-
最近の投稿
最近のコメント
アーカイブ
カテゴリー
メタ情報
作成者別アーカイブ: admin_sasabe
『スカイクロラ The Sky Crawlers』『十年 Ten Years Japan』『プラン75』
『スカイクロラ The Sky Crawlers』2008年公開、押井守監督作品 原作:森博嗣の同名の小説《スカイ・クロラ》シリーズ 『十年 Ten Years Japan』2018年公開、是枝裕和製作総指揮作品 2015年に香港で公開され話題となった映画『十年』をもとに日本、タイ、台湾の国の若手映像作家がそれぞれの国の10年後を描く国際共同プロジェクト。 独断と偏見のお薦め度☆☆☆☆ 「PLAN75」早川千絵監督 高齢化問題の解決のために制定された75歳以上の高齢者に安楽死を奨励する制度を扱う。 「いたずら同盟」木下雄介監督作品 IT特区の小学校では人工知能システム“プロミス”が子供たちに理想的な道徳を刷り込んでおり、子供たちはプロミスに従うことで平穏な日常を過ごしていた。 「DATA」津野愛監督作品 女子高生の舞花(杉咲花)は、父(田中哲司)に内緒で、亡き母の生前のデータ≒「デジタル遺産」を手に入れた。 「その空気は見えない」藤村明世監督作品 人々は原発による大気汚染から逃れるために地下の世界に住むようになっていた。 「美しい国」石川慶監督作品 徴兵制がしかれた日本。広告代理店マンの渡邊(大賀)は、徴兵制の告知ポスターを政府からの要請で若者に親しみやすいよう変更する。 『プラン75』2022年公開、早川千絵監督作品 2018年に公開された是枝裕和監督総合監修のオムニバス映画「十年 Ten Years Japan」内の短編
カテゴリー: SF系(邦画)
コメントは受け付けていません。
一般映画(邦画)
『水曜日が消えた』2020年公開、吉野耕平監督作品 独断と偏見のお薦め度☆☆☆☆ 主人公の青年は幼いころの事故の後遺症により、7人の人格が日替わりで現れる。性格や好み、ライフスタイルもそれぞれ異なる7人は、週に1日しか意識がないため親しい友人も持てず、病院の管理下で生活していた。中でも一番地味で几帳面な”火曜日の僕”は、他の曜日たちから掃除など雑用を押し付けられながらも淡々と火曜日を過ごしていた。 ある朝、目を覚ました”火曜日の僕”は、その日が水曜日だと気づいた。毎週火曜日が休館のため今まで行けなかった図書館に足を運び、女性司書と親しくなる”火曜日の僕”。女性司書も彼に好意を持っていたが、それは、水曜日に顔を合わせて来た別人格の”僕”だった。彼女のためにも水曜日が消えてはいけないと痛感する僕。 『ミュジコフィリア』2021年、谷口正晃監督作品 原作:さそうあきらの同名のコミック 独断と偏見のお薦め度☆☆☆☆ 京都にある芸術大学に入学した漆原朔は、思いがけず強引に現代音楽研究会にひき込まれる。だがそこには 朔が音楽を遠ざけるきっかけとなった異母兄の貴志野大成と、朔が憧れる大成の彼女、小夜がいた。大成は天才作曲家として注目される存在であり、朔はそんな大成を一途に愛する小夜との間で苦悩する。子どもの頃からモノの形や色が「音」として頭の中で鳴っていた朔は、やがてそれらが現代音楽を通して表現できることを知る。そして朔と同じように自然の音を理解する女性、浪花凪が現われて、朔は秘めた才能を開花させようとしていた――。 『ウェディング・ハイ』2022年公開、大九明子監督作品、バカリズム脚本 独断と偏見のお薦め度☆☆☆☆ 結婚式、それは新郎新婦にとって人生最大のイベント!お茶目だけど根は真面目な石川彰人(中村倫也)といつも明るい新田遥(関水渚)のカップルも、担当ウェディング・プランナーの中越(篠原涼子)に支えられながら準備を済ませ、ようやく式当日を迎えていた。 しかし…結婚式に人生を賭けていたのは2人だけじゃなかった!? 新郎新婦の紹介VTRや主賓挨拶、乾杯の発声など、結婚式お決まりの演目に並々ならぬ情熱を注ぐ参列者たち。熱すぎる思いが暴走し、式は思わぬ方向へ… 中越は新郎新婦のSOSを受け、披露宴スタッフと力を合わせ様々な問題を解決しようと奔走する。しかし、更に式場に遥の元カレや、招かれざる闖入者も現れて――!? 果たして絶対に「NO」と言わない敏腕ウェディング・プランナーは、全ての難題を解決し、最高の結婚式を2人に贈ることが出来るのか――?
