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カテゴリー別アーカイブ: ファンタジー(邦画)
『プラットフォーム』『CUBE 一度入ったら、最後』
わけもわからないまま、ある空間に閉じ込められる不条理劇。 設定に無理があるし、展開もご都合主義だけど、主人公がどうなるのだろうかという一点だけで見せる映画です。 『プラットフォーム』2021年1月公開、ガルデル・ガステル=ウルティア監督作品 独断と偏見のお薦め度☆☆☆ 珍しい(?)スペイン映画。 “穴”と呼ばれる場所の48層で目覚めたゴレンは、同室の老人トリマガシから「問題は何を食べるかだ」と説明を受ける。牢獄のような部屋には中央の天井と床に四角い穴が開いており、上下にも同様の部屋がいくつも確認できる。 食事は1日に1度、浮遊する不思議な台“プラットフォーム”に乗せられた山盛りのご馳走が天井の穴を通って降りてくるが、上の層から順番に食べるため下の層になるほど酷い有様になっていく。 『CUBE 一度入ったら、最後』2021年10月公開、清水康彦監督作品 1997年に公開されたカナダ映画『キューブ』の日本版リメイク作品 独断と偏見のお薦め度☆☆☆ 目が覚めると謎の立方体(CUBE)に捕らえられていた数人の男女。接点の無い彼らは、誰が何の目的で閉じ込めたのかも分からないまま、死のトラップが張り巡らされたこの立方体からの脱出を試みる。
カテゴリー: ファンタジー(洋画), ファンタジー(邦画)
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『ちょんまげぷりん』『サムライせんせい』『もしも徳川家康が総理大臣になったら』
まとめての評価☆☆☆ 色んな考察は抜きにして気楽に観るには絶好(笑) 『ちょんまげぷりん』2010年7月公開、中村義洋監督作品 原作:荒木源著『ちょんまげぷりん』 江戸時代(180年前)の木島安兵衛が、突然シングルマザーの遊佐ひろ子と息子の友成の前に現れた。安兵衛は遊佐家の居候になるかわりに、家事全般を引き受けることなる(笑) 徐々に3人での暮らしに馴染んだ頃、友也のために作ったプリンをきっかけに菓子作りを始めた安兵衛が手作りケーキコンテストに出場することになった…… 『サムライせんせい』2018年11月公開、渡辺一志監督作品 原作:黒江S介著のマンガ『サムライせんせい』 幕末から現代にタイムスリップした武市半平太が、現代文明に困惑しながらも学習塾の先生として奮闘し塾生から慕われるようになる。そこへもう一人幕末からタイムスリップした坂本龍馬も現れて…… 『もしも徳川家康が総理大臣になったら』2024年7月公開、武内英樹監督作品 原作:眞邊明人著『もしも徳川家康が総理大臣になったら』 2020年、首相官邸でクラスターが発生し、総理大臣が急死する。政府は最後の手段として、歴史上の偉人たちをAIホログラムで復活させて最強の内閣をつくることに。徳川家康を総理大臣に据え、織田信長や豊臣秀吉といった偉人たちが集結した夢のような内閣が誕生する。 アナウンサー志望の新人テレビ局員・西村理沙はスクープを狙い、スポークスマンを務める坂本龍馬に接近するが…… いやそこはAIが演じているだけなんだから、違うだろうと思ったりしてはいけない映画です(汗;) 豊臣秀吉役が竹中直人さんなのですが、彼が出てくると良くも悪くも胡散臭さが倍増ですね(笑) 『恋に唄えば♪』(主演:優香)というミュージカル映画を観たのですが、これはコメディタッチの映画だったので不思議と雰囲気にマッチしてました(笑)
カテゴリー: ファンタジー(邦画), 時間もの(邦画)
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『映画 妖怪人間ベム』『マリアの乳房』『斉木楠雄のΨ難』
『映画 妖怪人間ベム』2012年12月公開、狩山俊輔監督作品 独断と偏見のお薦め度☆☆☆ 原作:1968-69年放映のTVアニメ『妖怪人間ベム』 高校生の頃、毎週見てました。同時期に観ていたのは『アウター・リミッツ』や『ウルトラマン』があって、次に『ウルトラセブン』とかがあり、その次が『妖怪人間ベム』だったかな。 「はやく人間になりたい」は、友人の間で流行りました(笑) 『マリアの乳房』2014年6月、瀬々敬久監督作品 独断と偏見のお薦め度☆☆☆1/2 かつての超能力少女真生は、触れると死期の迫った人が見分けられるという特殊能力を活かし、死期が迫っている男性相手の売春を続け、相手を死の恐怖から救おうとしていた。その彼女の前に教師だという男がつきまとうが…… いまわの際のセックスというユニークな発想が光る作品。元ネタが、宮沢賢治の『ひかりの素足』みたいで、ちょっと驚き。 『斉木楠雄のΨ難』2017年10月公開、福田雄一監督作品 原作:マンガ『斉木楠雄のΨ難』麻生周一著 独断と偏見のお薦め度☆☆☆ 超能力者の高校生・斉木楠雄を主人公とするコメディ映画。橋本環奈がヒロインを演じているが、これが相当イタイ性格という設定で、大げさな演技で笑わせてくれます(笑)
