カテゴリー別アーカイブ: SF系(洋画)

『フューチャー・ウォーズ』『デイ・アフター・トゥモロー・ウォー』『インデペンデンス・デイ2025』

『フューチャー・ウォーズ』2024年5月公開、フランソワ・デスクラック監督作品 独断と偏見のお薦め度☆☆☆ フランス映画  2555年の未来。地球は荒廃し人類絶滅が迫っていた。その未来からやってきたタイムトラベラーが、荒廃のきっかけとなった原発のメルトダウンを阻止しようとするが、歴史改変を阻止しようとする時空警察の妨害が。タイムトラベラーが、きっかけとなる事故の責任者(悪徳社長)とその娘を過去から未来へと拉致してきて、原発阻止を要請するのだがというお話し。  昔、西暦2525年(ぜーガーとエバンス)というヒット曲がありました(笑) 『デイ・アフター・トゥモロー・ウォー』2021年製作日本公開予定無し、ハビエル・デル・シド監督作品 「デイ・アフター・トゥモロー」+「トゥモロー・ウォー」の有名作品のお題拝借低予算作品  ちょっと珍しいグアテマラ映画。  荒廃した近未来。「ジ・アイ」と呼ばれる超越的存在に自らの支配を委ねた人類は、豊かな北米世界と壁に囲まれた貧しい南米世界に別れ、自由を求める人々はレジスタンスを続けていた……  南米からの脱出がメインテーマなのかなあ。主人公の目的がはっきりしてないし、突如ポルノ撮影が始まったりして、なんじゃこれはと(笑) 『インデペンデンス・デイ2025』2024年製作日本公開予定無し、エイドリアン・アビラ監督作  有名作品のお題拝借作品ですな。いかにも低予算らしく、お金のかからないあまり重要で無いシーンの時間が長い(笑)エイリアン(モンスター?)は一瞬登場するが、制作費の関係(笑)ですぐに居なくなるという。  ニューヨーク上空に巨大な球体型の飛行物体が出現し、丁度宇宙を観測していたのが宇宙学者のモロー博士の息子。それを報告したモロー博士が手腕を買われ、ヘリで調査を行なうことに。球体は電波や赤外線には無反応だったが、レーザーを照射した途端、ヘリを攻撃し始める。しかもその球体が多数地球に接近しつつあることが判明し……。

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『インベージョン』『フィフス・ウェイブ』

『インベージョン』2007年10月公開、オリヴァー・ヒルシュビーゲル監督作品 原作:ジャック・フィニイ『盗まれた街』 四度目の映画化 独断と偏見のお薦め度☆☆☆1/2 宇宙から飛来した未知のウイルスが、世界中で謎の感染症を引き起こす。感染すると睡眠中に分泌されるホルモンをきっかけにして、記憶は受け継ぐものの感情を失った何者かに変貌してしまう。 睡魔と闘いながら息子を探す主人公キャロル役のニコール・キッドマンが、凄みも感じさせる美しさ。美人です(笑) でも、あの甘々なラストでプラマイゼロかなあ(笑) 『フィフス・ウェイブ』2016年4月公開、J・ブレイクソン監督作品 原作:リック・ヤンシー『フィフス・ウェイブ』 独断と偏見のお薦め度☆☆☆ ある日、異星人の宇宙船が突然地球に現れる。その《アザーズ》と呼ばれる異星人の攻撃により壊滅状態になった人類を描いた作品。第五波とは、異星人が仕掛けてきた様々な攻撃で、五段階目のものを指すが、その実態は最後に明かされる。異星人に対抗し、弟を救出するために闘う少女が主人公です。  色々と詰めが甘いけど、それを言う種類の映画ではない(笑)  

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『インデペンデンス・デイ2024』『デイ・アフター・トゥモロー2024』