カテゴリー: 一般映画
コメントは受け付けていません。
ファンタジー系(邦画)
『エリ・エリ・レマ・サバクタニ』2005年公開、青山真治監督作品 独断と偏見のお薦め度☆☆☆ タイトルの「Eli, Eli, Lema Sabachthani?」は、ヘブライ語で「神よ、何ゆえに我を見捨てたもうや」の意味。SFファンには平谷美樹先生の小松左京賞受賞作『エリ・エリ』で周知(笑) 2015年。映像を通じて感染するレミング病というウイルスによって、世界中で多くの人間が自殺している。富豪のミヤギ(筒井康隆)は、息子夫婦をレミング病で失い、孫娘のハナ(宮崎あおい)もレミング病に侵されている。探偵のナツイシ(戸田昌宏)に調査を依頼したところ、ミズイ(浅野忠信)とアスハラ(中原昌也)の奏でる音楽には発病を抑える効果があるのだとわかる。 ミヤギとハナとナツイシは、ミズイとアスハラが食事に立ち寄っているナビ(岡田茉莉子)のペンションを訪れる。ミヤギは、孫娘のために演奏してほしいと2人に頼むものの、あっさりと断られる。ミズイにはエリコ(エリカ)という恋人がいたのだが、レミング病に感染したエリコがミズイの目の前で自殺して以来、ミズイとアスハラは隠棲生活を続けていたのである。そんな折、レミング病に感染していたアスハラが自殺する。ミズイはハナのために演奏することを承諾する。 『天使』2006年公開、宮坂まゆみ監督作品 原作:桜沢エリカのコミック《天使》シリーズ 東京で悩み苦しむ人々の前に、本物の天使が現われる。 東京で暮らし、恋愛、家族や友人との関係などに悩む3人は、神出鬼没な天使と出会って救われ、心を癒やされていく……。 『花田少年史 幽霊と秘密のトンネル』2006年公開、水田伸生監督作品 原作:一色まことのコミック『花田少年史』 独断と偏見のお薦め度☆☆☆1/2 小さな港町で評判のわんぱく少年・花田一路は、ある日、トラックと衝突する大事故に遭ってしまう。九死に一生を得た一路には、幽霊が見える不思議な能力が身についていた。その日から彼の周囲には、様々な幽霊が出現して願い事や相談を持ちかける。それだけでもパニックなのに、なんと、自分が本当の父親だと名乗る見知らぬ男の幽霊まで現れた!元気でにぎやかな花田家に、誰にも言えない秘密が隠されているのか?幽霊たちの力を借りて真実を探るうち、一路はこれまで意識しなかった家族の絆、「愛する者が幸せであってほしい」という幽霊たち、そして生きている人間たちの優しい思いに気づいていく……。 トラック運転手はトンネルの中で女子高生の幽霊と遭遇し、恐怖のあまり車を急発進させた。そして、自転車に乗っていた少年・花田一路を撥ねてしまう。一路は幽体離脱し、怪我を負って倒れている自分の姿を見ていた。事故の件を聞いた母の寿枝と祖父は現場に駆けつけ、救急隊員に運ばれようとしている一路に寄り添った。 一路は上空にある光の中に向かっていった。だが、途中で女子高生の幽霊に引き止められ、自分の体の元へと投げ飛ばされてしまう。一路は目を覚まし、家族と再会した。一路は自分が体験したことを家族に話すが、誰もまともに取り合ってはくれなかった。 一路の前に女子高生の幽霊が再び姿を現した。一路は九死に一生を得たことにより、生きたまま幽霊の姿が見られるようになっていた 『神さまの言うとおり』2014年公開、三池崇史監督作品 金城宗幸原作、藤村緋二作画のコミック『神さまの言うとおり』 独断と偏見のお薦め度☆☆☆1/2 平凡な男子高校生・高畑瞬は退屈な日常に嫌気が差していたが、ある日の授業でいきなり教壇の上にしゃべる巨大なダルマが現われ、敗者が次々に命を落とすという不条理な“ダルマさんが転んだ”遊びを仕掛けられる。