月別アーカイブ: 4月 2025
ニンジャバットマン対ヤクザリーグ
カートゥーン ネットワークで4月12日放映された。 動画配信サービスで視聴可能。 製作年:2025年 製作国:日本 監督: 水﨑淳平、高木真司 神風動画制作 89分 戦国時代にタイムスリップしたバットマンが活躍した 2018年製作のアニメーション映画「ニンジャバットマン」の続編。 戦国時代の歴史改変を阻止し、現代のゴッサムシティに戻って来たバットファミリー。 しかし翌日、降下してきた無数のヤクザがゴッサム・シティに襲いかかる。 ジャスティス・リーグも消息不明。原因究明の為上空に現れたヒノモトへ向かう。 そこは、ヤクザがヤクザを支配し、仁義なき世界が広がっていた。 その頂点に君臨するのは、いなくなったはずのジャスティス・リーグの面々と 姿も能力もうり二つの、「ヤクザリーグ」の超人たちだった。 バットファミリーの反撃が始まる。 制作陣が全力で遊んでいる、荒唐無稽も絶好調。 真面目にふざけた秀作 公式の二次創作 ワンダーウーマンの演歌を歌うカラオケ映像。 マルチバース「時空震折り紙システム」SFネタも充分 「ゴッサム地方にヤクザ豪雨警報が発令されました」 「科学忍法 自動販売機」 「お世話になりましたバットの親分さんこのご恩は一生忘れません」 DCのキャラクター、「科学忍者隊ガッチャマン」の予備知識が有れば 更に楽しめます。 「これは知ってるよね? 説明しないよ?」という前提で開幕します。 突き放し感が心地よく感じます。 和風のビジュアルのジャスティス・リーグ。 久方ぶりで笑い転げて見入ってしまいました。楽しい作品です。 主要登場人物 バットマン ロビン 五代目ロビン ナイトウィング 初代ロビン レッドフード 二代目ロビン レッドロビン 三代目ロビン アルフレッド … 続きを読む
アラフォー男の異世界通販生活
原作は朝倉一二三のライトノベル 小説家になろうで 2017年9月13日 – 2021年6月24日 連載完結 小説は 全3巻で未完 web版の3割程度 web版をかなり省略している コミックス全8巻で未完、小説版より web版に近い。 アニメ版も省略、変更箇所も多くなってます。 2025年1月より4月まで ケンイチ ハマダ 突然異世界の森に転移してしまった38歳の独身男性。 アネモネ 野盗団に捕らわれていた孤児、12歳。 のちに魔導師の適性があることが分かり プリムラ ダリアの商人マロウの娘で根っからの商売人。 ケンイチの行方を突き止め、押しかけ女房的な位置に着く。 ミャレー 猫獣人の女性、 ケンイチがダリアを去ったあとバイクのオイルの匂いをたどって湖畔の新居を突き止め同居する。 ニャメナ 猫獣人の女性、 アストランティアで露店を営むプリムラの護衛として雇われる。 リリス カダン王国のわがまま王女、15歳。 アマランサス カダン王国王妃、リリスの義理の母、30代半ば。 第1話 見知らぬ森林 第2話 カレーは正義! 第3話 大森林の小さな家 第4話 冒険者たち-ケンイチと8人の仲間- 第5話 古城の月 … 続きを読む
鉄腕アトム 宇宙の勇者
鉄腕アトム初の劇場アニメ、1964年にパートカラーで公開された。 テレビシリーズの46話「ロボット宇宙艇」、56話「地球防衛隊」 71話「地球最後の日」の三本を劇場用に再編集した。 56話「地球防衛隊」は鉄腕アトムの原作でなく『ナンバー7』の設定をアトム用に流用したもの。 映画全編をフルカラー化した特別版が、NHKで2025年3月放映された。 合体・分離可能なロボット宇宙艇の誕生、人工島司令官、ベガ大佐との戦い 月世界の地球防衛組織ナンバー7と共闘しての宇宙人との戦い 冷蔵庫を所持する謎の少年ベムとの出会い、地球滅亡の危機。 アニメはフルカラー化も違和感無く、及第点は軽くクリア-しています。 1960年代で仕方ないのでしょうが、科学文明礼賛の勧善懲悪的なストリ-になっています。 原作は手塚治虫の漫画。月刊誌 少年1952年4月号 – 1968年3月号 サンケイ新聞「アトム今昔物語」1967年1月24日 – 1969年2月28日他で掲載された。 原作ではバラツキは有りますが、悩み苦しむアトムと現実の厳しさが描かれ 読後考えさせられる優れた作品でした。 特に「アトム今昔物語」は絵物語で情報豊富、重い話が続き読むのが辛かった記憶が。 余談 1963年2月号から1964年2月号まで早川書房「SFマガジン」に掲載された 『SFファンシーフリー』(SF and Fancy Free)全9話は楽しい作品でした。 SF漫画によるショートショート群で奥が深い。 9話中4話は絵物語タイプ(活字多く読み応え充分)でした。 手塚治虫は絵物語タイプも多く作品化しています。 「サンケイ新聞」に1961年8月13日から1964年10月9日に記載された 「オズマ隊長」はSFの各種テーマが網羅されていました。 SF漫画の当時の水準と較べると格段に上位で、悲劇的要素も少なく 考えさせられる要素も有り楽しく拝読していました。 薬で知能を上げた世界の赤ん坊たちが、悪い大人たちから世界を守るため、 「世界子ども連盟」を結成します。 日本本部パトロール隊長のオズマは、アッぺ警部と共に、大活躍します。 現代の視点では、薬で知能を上げる是非をとやかく言われそうですが、 まあ物語ですから私は許容範囲です。 タイトルで雰囲気が解かるでしょうか? 1話 ユダ結社 2話 ヒュ-マノイド・チル … 続きを読む