劇的では有るが淡々と進むのでストレスは感じません。
オスカー復活の第2期に期待しましょう。

オスカー
大国ファルサスの次期王位継承者で主人公。
剣に秀で、魔法を無効化する伝説の王剣・アカーシアを使いこなす。

ティナーシャ
別名「青き月の魔女」ヒロイン。
荒野の塔の最上階に棲み、数々の試練を乗り越えてそこに到達した者の
願いを叶えると言われている。

ラナク
魔法士が集う国・クスクルの王。
400年前、当時の魔法大国・トゥルダールの次期王候補だった。
以後長きにわたり、ティナーシャを探し続けている。

第1話 ?呪いの言葉と青い塔?
第2話 ?繰り返し触れられる過去?
第3話 ?森の見る夢?
第4話 ?形に息を吹きこむ?
第5話 ?無名の感情?
第6話 ?深淵の生まれる時?
第7話 ?夢の終わり?
第8話 ?緑の蔓?
第9話 ?分からないこと?
第10話 ?白紙の子供たち?
第11話 ?砂のお城?
第12話 ?背中合わせの記憶?

終末トレインどこへいく?

EMTスクエアード制作、日本のオリジナルテレビアニメ
2024年4月1日 - 6月24日 放映 全12話。

2年前の7G回線の開通で大きな異変が起きた世界。
静留は消息を絶った葉香を探して中高校生4人と電車で池袋へと向かう。
30駅先、池袋へと向かう途中きのこに寄生されたり、小人になったりと苦難が
続く。紆余曲折の末池袋へ到着、葉香を探し出し世界を元に戻そうとする。
その結果完全に元へは戻らず同じ様に見えて変わり続ける世界になった

終末的世界を電車で池袋へ向かうロードムービーな青春ストーリー設定は
魅力的なのですが、途中余りにも訳分からない出来事が起きるので興醒めしました。
SFコメディ?奇想天外は歓迎ですが、方向性が今一歩でした。
世界は最終的に元に近く戻ったのでまあ安心出来たでしょうか。
電車で池袋へと向かう中高校生4人は全て女性。時代ですね。

 千倉 静留(ちくら しずる)
考えるよりも先に身体が動く性分、高校2年生の主人公。
祖父から習った柔術が得意で、身体能力に自信がある。

 星 撫子(ほし なでしこ)
優しく穏やかな性格で争い事が嫌い、高校3年生。
弓道を習っていて飛び道具が得意。

 久賀 玲実(くが れいみ)
金髪ギャルのような外観、高校1年生。
ミーハーで都会に憧れている、五感が鋭い直感タイプ。

 東雲 晶(しののめ あきら)
物知りで雑学にも詳しい、中学3年生。
大人ぶろうとしているが中身は子供っぽく本当は怖がり。

 中富 葉香(なかとみ ようか)
静留の小学生時代からの友人、県立吾野高等学校の高校生 だったが
2年前に行方不明になる。

 ポイズン・ポンタロー
「世界に7Gを広める会」会長。
葉香を操り実質的な池袋の支配者。

 スワン仙人
増水し湖のようになった川をスワンボートで渡る老人。
推測ばかりで要領を得ない話をする。
「何も信じちゃ駄目。信じるなら自分で確かめた事」千倉達に助言を与えた。

第1話 ちょっと行ってくる
第2話 推測、だろう、思われる
第3話 ショートでハッピーイージーに
第4話 なんでおしり隠すの?
第5話 骨にされてしまいます
第6話 そんなにひどいこと言ったかな
第7話 笑うゾンビはゾンビじゃない
第8話 バチ当たらない?
第9話 思ってたよりつまんないみたいな
第10話 これこそ反抗と退廃の証
第11話 もう無理かな……
第11.5話   総集編 ?これまでの終末トレイン?
第12話 いつもって何だっけ