-
最近の投稿
最近のコメント
アーカイブ
カテゴリー
メタ情報
カテゴリー別アーカイブ: SF系(洋画)
『宇宙探索編集部』『アステロイド・シティ』
『アステロイド・シティ』2023年9月公開、ウェス・アンダーソン監督作品 独断と偏見のお薦め度☆☆☆ 舞台劇の制作過程を舞台裏から覗こうというテレビ番組。その番組のために創られた架空のドラマが始まった。 隕石クレーターがあることからアステロイド・シティの名前が付いた町で、イベントの天体観測が行われている最中に、UFOが飛来し、現れた宇宙人が展示品の隕石を持ち去ってしまった。そこに情報が漏れることを恐れる軍がからみ、ドタバタ劇が始まる…… 有名俳優が出演していて、なんか壮大な話になるかと思えばそうでもない不条理コメディ。 『宇宙探索編集部』2023年10月公開、コン・ダーシャン監督作品、中国映画 映画大学の卒業制作作品 30年前、大人気だったUFO雑誌『宇宙探索』も、いまや廃刊寸前。編集長のタン・ジージュンは部下たちと共に四川省のとある村に怪現象の調査に向かう。その村では夜空から謎の光が降り注ぎ、獅子の石像が咥えていた石の玉が消える等の変異が起きているというが、本当にUFOが存在するとなると……
『ワールド・ウォー20XX 世界戦争』『グリーンランドー地球最後の2日間ー』『光の旅人 K-PAX』
『ワールド・ウォー20XX 世界戦争』2021年公開、デヴィッド・マイケル・ラット監督作品 20XX年。最新型A.I.搭載のロボット「メドゥーサ」が突然暴走。“機械”による世界支配のため、世界中のあらゆるネットワークに侵入し、邪魔をする者はドローン攻撃で殲滅を始めた。 『グリーンランドー地球最後の2日間ー』2021年6月公開、リック・ローマン・ウォー監督作品 独断と偏見のお薦め度☆☆☆ 突如現れた彗星の地球落下による人類の絶滅危機までの48時間を、巨大地下シェルターがあるグリーンランドを目指す一家の運命…… シェルターに避難させる対象として主人公と家族が選ばれたと言う政府の通知がスマートフォンに届き、一家は専用のリストバンドを装着する。まあこういう事をしたら、差別だ考え、嫉みと自分も助かりたいとの思いからリストバンドを奪おうとする輩が出てくるのは必然なのですけど、事前にそこらは考えなかったのかしらとは思う。映画を面白くするためだとしたら、それは違うぞ!(笑) 『光の旅人 K-PAX』2002年4月公開、イアン・ソフトリー監督作品 原作『K-パックス』(ジーン・ブリュワー著) 独断と偏見のお薦め度☆☆☆ ほのぼの系宇宙人もの。 ニューヨークの中央駅に突如現れた男。彼はK-PAX星から来た異星人のプロートであると主張したが、記憶喪失と妄想の患者として精神科病棟に送られてくる。彼は担当医のパウエル博士に、自分は337才で宇宙を旅して報告をするのが仕事だと告げる。不可思議な知識と能力を発揮するプロートは、科学者たちを困惑させるが、同時に入院患者達の人気と信頼を勝ち得て行く……
カテゴリー: SF系(洋画), ロボット・アンドロイド
コメントは受け付けていません。
『ダークマン』『ザ・フラッシュ』
『ダークマン』1990年8月公開、サム・ライミ監督作品 独断と偏見のお薦め度☆☆☆☆ 大火傷を負った後でギャング団に拷問され、顔と両手も使えなくされた科学者は、凄まじい痛みを止めるために神経遮断の手術を受けるのですが、感情の制御が出来なくなるという副作用が…… どうにでも変装可能な人工皮膚は99分のタイムリミットがあるし、う~んダークですけど面白い(笑) 恋人の女弁護士が手掛けている事件に巻き込まれ、人工皮膚を開発していた科学者が研究室ごと吹き飛ばされ、全身に大火傷をおい顔も失った彼は、人工皮膚を完成させるが、99分しか保たないという欠点が解決できないでいた。 『ザ・フラッシュ』2023年6月公開、アンディ・ムスキエティ監督作品 独断と偏見のお薦め度☆☆☆☆ バットマンやスーパーガールと、もう一人の自分が協力してゾッド将軍に立ち向かうのが見所かな。