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一般映画(邦画)
『水曜日が消えた』2020年公開、吉野耕平監督作品 独断と偏見のお薦め度☆☆☆☆ 主人公の青年は幼いころの事故の後遺症により、7人の人格が日替わりで現れる。性格や好み、ライフスタイルもそれぞれ異なる7人は、週に1日しか意識がないため親しい友人も持てず、病院の管理下で生活していた。中でも一番地味で几帳面な”火曜日の僕”は、他の曜日たちから掃除など雑用を押し付けられながらも淡々と火曜日を過ごしていた。 ある朝、目を覚ました”火曜日の僕”は、その日が水曜日だと気づいた。毎週火曜日が休館のため今まで行けなかった図書館に足を運び、女性司書と親しくなる”火曜日の僕”。女性司書も彼に好意を持っていたが、それは、水曜日に顔を合わせて来た別人格の”僕”だった。彼女のためにも水曜日が消えてはいけないと痛感する僕。 『ミュジコフィリア』2021年、谷口正晃監督作品 原作:さそうあきらの同名のコミック 独断と偏見のお薦め度☆☆☆☆ 京都にある芸術大学に入学した漆原朔は、思いがけず強引に現代音楽研究会にひき込まれる。だがそこには 朔が音楽を遠ざけるきっかけとなった異母兄の貴志野大成と、朔が憧れる大成の彼女、小夜がいた。大成は天才作曲家として注目される存在であり、朔はそんな大成を一途に愛する小夜との間で苦悩する。子どもの頃からモノの形や色が「音」として頭の中で鳴っていた朔は、やがてそれらが現代音楽を通して表現できることを知る。そして朔と同じように自然の音を理解する女性、浪花凪が現われて、朔は秘めた才能を開花させようとしていた――。 『ウェディング・ハイ』2022年公開、大九明子監督作品、バカリズム脚本 独断と偏見のお薦め度☆☆☆☆ 結婚式、それは新郎新婦にとって人生最大のイベント!お茶目だけど根は真面目な石川彰人(中村倫也)といつも明るい新田遥(関水渚)のカップルも、担当ウェディング・プランナーの中越(篠原涼子)に支えられながら準備を済ませ、ようやく式当日を迎えていた。 しかし…結婚式に人生を賭けていたのは2人だけじゃなかった!? 新郎新婦の紹介VTRや主賓挨拶、乾杯の発声など、結婚式お決まりの演目に並々ならぬ情熱を注ぐ参列者たち。熱すぎる思いが暴走し、式は思わぬ方向へ… 中越は新郎新婦のSOSを受け、披露宴スタッフと力を合わせ様々な問題を解決しようと奔走する。しかし、更に式場に遥の元カレや、招かれざる闖入者も現れて――!? 果たして絶対に「NO」と言わない敏腕ウェディング・プランナーは、全ての難題を解決し、最高の結婚式を2人に贈ることが出来るのか――?
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SF以外の一般映画
『メタモルフォーゼの縁側』2022年公開、狩山俊輔監督作品 原作:鶴谷香央理「メタモルフォーゼの縁側」 独断と偏見のお薦め度☆☆☆☆☆ 宮本信子さんと芦田愛菜ちゃんは演技が上手い。 BLマンガを通してつながった17歳の女子高校生と、75歳の老婦人の世代を超えた友情を描く。 共通の趣味で通じ合える喜びって、ありそうではあるけど中々経験しない。でも、良いなあ。 BLマンガをSFに変えて、SFにおいても世代を超えた友情が育めると嬉しい。 『3D彼女 リアルガール』2018年公開、英勉監督作品 原作:那波マオ『3D彼女 リアルガール』 独断と偏見のお薦め度☆☆☆ ひたすら中条あやみさんを愛でる映画です(笑)。可愛い。 学校一の超絶美少女と、2次元にしか興味がない超絶オタクの恋と破局と成就を描きます。 映画『卒業』ぽいシーンもあるけど、これは略奪婚ではないですね。 『3月のライオン』2017年、前後編公開、大友啓史監督作品 原作:羽海野チカ『3月のライオン』、監修:先崎学 独断と偏見のお薦め度☆☆☆☆☆ 幼い頃に事故で家族を失った主人公(零)が、中学生でプロ棋士となり高校生になってからも懸命に生きる姿を描いた作品。零が、養父と暮らすにあたって「将棋は好きか」と問われたことで、生きるために将棋を学び、周りに支えられながらも厳しい世界を生きていく姿が心に迫ります。大学時代に囲碁将棋部だった者としては、棋士たちの将棋に対する鬼気迫る姿は美しいとさえ思いますが、理解出来ない人がいてもおかしくはないですね(汗;) 零の友人でもある病気がちの棋士二階堂のモデルは、29歳で夭逝した故村山聖9段のような気がしました。
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