「ヒット作+年号」の題名を付けられた映画はクソであるの法則(笑) ネットでググると、同じ配給会社で、元々そういう作品の配給元だそうな。知らなかった(汗;) 『インデペンデンス・デイ2024』2023年、エイドリアン・アビラ監督作品 太陽系外の惑星から、探査船が持ち帰えったのは、恐怖の宇宙生命体だった。それと闘う科学者たちなのですが、まあエイリアンがしょぼい。筋立ても酷い。演技大げさと三拍子揃ってるぞ(笑) 『デイ・アフター・トゥモロー2024』2023年、ジェームス・マホニー監督作品 凍結しはじめた大西洋をなんとかするために米軍の最新鋭潜水艦が現地に向かう。原因となった地滑りによる堆積物を取り除くことが必要になった彼らは、特殊爆弾を装填した魚雷を震源に撃ち込み、新たな地震を起こしそれを取り除こうとする。 潜水艦内部とアメリカの司令部とで、何かゴニョゴニョするだけの映画(笑)

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『宇宙探索編集部』『アステロイド・シティ』

『アステロイド・シティ』2023年9月公開、ウェス・アンダーソン監督作品 独断と偏見のお薦め度☆☆☆  舞台劇の制作過程を舞台裏から覗こうというテレビ番組。その番組のために創られた架空のドラマが始まった。  隕石クレーターがあることからアステロイド・シティの名前が付いた町で、イベントの天体観測が行われている最中に、UFOが飛来し、現れた宇宙人が展示品の隕石を持ち去ってしまった。そこに情報が漏れることを恐れる軍がからみ、ドタバタ劇が始まる……  有名俳優が出演していて、なんか壮大な話になるかと思えばそうでもない不条理コメディ。  『宇宙探索編集部』2023年10月公開、コン・ダーシャン監督作品、中国映画  映画大学の卒業制作作品  30年前、大人気だったUFO雑誌『宇宙探索』も、いまや廃刊寸前。編集長のタン・ジージュンは部下たちと共に四川省のとある村に怪現象の調査に向かう。その村では夜空から謎の光が降り注ぎ、獅子の石像が咥えていた石の玉が消える等の変異が起きているというが、本当にUFOが存在するとなると……

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『ワールド・ウォー20XX 世界戦争』『グリーンランドー地球最後の2日間ー』『光の旅人 K-PAX』

『ワールド・ウォー20XX 世界戦争』2021年公開、デヴィッド・マイケル・ラット監督作品  20XX年。最新型A.I.搭載のロボット「メドゥーサ」が突然暴走。“機械”による世界支配のため、世界中のあらゆるネットワークに侵入し、邪魔をする者はドローン攻撃で殲滅を始めた。 『グリーンランドー地球最後の2日間ー』2021年6月公開、リック・ローマン・ウォー監督作品 独断と偏見のお薦め度☆☆☆  突如現れた彗星の地球落下による人類の絶滅危機までの48時間を、巨大地下シェルターがあるグリーンランドを目指す一家の運命……  シェルターに避難させる対象として主人公と家族が選ばれたと言う政府の通知がスマートフォンに届き、一家は専用のリストバンドを装着する。まあこういう事をしたら、差別だ考え、嫉みと自分も助かりたいとの思いからリストバンドを奪おうとする輩が出てくるのは必然なのですけど、事前にそこらは考えなかったのかしらとは思う。映画を面白くするためだとしたら、それは違うぞ!(笑) 『光の旅人 K-PAX』2002年4月公開、イアン・ソフトリー監督作品 原作『K-パックス』(ジーン・ブリュワー著) 独断と偏見のお薦め度☆☆☆  ほのぼの系宇宙人もの。  ニューヨークの中央駅に突如現れた男。彼はK-PAX星から来た異星人のプロートであると主張したが、記憶喪失と妄想の患者として精神科病棟に送られてくる。彼は担当医のパウエル博士に、自分は337才で宇宙を旅して報告をするのが仕事だと告げる。不可思議な知識と能力を発揮するプロートは、科学者たちを困惑させるが、同時に入院患者達の人気と信頼を勝ち得て行く……  