苦いけどしょうがないラストではありますが、そもそも二人のフラッシュが登場している時点でタイムパラドクスうんぬんを言い出してもしょうがない気が(笑)まあ、面白かったら許す(爆) 高速のヒーロー、フラッシュは、殺された母と殺人容疑をかけられた父を救うため、光速を超えて過去を書き換えようとし、該当する日時にタイムスリップして過去の自分と対面する。しかしこれによって歴史が変わり、かつてスーパーマンが倒したはずのゾッド将軍が再び地球に襲来する。世界を破滅の危機から救うため、バリーは過去の自分と、別世界のバットマンやスーパーガールと協力し、決戦を挑むのだが……。
『プロジェクト:ジェミニ』『ファイナル・インパクト』
『プロジェクト:ジェミニ』2022年10月配信、セリック・ビジオ監督作品 独断と偏見のお薦め度☆☆☆ 全編を通して色々と詰めが甘い感あり。 未知のウィルスが全植物に影響を及ぼし、地球の生態系に危機が訪れていた。科学者のスティーブは人類を救うために、数百光年離れた移住可能な惑星系を第2の地球としてテラフォーミングすることを考えつく。それを実現するためには、地球外物質で作られた謎の装置”スフィアとエンジンがテラフォームとワープに使えると判断し、スティーブは恋人を残し宇宙飛行士チームと出発する。しかしワープ中に宇宙船内にエイリアンが現れ、未知の惑星にたどり着いてしまうことに。 『ファイナル・インパクト』2024年4月配信、ドミトリー・キセレフ監督作品 独断と偏見のお薦め度☆☆☆1/2 ロシアの少女レーラは、ある事故によって火がトラウマになっていた。一方レーラの父親アラボフは、その事故の際に適切な行動が出来なかったことを悔やんでいた。ロシアの宇宙ステーション「ミラ」スタッフである彼が最初は逸れると報告していた流星群が、その後急接近し「ミラ」の一部を破壊、東アジア海域に衝突してしまう。そして日本・台湾、中国沿岸に多大な損害をもたらし、レーラがいるウラジオストックにも降り注いで大惨事を起こしてしまう。 「ミラ」のAIの助けをかりて、レーラと連絡を付けることに成功したアラポフは、宇宙から彼女を助ける手段を探すべく策を巡らすのだが……
『スペースカウボーイ』『サンシャイン 2057』
『スペースカウボーイ』クリント・イーストウッド監督作品、2000年11月公開 独断と偏見のお薦め度☆☆☆☆1/2 アメリカ初の宇宙飛行士として宇宙へ飛び立つはずだったが、諸般の事情でそれがかなわなかった男たち4人に40年越しに宇宙へ行く機会が巡ってくる。かつてフランク(クリント・イーストウッド)が設計した誘導機器がロシアにわたり、それが使われているロシアの巨大衛星が墜落の危機にあるという。しかしその機器はあまりに古いため若い技師達では修理不可だと判明。困惑したNASAからの依頼でフランクは、かつての仲間達を集め始める。 もう爺さんだが、俺たちゃまだやれるぜ! 同世代としては、痛快無比な作品(笑) 『サンシャイン 2057』ダニー・ボイル監督作品、2007年4月公開 独断と偏見のお薦め度☆☆☆☆ 西暦2057年、太陽が輝きを弱めたため地球は氷点下の世界になっていた。太陽に向かう宇宙船イカロス2号には、日本人船長カネダ、副船長のハーヴェイ、物理学者のキャパ、精神科医のサール、植物学者のコラゾン、エンジニアのメイスとトレイ、パイロットのキャシーで構成された8人が乗り込んでいた。彼らの使命は大型核爆弾で太陽を再活性化させることであったが、クルーの一人の不手際で船長が亡くなってしまう…… 真田広之(命を賭けて船を守る役どころ)とミシェル・ヨーが共演。内緒ですが、これは宇宙ゾンビものなのかも(汗;)
『3022』『G-LOC ジーロック』
