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『宇宙探索編集部』『アステロイド・シティ』

『アステロイド・シティ』2023年9月公開、ウェス・アンダーソン監督作品
独断と偏見のお薦め度☆☆☆
 舞台劇の制作過程を舞台裏から覗こうというテレビ番組。その番組のために創られた架空のドラマが始まった。
 隕石クレーターがあることからアステロイド・シティの名前が付いた町で、イベントの天体観測が行われている最中に、UFOが飛来し、現れた宇宙人が展示品の隕石を持ち去ってしまった。そこに情報が漏れることを恐れる軍がからみ、ドタバタ劇が始まる……
 有名俳優が出演していて、なんか壮大な話になるかと思えばそうでもない不条理コメディ。 

『宇宙探索編集部』2023年10月公開、コン・ダーシャン監督作品、中国映画
 映画大学の卒業制作作品
 30年前、大人気だったUFO雑誌『宇宙探索』も、いまや廃刊寸前。編集長のタン・ジージュンは部下たちと共に四川省のとある村に怪現象の調査に向かう。その村では夜空から謎の光が降り注ぎ、獅子の石像が咥えていた石の玉が消える等の変異が起きているというが、本当にUFOが存在するとなると……

2024年9月13日

『MONDAYS/このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない』『地獄の花園』『前田建設ファンタジー営業部』

『前田建設ファンタジー営業部』2020年1月公開、英勉監督作品
独断と偏見のお薦め度☆☆☆
第36回(2005年)星雲賞ノンフィクション部門受賞。
実際にあったゼネコンのファンタジー営業部に基づいたフィクション。『マジンガーZ』格納庫建設がテーマ。
設計の仕様とか工期・費用など、そこらあたりは極めて真面目に作られてます。そことマジンガーZの格納庫建設というギャップが見所(笑)

『地獄の花園』2021年5月公開、関和亮監督作品
独断と偏見のお薦め度☆☆☆1/2
OLたちの華やかな職場の裏で、壮絶な派閥争い(喧嘩バトル)がおこなわれていた!
脚本のバカリズムさんとは波長が合うというか、笑いに徹したバカさ加減が素敵です。どんどん強いキャラが出てきたり、思いもかけない人が実は……とか、まあ実にアホらしい設定と展開ですがそこが良いのです(笑)

『MONDAYS/このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない』2022年10月公開、竹林亮監督作品
独断と偏見のお薦め度☆☆☆
弱小広告代理店で働く社員達が、あることから地獄の一週間がタイムループしていることに気がつく。原因が部長にあると判断した社員たちに、このタイムループは解消できるのか!
タイムループものというと、アニメ「ハルヒ」のエピソードとうる星の「ビューティフル・ドリーマー」の夏休みネタをまず思いつきますが、これは納期に追われた地獄の一週間がループするという(笑)

2023年7月21日