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『ダークマン』『ザ・フラッシュ』

『ダークマン』1990年8月公開、サム・ライミ監督作品 独断と偏見のお薦め度☆☆☆☆  大火傷を負った後でギャング団に拷問され、顔と両手も使えなくされた科学者は、凄まじい痛みを止めるために神経遮断の手術を受けるのですが、感情の制御が出来なくなるという副作用が……  どうにでも変装可能な人工皮膚は99分のタイムリミットがあるし、う~んダークですけど面白い(笑)  恋人の女弁護士が手掛けている事件に巻き込まれ、人工皮膚を開発していた科学者が研究室ごと吹き飛ばされ、全身に大火傷をおい顔も失った彼は、人工皮膚を完成させるが、99分しか保たないという欠点が解決できないでいた。 『ザ・フラッシュ』2023年6月公開、アンディ・ムスキエティ監督作品 独断と偏見のお薦め度☆☆☆☆  バットマンやスーパーガールと、もう一人の自分が協力してゾッド将軍に立ち向かうのが見所かな。苦いけどしょうがないラストではありますが、そもそも二人のフラッシュが登場している時点でタイムパラドクスうんぬんを言い出してもしょうがない気が(笑)まあ、面白かったら許す(爆)  高速のヒーロー、フラッシュは、殺された母と殺人容疑をかけられた父を救うため、光速を超えて過去を書き換えようとし、該当する日時にタイムスリップして過去の自分と対面する。しかしこれによって歴史が変わり、かつてスーパーマンが倒したはずのゾッド将軍が再び地球に襲来する。世界を破滅の危機から救うため、バリーは過去の自分と、別世界のバットマンやスーパーガールと協力し、決戦を挑むのだが……。

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『プロジェクト:ジェミニ』『ファイナル・インパクト』

『プロジェクト:ジェミニ』2022年10月配信、セリック・ビジオ監督作品 独断と偏見のお薦め度☆☆☆  全編を通して色々と詰めが甘い感あり。    未知のウィルスが全植物に影響を及ぼし、地球の生態系に危機が訪れていた。科学者のスティーブは人類を救うために、数百光年離れた移住可能な惑星系を第2の地球としてテラフォーミングすることを考えつく。それを実現するためには、地球外物質で作られた謎の装置”スフィアとエンジンがテラフォームとワープに使えると判断し、スティーブは恋人を残し宇宙飛行士チームと出発する。しかしワープ中に宇宙船内にエイリアンが現れ、未知の惑星にたどり着いてしまうことに。 『ファイナル・インパクト』2024年4月配信、ドミトリー・キセレフ監督作品 独断と偏見のお薦め度☆☆☆1/2  ロシアの少女レーラは、ある事故によって火がトラウマになっていた。一方レーラの父親アラボフは、その事故の際に適切な行動が出来なかったことを悔やんでいた。ロシアの宇宙ステーション「ミラ」スタッフである彼が最初は逸れると報告していた流星群が、その後急接近し「ミラ」の一部を破壊、東アジア海域に衝突してしまう。そして日本・台湾、中国沿岸に多大な損害をもたらし、レーラがいるウラジオストックにも降り注いで大惨事を起こしてしまう。  「ミラ」のAIの助けをかりて、レーラと連絡を付けることに成功したアラポフは、宇宙から彼女を助ける手段を探すべく策を巡らすのだが……