日本での公開予定が無いようなので、SF年表には入れません。 『3022』2019年(日本未公開)、ジョン・スーツ監督作品 3022年のSFかと思ったのは内緒(笑)宇宙ステーションにやってきてから3022日の出来事。 22世紀末、エウロパと地球を中継する役割を持つ宇宙ステーションで生活するクルーたちに届いたのは、地球が壊滅したという絶望的なメッセージだった。未来に絶望する彼らは、遭難したシャトルを見つけるが…… 人間が、とことん絶望的な環境に置かれるとどうなるかを、宇宙を舞台に考察した作品! 『惑星戦記 G-LOC ジーロック』2020年(日本未公開)、トム・ペイトン監督作品 氷河期に入った地球の近傍に出現した「ゲート」は、新太陽系へと繋がるワームホールの入り口だった。地球人の一部は地球から脱出し、新太陽系の「リア」に移住していた。地球の1年は「リア」では18年に相当する。8年前にAIエディソンと共に宇宙船に密航した男は、ワームホールを通りリアの難民ステーションに向かうが、その途中で遭難していた宇宙船ニーサと遭遇する…… リアでは、地球難民受け入れ反対派が多いけれど、人道的立場から受け入れ賛成派もいます。 未来と、別の惑星を舞台にした難民問題を追及した作品!
『ヴァイラル』『NOPE/ノープ』
『ヴァイラル』2017年1月公開、ヘンリー・ジュースト&アリエル・シュルマン監督作品 独断と偏見のお薦め度☆☆☆ カリフォルニア州の住宅街に引っ越してきたばかりの二人姉妹と両親の一家。両親の関係は最悪で、母親が家を出て行く事に。ある日、学校で急いで物を食べたり、咳き込んで出血したりするなどの症状を現す生徒が出現。その後。近所でも謎の寄生虫が発生していることを知ることになる。 父親が空港に妻を迎えに行った間に、彼女たちが暮らす地区が政府によって完全に封鎖されてしまう。 ゾンビというとウィルス系なのですが、こちらは寄生虫タイプ。 非感染者の救助がある程度終わったら、残った者は感染者とみなしてガンガン銃撃・爆撃していく死滅・壊滅作戦になるところがアメリカ映画ですなあ。 『NOPE/ノープ』2022年8月公開、ジョーダン・ピール監督作品 独断と偏見のお薦め度☆☆☆1/2 これは誰が観ても、ジョーズのUFO版。 父親が突然の事故で亡くなったため、破産寸前の牧場を相続した息子と恋人が、上空を浮遊して獲物を狙うUFO様生命体に付け狙われる話。牧場だから馬も補食されるのですが、捕食されない馬もいて、その違いが生き残るポイントになったりします。 空中浮揚生命体の造形が見所か、あまり知能は高く無さそうですが、どうやって地球にやってきたのでしょう。
カテゴリー: SF系(洋画), エイリアン・モンスター, 侵略もの
コメントは受け付けていません。
『65/シックスティ・ファイブ』『ライフ』
『65/シックスティ・ファイブ』2023年3月公開、スコット・ベック、 ブライアン監督作品 独断と偏見のお薦め度☆☆☆ 6500万年前の惑星ソマリス。主人公のミルズは、娘のネヴァインの治療費捻出のため2年間の宇宙探査へ向かうことになった。しかし調査を終えソマリスに戻る途中、船は白亜紀の頃の地球に不時着する羽目に。大破した宇宙船と恐竜たちに襲われながら、彼の他に一名だけ生き残った少女と共に迫り来る小惑星の衝突に立ち向かう。 特殊撮影部分はなかなか見せ所あり。その他は…… 『ライフ』2017年7月公開、ダニエル・エスピノーサ監督作品 独断と偏見のお薦め度☆☆☆1/2 国際宇宙ステーション(ISS)搭乗のクルー6名は無人火星探査機ピルグリムの回収に成功する。探査機が持ち帰った土をISS内で調査・分析したところ、生存反応がある微生物を見つける。地球外生命体発見のニュースは地上でも報道され、微生物は「カルビン」と名付けられた。しかし、微生物と思っていた生命体が急速に成長し、人間を襲うようになってしまい、クルーは被害が地球に及ばないように対策に追われる…… 新しいエイリアンもの。まあ人間を襲うのはありとしても、人間の蛋白質を栄養として成長する過程には何かしらの理由付けが欲しいところ。人間が異星に着陸し、そこの生命体を食べようとする際には、まず食べることが出来るか、毒ではないか調査すると思いますが……炭素系生命体なら、なんでもかんでも捕食し栄養にしちゃうのかしら?