瞬は同級生のいちかとともにその後も巨大な“まねき猫”“コケシ”“シロクマ”が相手の不条理なゲームに挑んでいき、それらゲームを命からがら突破するものの、そんな状況下で他の生徒は次々と命を落としていき……。 『ホリック xxxHOLiC』2022年公開、蜷川実花監督作品 原作:創作集団「CLAMP」のコミック『xxxHOLiC』 独断と偏見のお薦め度☆☆☆ アヤカシ(怪奇現象)が見えてしまい、いつも逃げ回ってばかりの高校生・四月一日(わたぬき)は、ある日紅い蝶に誘われて、曰くありげな女主人の館に迷い込みます。彼女から「アヤカシを見たくない。平凡な生活を送りたい」という願いを推し当てられた主人公は、その代償として館の料理や掃除に励む毎日が始まります。 目くるめくような映像美が見所。タイムループがスパイス的に使われてます。藤の花が満載の館が凄い。 『妖怪シェアハウス―白馬の王子様じゃないん怪―』2022年公開、豊島圭介監督作品 テレビ朝日のドラマ『妖怪シェアハウス』の映画版 澪(小芝風花)は妖怪たちと楽しく暮らしながら、作家になる夢を追いかけていた。 世間ではAI恋人アプリが流行していたが、出版社での仕事に追われる彼女は恋愛とはまったく縁がない。 ある日、澪は上司にむちゃ振りされた取材で、イギリス育ちの天才数学者AITO(望月歩)に出会って恋に落ちる。 幸せな日々を理想の王子様と過ごしたのもつかの間、澪はその恋がシェアハウスだけでなくちまたの妖怪たちをも危険にさらしていると知ることになり……。』
SF以外の一般映画
『メタモルフォーゼの縁側』2022年公開、狩山俊輔監督作品 原作:鶴谷香央理「メタモルフォーゼの縁側」 独断と偏見のお薦め度☆☆☆☆☆ 宮本信子さんと芦田愛菜ちゃんは演技が上手い。 BLマンガを通してつながった17歳の女子高校生と、75歳の老婦人の世代を超えた友情を描く。 共通の趣味で通じ合える喜びって、ありそうではあるけど中々経験しない。でも、良いなあ。 BLマンガをSFに変えて、SFにおいても世代を超えた友情が育めると嬉しい。 『3D彼女 リアルガール』2018年公開、英勉監督作品 原作:那波マオ『3D彼女 リアルガール』 独断と偏見のお薦め度☆☆☆ ひたすら中条あやみさんを愛でる映画です(笑)。可愛い。 学校一の超絶美少女と、2次元にしか興味がない超絶オタクの恋と破局と成就を描きます。 映画『卒業』ぽいシーンもあるけど、これは略奪婚ではないですね。 『3月のライオン』2017年、前後編公開、大友啓史監督作品 原作:羽海野チカ『3月のライオン』、監修:先崎学 独断と偏見のお薦め度☆☆☆☆☆ 幼い頃に事故で家族を失った主人公(零)が、中学生でプロ棋士となり高校生になってからも懸命に生きる姿を描いた作品。零が、養父と暮らすにあたって「将棋は好きか」と問われたことで、生きるために将棋を学び、周りに支えられながらも厳しい世界を生きていく姿が心に迫ります。大学時代に囲碁将棋部だった者としては、棋士たちの将棋に対する鬼気迫る姿は美しいとさえ思いますが、理解出来ない人がいてもおかしくはないですね(汗;) 零の友人でもある病気がちの棋士二階堂のモデルは、29歳で夭逝した故村山聖9段のような気がしました。
カテゴリー: 一般映画
コメントは受け付けていません。
時間もの(邦画)