カテゴリー: コメディ, ファンタジー(邦画)
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『四月怪談』『夏へのトンネル、さよならの出口』
『四月怪談』1988年3月公開、小中和哉監督作品 原作:大島弓子のコミック「四月怪談」 高校生の国下初子は、下校中に立ち寄った廃工場で、落下してきた鉄骨に当たりそうになったはずみで幽霊になってしまう。←なんでや(笑) 姿が見えないことや瞬間移動の能力を面白がる初子は、先輩幽霊の弦之丞から色々忠告を受けるが、なかなか耳を貸そうとしない。そして初恋の人にフラれたショックで初子は「生き返らない!」と自暴自棄になってしまう…… 日本ビクターがVHD普及のため、他のメディアでは視聴できないVHDオリジナル作品として制作した。 同じく大島弓子のコミック「綿の国星」もVHDオリジナル作品としてアニメ化されました。 VHDプレーヤー持ってました。著者インタビューで時々お世話になっている浅野さんは、ビクターでVHDの開発に携わってらっしゃった方です(最近では和田はつ子先生の著者インタビュー) 『夏へのトンネル、さよならの出口』2022年9月公開、田口智久監督作品 原作:『夏へのトンネル、さよならの出口』八目迷著 独断と偏見のお薦め度☆☆☆1/2 ラストで、おっとそう来たかと納得。(^o^)/ 詳しくは、迷子@岡山さんのアニメレビューを見て下さい(笑)
カテゴリー: アニメ・アニメーション, ファンタジー(邦画)
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『ウンタマギルー』『今夜、ロマンス劇場で』
『ウンタマギルー』1989年10月公開、高嶺剛監督作品 独断と偏見のお薦め度☆☆☆1/2 沖縄県西原町に伝わる民話「運玉義留」をベースに、日本復帰直前の沖縄を描いたマジックリアリズム的なゆる~いファンタジーである。ギルーは主人公の名前。ウンタマは劇中では泥棒との説明があったが「運玉」の字で、仕事がサトウキビを絞る動力車を運転していたので、運転手の意味でもおかしくはないかなぁ←適当に言ってます(汗;) ブタの化身であるマレー役の青山知可子さんが肉感的かつ美しい。ブタだろうが動物の化身だろうが、おとこなら夢中になってしまうのは仕方ない!という説得力のある配役(汗;) 『今夜、ロマンス劇場で』2018年2月公開、武内英樹監督作品 独断と偏見のお薦め度☆☆☆ 映画監督を志す健司は通い詰めた映画館「ロマンス劇場」で憧れのモノクロ映画のヒロイン美雪にぞっこん。 ある日、モノクロの姿のまま現実世界に現れた美雪にとまどいながら、現実の世界を案内していく健司。肌に化粧することで色を得た美雪と生活するうちに2人は惹かれあっていくが……。
カテゴリー: ファンタジー(邦画)
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『宇宙人のあいつ』『劇場版 君と世界が終わる日に FINAL』
SF仕立ての両作品。ラストで主人公が重要な決断をします。全く雰囲気は違うけど、そこが共通点(笑) 『宇宙人のあいつ』2023年5月、飯塚建監督作品 独断と偏見のお薦め度☆☆☆ 真田家4兄弟の次男日出夫が土星人であることが突如判明(父親は既に知っていたが)。 家族になりすまして23年、土星から来た宇宙人は、家族というものを研究に地球にやってきていた。家族の様々な問題が起こる中、地球を離れる日が近づいてきてしまう。しかも、地球を離れる前に土星に同行する(連れて行く)家族を決めなければいけないのだ。もし、決まらなければ土星の刑務所で一年服役しなくてはいけなくなる。一年と言っても土星の一年なので、地球では30年にあたるのだった。分類としては、コメディタッチのファンタジーかなぁ。 『劇場版 君と世界が終わる日に FINAL』2024年1月公開、菅原伸太郎監督作品 独断と偏見のお薦め度☆☆☆1/2 ゾンビドラマ「君と世界が終わる日に」の劇場版。これ単独で見ても楽しめます。 人間をゾンビ化するゴーレムウィルスの抗体を持った少女ミライ。響は、娘ミライを救うため、ミライが囚われている「ユートピア」にある研究タワーに仲間と共に侵入するが…… アクション系ゾンビもの。最後の主人公の選択にはちょっと感心しました。
カテゴリー: SF系(邦画), ファンタジー(邦画)
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『発狂する唇』『血を吸う宇宙』
