『プラットフォーム』『CUBE 一度入ったら、最後』

わけもわからないまま、ある空間に閉じ込められる不条理劇。
設定に無理があるし、展開もご都合主義だけど、主人公がどうなるのだろうかという一点だけで見せる映画です。

『プラットフォーム』2021年1月公開、ガルデル・ガステル=ウルティア監督作品
独断と偏見のお薦め度☆☆☆
 珍しい(?)スペイン映画。
 “穴”と呼ばれる場所の48層で目覚めたゴレンは、同室の老人トリマガシから「問題は何を食べるかだ」と説明を受ける。牢獄のような部屋には中央の天井と床に四角い穴が開いており、上下にも同様の部屋がいくつも確認できる。
食事は1日に1度、浮遊する不思議な台“プラットフォーム”に乗せられた山盛りのご馳走が天井の穴を通って降りてくるが、上の層から順番に食べるため下の層になるほど酷い有様になっていく。

『CUBE 一度入ったら、最後』2021年10月公開、清水康彦監督作品
1997年に公開されたカナダ映画『キューブ』の日本版リメイク作品
独断と偏見のお薦め度☆☆☆
目が覚めると謎の立方体(CUBE)に捕らえられていた数人の男女。接点の無い彼らは、誰が何の目的で閉じ込めたのかも分からないまま、死のトラップが張り巡らされたこの立方体からの脱出を試みる。

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