『サマータイムマシン・ブルース』2005年9月公開、本広克行監督作品 独断と偏見のお薦め度☆☆☆ 青春ドタバタタイムマシンもの。一応タイムパラドクスに気を使った筋立てにはなってますが、本気のSFではありません(笑) 若者が集まってわちゃわちゃやる楽しさにあふれた作品だと思います。 「カッパ伝説」とお遍路が観光資源である四国の大学。SFに興味がない男子学生5人のSF研究会と、写真の腕前がよくない女子学生2人のカメラクラブは、同じ部室を共有していた。とある夏休み、SF研とカメラクラブの面々は、毎日部室に通っていたが、カメラクラブの2人が、写真を現像していると、1枚の写真に、野球をしているSF研の下級生の姿と、それとは別に校舎の陰にもうひとり下級生(同一人物)が写っているのを見つけて驚く。 一方、エアコンが壊れたため、猛暑に悩むSF研部員たちは、部室の隅に見慣れないへんてこな乗り物状の機械があることに気づく。 『江ノ島プリズム』2013年8月公開、吉田康宏監督作品 独断と偏見のお薦め度☆☆☆1/2 変形タイムループ青春ものかな。切ないけど、選びうる最善の結末になったかも知れない。 修太と朔とミチルの三人は仲の良い幼なじみで、いつも一緒に行動していた。しかし朔は、生まれつき病弱で重い心臓病を患っていて、旅立つ幼なじみのミチルに手紙を渡そうと必至に自転車漕いだのが原因で急死したのだ。 ある朝、修太は幼馴染の親友だった朔の三回忌に来ていた。朔の母親に案内され当時のまま保存している朔の部屋に入ったあと朔の母親に入れてもらったコーヒーを飲みながら小学校時代を思い出していた。朔の母親から「朔の親友だったことを忘れないでほしいから形見の品をなにか持って帰って欲しい」と言われ、机にあった「君もタイムトラベラー」というムック本を手に取った。中には、水色のオモチャ然とした腕時計が入っていて、その腕時計をはめ、自分の行きたい時代を頭に浮かべながら目をつぶり右手をにぎるとその時代にタイムトラベルできるという…… 半信半疑ながらも時計型タイムマシンに望みを託して修太は旅立つ…… 『夏への扉 ―キミのいる未来へ―』2021年6月公開、三木孝浩監督作品 ロバート・ハインライン原作 独断と偏見のお薦め度☆☆☆☆ 原作から離れてるけど、個人的にはアリ(笑)オールドファンにもお薦め。 1995年の東京でロボット開発に携わる高倉宗一郎は、愛猫・ピートと妻・璃子と共に暮らし、妻の父親である松下の遺志を継ぐべくプラズマ蓄電池の開発に没頭していた。しかし、宗一郎は共同経営者・松下和人と婚約者・鈴の裏切りによって会社と開発中のロボットや蓄電池をすべて奪われ、コールドスリープに入れられてしまう。 『君が落とした青空』2022年2月公開、Yuki Saito監督作品 櫻いいよ原作 独断と偏見のお薦め度☆☆☆ 切なさ満開の青春ラブストーリー。タイムループものなんだけれど、夢オチとも解釈できる。 高校生の実結と修弥は、中学の時から付き合い始めて2年目になる仲の良いカップル。ある日、デートの途中で修弥が用事ができたからとデートを中断して気まずい雰囲気で別れてしまう。その日の夕方、会いたいとメールを寄越した修弥がトラックにはね飛ばされてしまう。修弥に会おうと待ち合わせ場所に急いでいた実結はパニックになるが、気が付くと事故当日の朝に戻っていた。
DRAM(Destroy’s Random Access on the Movies )へようこそ
主としてSFとファンタジー系映画のリストと年表のためのページです。 その他、SFと関係なくても面白かった映画について感想を書くこともあります。 「独断と偏見のお薦め度」は、☆☆☆☆☆が満票。描こうとしてない部分での評価はしません。 何かの参考になれば幸いです。
カテゴリー: 未分類
コメントは受け付けていません。