佐々木浩久監督の2作品。エログロナンセンスを詰め込んだ怪作。昭和の映画のエネルギーを感じました(笑) 知らなかったらピンク映画全盛期の日活映画か!とも思う(爆) どちらでも阿部寛さんが変な役柄にもかかわらず真面目に演技されていて笑いを誘います(笑) 独断と偏見のお薦め度☆☆☆1/2 『発狂する唇』2000年2月公開、佐々木浩久監督作品 女子中学生の首が切り落とされるという連続殺人事件が発生するが容疑者は行方をくらましていた。兄の無実を願う妹は、兄の捜索と真犯人探しを、霊能者に依頼する。降霊実験により呼び出された殺された首の無い少女たちの霊は自分の首をもとめてさまよい始める。そして霊能者が家にやって来てからは、まわりの世界は呪われたように狂っていく…… 『血を吸う宇宙』2001年12月公開、佐々木浩久監督作品 宇宙人による地球侵略計画に巻き込まれた女性の呪われた運命を描く怪作。 娘が誘拐されたと信じる里美は警察に通報したが、夫は刑事に、娘など元々いないと告げる。そこに乱入した霊媒師(前作にも登場)の導きで、里美は怪奇の館に潜入するが……
カテゴリー: ファンタジー(邦画), ホラー
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『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章』『聖闘士星矢 The Beginning』
どちらも原作(マンガとアニメ)がある作品の実写化。 どちらの監督にも原作に対する愛と敬意は感じられるのですが、たぶんその受け取り方が日本と海外とではずいぶん違うのではないかと。 『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章』2017年8月公開、三池崇史監督作品 原作:「ジョジョの奇妙な冒険 Part4 ダイヤモンドは砕けない」荒木飛呂彦著 独断と偏見のお薦め度☆☆☆1/2 美しい海沿いの町・杜王町で次々起こる変死事件、その裏にはスタンド使いの黒い影が。SFファンにはお馴染みのジョジョの実写化。若干の違和感はあるものの、なるほどそう来たかという感じです(笑)熟年世代にもお薦めできます(^o^)/ 『聖闘士星矢 The Beginning』2023年4月公開、トメック・バギンスキー監督作品 原作:『聖闘士星矢』車田正美著 独断と偏見のお薦め度☆☆1/2 アニメが流行ったのは、40年弱前かなぁ。息子たちが幼稚園→小学校で剣道を始めたころなので懐かしい(笑) カードを集めるのが流行っていて、本体のスナック菓子は捨てられて、そういう問題のハシリだった気がします。 主人公は新田真剣佑君なのですが、やはり作りというか全体にバタ臭い作品になってます。←好き好きだとは思いますが。どっちかというと私のような熟年世代より一世代前の、アニメを見て育った世代向け。
カテゴリー: ヒーローもの, ファンタジー(洋画), ファンタジー(邦画)
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『ペンギン・ハイウェイ』『雨を告げる漂流団地』
『ペンギン・ハイウェイ』2018年8月公開、石田祐康監督作品 独断と偏見のお薦め度☆☆☆☆ 突然、ペンギンの群れが出現する怪事が起こり始めたある街。ペンギンの正体と彼らの目指す先についての研究を始めたアオヤマは、歯科医院のお姉さんがペンギンを出現させる瞬間を目撃する。 ペンギンの出現法則を解明しようとお姉さんと実験を始めたアオヤマは、友人の男の子と、同じクラスの女子の3人で、森の奥の草原に浮かぶ謎の球体〈海〉についての共同研究を始める。 理系少年少女の真理を追究しようとする姿が愛おしい(笑) 『雨を告げる漂流団地』2022年9月公開、石田祐康監督作品 独断と偏見のお薦め度☆☆☆ 小学生6年生の少年少女が、解体を待つ団地の建物に入り込み、その団地が海上を漂流するというファンタジー。 こちらは、ファンタジーというか幻想譚というか。漂流する団地をなんとかしようとする少年少女、頑張れ!(笑)
カテゴリー: アニメ・アニメーション, ファンタジー(邦画)
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《マルドゥック・スクランブル》シリーズ、《ばいばい、アース》シリーズ
原作の冲方先生著者インタビュー、SFファンなら見るべしですね。 『ばいばい、アース(上・下)』に関しては、中々手に入らずハードSF研の石原先生の蔵書をお借りして読みました(汗;) 石原先生ありがとうございました。 『マルドゥック・スクランブル 圧縮』2010年11月公開、工藤進監督作品、冲方丁原作 『マルドゥック・スクランブル 燃焼』2011年9月公開、工藤進監督作品、冲方丁原作 『マルドゥック・スクランブル 排気』2012年9月公開、工藤進監督作品、冲方丁原作 独断と偏見のお薦め度☆☆☆☆ 面白かったけど、絵柄はちょっと古風かも。←なんか意図があるとおもうけど不明(汗;) 《ばいばい、アース》シリーズ アニメは、2024年7月より放映中、西片康人監督作品、冲方丁原作 独断と偏見のお薦め度☆☆☆☆ アニメになると、想像力の無さを補える(汗;)
カテゴリー: SF系(邦画), アニメ・アニメーション, ファンタジー(邦画)
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