カテゴリー別アーカイブ: エイリアン・モンスター

『インベージョン』『フィフス・ウェイブ』

『インベージョン』2007年10月公開、オリヴァー・ヒルシュビーゲル監督作品 原作:ジャック・フィニイ『盗まれた街』 四度目の映画化 独断と偏見のお薦め度☆☆☆1/2 宇宙から飛来した未知のウイルスが、世界中で謎の感染症を引き起こす。感染すると睡眠中に分泌されるホルモンをきっかけにして、記憶は受け継ぐものの感情を失った何者かに変貌してしまう。 睡魔と闘いながら息子を探す主人公キャロル役のニコール・キッドマンが、凄みも感じさせる美しさ。美人です(笑) でも、あの甘々なラストでプラマイゼロかなあ(笑) 『フィフス・ウェイブ』2016年4月公開、J・ブレイクソン監督作品 原作:リック・ヤンシー『フィフス・ウェイブ』 独断と偏見のお薦め度☆☆☆ ある日、異星人の宇宙船が突然地球に現れる。その《アザーズ》と呼ばれる異星人の攻撃により壊滅状態になった人類を描いた作品。第五波とは、異星人が仕掛けてきた様々な攻撃で、五段階目のものを指すが、その実態は最後に明かされる。異星人に対抗し、弟を救出するために闘う少女が主人公です。  色々と詰めが甘いけど、それを言う種類の映画ではない(笑)  

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『インデペンデンス・デイ2024』『デイ・アフター・トゥモロー2024』

「ヒット作+年号」の題名を付けられた映画はクソであるの法則(笑) ネットでググると、同じ配給会社で、元々そういう作品の配給元だそうな。知らなかった(汗;) 『インデペンデンス・デイ2024』2023年、エイドリアン・アビラ監督作品 太陽系外の惑星から、探査船が持ち帰えったのは、恐怖の宇宙生命体だった。それと闘う科学者たちなのですが、まあエイリアンがしょぼい。筋立ても酷い。演技大げさと三拍子揃ってるぞ(笑) 『デイ・アフター・トゥモロー2024』2023年、ジェームス・マホニー監督作品 凍結しはじめた大西洋をなんとかするために米軍の最新鋭潜水艦が現地に向かう。原因となった地滑りによる堆積物を取り除くことが必要になった彼らは、特殊爆弾を装填した魚雷を震源に撃ち込み、新たな地震を起こしそれを取り除こうとする。 潜水艦内部とアメリカの司令部とで、何かゴニョゴニョするだけの映画(笑)

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『ブルークリスマス BLOOD TYPE:BLUE』『隣人X -疑惑の彼女-』

『ブルークリスマス BLOOD TYPE:BLUE』1978年11月公開、岡本喜八監督作品 独断と偏見のお薦め度☆☆☆  UFOの存在について語った兵藤博士が何者かに誘拐されるが、同時期にテレビドラマのヒロインに抜擢された女優が誤認逮捕され、絶望し自殺した彼女が切った手首からは青い血が流れていた……。  世界各地でUFOの目撃情報が相次ぎはじめ、UFOを目撃した人たちの血が青く変質する。それを利用した政府は、民衆を御し易くするために青い血の人たちに対する差別・迫害を始めた…… 『隣人X -疑惑の彼女-』2023年12月公開、熊澤尚人監督作品 原作:「隣人X」パリュスあや子著 独断と偏見のお薦め度☆☆☆  原作がそもそも『ブルークリスマス』へのオマージュだと思うのですが、映画としても似ているという意見が多々のようです。私は『ブルークリスマス』を上映当時に見た世代なのですが、地味な映画なので当時の評価もあまり高くなかったです。まあSF映画だとは思うので見ましたが(汗;) ある惑星からの移民(異星人の難民)を受け入れて人と共存することになった世界の話。彼らは人間と同化してひっそりと暮らすことができ、表面的にはまるで識別できない。しかも人間に擬態した時、自分がエイリアンだという記憶も失う。  週刊誌記者の笹は、X疑惑のある柏木良子の追跡を開始。自身の正体を隠しながら良子に接近するが、段々と良子に引かれ始める。  人々の差別意識のありようと、マスコミのクズさをこれでもかと描いた作品。結局だれがXだったかは最後まで不明。手首の三角形になった黒子の意味も不明。たぶん、それはどんなことでも差別の原因になるという意味だったのかとも思った。 しかし、見た目が人間で、しかも異星人だった頃の記憶も無くなり、考え方も人間になってしまうのだったら、地球に移民する意味はあるのか。人間との間に子どもも出来るようだし、それは人間なのではと思う。