カテゴリー: SF系(洋画), エイリアン・モンスター
コメントは受け付けていません。
『パッセンジャー』『ヴォイジャー』
『パッセンジャー』2017年3月公開、モルテン・ティルドゥム監督作品 独断と偏見のお薦め度☆☆☆☆ 5000人を乗せた移民船の中で眠っていたジムは、人工冬眠ポッドの故障でたった一人目覚めてしまう。目的地に到着まであと約90年かかることを知ったジムは絶望感に苛まれる。 ある日、ジムは冬眠ポッドで眠るオーロラに一目惚れし、さんざん悩んだ末に彼女を目覚めさせてしまう…… 極限状態で語られる良く出来た恋愛物語。科学考証はかなり適当ですが、まあそれを追求する映画では無い(笑) 『ヴォイジャー』2022年3月公開、ニール・バーガー監督作品 独断と偏見のお薦め度☆☆☆ 人間が居住可能な惑星を見つけた人類。その惑星に、人間を移住させることを決めますが、到着は86年後。優秀な少年と少女が選抜され惑星に向かいますが、性欲と感情を抑える薬を毎日飲まされます。しかし、乗組員が薬を飲まなくなったことから、乗組員同士の暴力、性欲が暴走したり混迷を極め、お目付役として乗船している唯一の成人男性が亡くなってしまう……
『インナー・スペース』『地球最終戦争ロボット・ウォーズ』
『インナー・スペース』1987年12月公開、ジョー・ダンテ監督作品(製作総指揮:スピルバーグ) 独断と偏見のお薦め度☆☆☆1/2 先行作品として、かの有名な『ミクロの決死圏』(1966年)がありますが、こちらの作品はコメディタッチになってます。ドタバタSF映画でもあります(笑) アメリカ空軍パイロットのタック・ペンドルトンは、特殊潜行艇・クラーケンIIに乗り込んでミクロ化しウサギの体内に注入される実験に参加するため研究所に配属された。ところが、潜行艇のミクロ化直後に研究施設が産業スパイに襲撃されてしまう。潜行艇の入った注射器を持った研究員は逃げ惑う際にスーパーの店員・ジャックの尻に潜行艇を注射してしまう(笑) ジャックが自分の体内にいるタックと通信しながら悪者連中から逃げ回るシーンが笑えます。 『地球最終戦争ロボット・ウォーズ』1993年4月公開、アルバート・バンド監督作品 独断と偏見のお薦め度☆☆☆ 2041年、地球を二分した戦争はロボット兵器の投入で決着が着いたものの荒廃してしまった。 観光客を運ぶ仕事をこなしているサソリ型メガロボットをテロリストが襲い奪ってしまう。 メガロボットのパイロットだったドレイク大尉と部下のスタンピー、乗客の考古学者のリーダは、地下に眠る人型メガロボットを発見し、テロリストの操縦するサソリ型メガロボットに立ち向かう…… まだこの頃は本格CG(映画『トロン』が1982年)が非常に高価だったため、ストップモーションで撮られたメガロボットの動く姿が素敵です(笑) 「未知との遭遇」(1977年)当時にも、CGそのものはあったみたいですが、あまりに高価だったとか。
カテゴリー: SF系(洋画)
コメントは受け付けていません。