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『スペースカウボーイ』『サンシャイン 2057』

『スペースカウボーイ』クリント・イーストウッド監督作品、2000年11月公開 独断と偏見のお薦め度☆☆☆☆1/2  アメリカ初の宇宙飛行士として宇宙へ飛び立つはずだったが、諸般の事情でそれがかなわなかった男たち4人に40年越しに宇宙へ行く機会が巡ってくる。かつてフランク(クリント・イーストウッド)が設計した誘導機器がロシアにわたり、それが使われているロシアの巨大衛星が墜落の危機にあるという。しかしその機器はあまりに古いため若い技師達では修理不可だと判明。困惑したNASAからの依頼でフランクは、かつての仲間達を集め始める。  もう爺さんだが、俺たちゃまだやれるぜ! 同世代としては、痛快無比な作品(笑) 『サンシャイン 2057』ダニー・ボイル監督作品、2007年4月公開 独断と偏見のお薦め度☆☆☆☆ 西暦2057年、太陽が輝きを弱めたため地球は氷点下の世界になっていた。太陽に向かう宇宙船イカロス2号には、日本人船長カネダ、副船長のハーヴェイ、物理学者のキャパ、精神科医のサール、植物学者のコラゾン、エンジニアのメイスとトレイ、パイロットのキャシーで構成された8人が乗り込んでいた。彼らの使命は大型核爆弾で太陽を再活性化させることであったが、クルーの一人の不手際で船長が亡くなってしまう…… 真田広之(命を賭けて船を守る役どころ)とミシェル・ヨーが共演。内緒ですが、これは宇宙ゾンビものなのかも(汗;)

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『3022』『G-LOC ジーロック』

 日本での公開予定が無いようなので、SF年表には入れません。 『3022』2019年(日本未公開)、ジョン・スーツ監督作品  3022年のSFかと思ったのは内緒(笑)宇宙ステーションにやってきてから3022日の出来事。  22世紀末、エウロパと地球を中継する役割を持つ宇宙ステーションで生活するクルーたちに届いたのは、地球が壊滅したという絶望的なメッセージだった。未来に絶望する彼らは、遭難したシャトルを見つけるが……  人間が、とことん絶望的な環境に置かれるとどうなるかを、宇宙を舞台に考察した作品! 『惑星戦記 G-LOC ジーロック』2020年(日本未公開)、トム・ペイトン監督作品  氷河期に入った地球の近傍に出現した「ゲート」は、新太陽系へと繋がるワームホールの入り口だった。地球人の一部は地球から脱出し、新太陽系の「リア」に移住していた。地球の1年は「リア」では18年に相当する。8年前にAIエディソンと共に宇宙船に密航した男は、ワームホールを通りリアの難民ステーションに向かうが、その途中で遭難していた宇宙船ニーサと遭遇する……  リアでは、地球難民受け入れ反対派が多いけれど、人道的立場から受け入れ賛成派もいます。  未来と、別の惑星を舞台にした難民問題を追及した作品!

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『ヴァイラル』『NOPE/ノープ』

『ヴァイラル』2017年1月公開、ヘンリー・ジュースト&アリエル・シュルマン監督作品 独断と偏見のお薦め度☆☆☆  カリフォルニア州の住宅街に引っ越してきたばかりの二人姉妹と両親の一家。両親の関係は最悪で、母親が家を出て行く事に。ある日、学校で急いで物を食べたり、咳き込んで出血したりするなどの症状を現す生徒が出現。その後。近所でも謎の寄生虫が発生していることを知ることになる。  父親が空港に妻を迎えに行った間に、彼女たちが暮らす地区が政府によって完全に封鎖されてしまう。  ゾンビというとウィルス系なのですが、こちらは寄生虫タイプ。  非感染者の救助がある程度終わったら、残った者は感染者とみなしてガンガン銃撃・爆撃していく死滅・壊滅作戦になるところがアメリカ映画ですなあ。 『NOPE/ノープ』2022年8月公開、ジョーダン・ピール監督作品 独断と偏見のお薦め度☆☆☆1/2  これは誰が観ても、ジョーズのUFO版。  父親が突然の事故で亡くなったため、破産寸前の牧場を相続した息子と恋人が、上空を浮遊して獲物を狙うUFO様生命体に付け狙われる話。牧場だから馬も補食されるのですが、捕食されない馬もいて、その違いが生き残るポイントになったりします。  空中浮揚生命体の造形が見所か、あまり知能は高く無さそうですが、どうやって地球にやってきたのでしょう。

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