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『ヴァイラル』『NOPE/ノープ』

『ヴァイラル』2017年1月公開、ヘンリー・ジュースト&アリエル・シュルマン監督作品 独断と偏見のお薦め度☆☆☆  カリフォルニア州の住宅街に引っ越してきたばかりの二人姉妹と両親の一家。両親の関係は最悪で、母親が家を出て行く事に。ある日、学校で急いで物を食べたり、咳き込んで出血したりするなどの症状を現す生徒が出現。その後。近所でも謎の寄生虫が発生していることを知ることになる。  父親が空港に妻を迎えに行った間に、彼女たちが暮らす地区が政府によって完全に封鎖されてしまう。  ゾンビというとウィルス系なのですが、こちらは寄生虫タイプ。  非感染者の救助がある程度終わったら、残った者は感染者とみなしてガンガン銃撃・爆撃していく死滅・壊滅作戦になるところがアメリカ映画ですなあ。 『NOPE/ノープ』2022年8月公開、ジョーダン・ピール監督作品 独断と偏見のお薦め度☆☆☆1/2  これは誰が観ても、ジョーズのUFO版。  父親が突然の事故で亡くなったため、破産寸前の牧場を相続した息子と恋人が、上空を浮遊して獲物を狙うUFO様生命体に付け狙われる話。牧場だから馬も補食されるのですが、捕食されない馬もいて、その違いが生き残るポイントになったりします。  空中浮揚生命体の造形が見所か、あまり知能は高く無さそうですが、どうやって地球にやってきたのでしょう。

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 『65/シックスティ・ファイブ』『ライフ』

『65/シックスティ・ファイブ』2023年3月公開、スコット・ベック、 ブライアン監督作品 独断と偏見のお薦め度☆☆☆ 6500万年前の惑星ソマリス。主人公のミルズは、娘のネヴァインの治療費捻出のため2年間の宇宙探査へ向かうことになった。しかし調査を終えソマリスに戻る途中、船は白亜紀の頃の地球に不時着する羽目に。大破した宇宙船と恐竜たちに襲われながら、彼の他に一名だけ生き残った少女と共に迫り来る小惑星の衝突に立ち向かう。  特殊撮影部分はなかなか見せ所あり。その他は…… 『ライフ』2017年7月公開、ダニエル・エスピノーサ監督作品 独断と偏見のお薦め度☆☆☆1/2  国際宇宙ステーション(ISS)搭乗のクルー6名は無人火星探査機ピルグリムの回収に成功する。探査機が持ち帰った土をISS内で調査・分析したところ、生存反応がある微生物を見つける。地球外生命体発見のニュースは地上でも報道され、微生物は「カルビン」と名付けられた。しかし、微生物と思っていた生命体が急速に成長し、人間を襲うようになってしまい、クルーは被害が地球に及ばないように対策に追われる……  新しいエイリアンもの。まあ人間を襲うのはありとしても、人間の蛋白質を栄養として成長する過程には何かしらの理由付けが欲しいところ。人間が異星に着陸し、そこの生命体を食べようとする際には、まず食べることが出来るか、毒ではないか調査すると思いますが……炭素系生命体なら、なんでもかんでも捕食し栄養にしちゃうのかしら?

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『カウボーイ & エイリアン』『シャドウ・イン・クラウド』

『カウボーイ & エイリアン』2011年10月公開、ジョン・ファヴロー監督作品 原作:アメリカンコミック『カウボーイ & エイリアン』(2006) 独断と偏見のお薦め度☆☆☆1/3  1873年、侵略者に拉致されその後記憶を失った男が、謎めいた武器を使い侵略者と闘う話。  スピルバーグ氏もいっちょ噛みしているせいか、そこそこテンポが良く楽しめる異色西部劇(笑) 『シャドウ・イン・クラウド』2022年4月公開、ロザンヌ・リャン監督作品 独断と偏見のお薦め度☆☆☆☆1/4  拾いものの面白さ(笑)  第2次世界大戦中のニュージーランド。連合国軍の女性パイロットが、密命を受けB17に搭乗するが、男性乗組員から役立たずだと邪魔者扱いにされ、機体下部の銃座に押し込められてしまう。そこで彼女が見たのは、機体の表面でうごめくグレムリンの姿だった。賢くて強くて、SFファンなら惚れてしまうヒロイン!

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