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月別アーカイブ: 7月 2025
『プラットフォーム』『CUBE 一度入ったら、最後』
わけもわからないまま、ある空間に閉じ込められる不条理劇。 設定に無理があるし、展開もご都合主義だけど、主人公がどうなるのだろうかという一点だけで見せる映画です。 『プラットフォーム』2021年1月公開、ガルデル・ガステル=ウルティア監督作品 独断と偏見のお薦め度☆☆☆ 珍しい(?)スペイン映画。 “穴”と呼ばれる場所の48層で目覚めたゴレンは、同室の老人トリマガシから「問題は何を食べるかだ」と説明を受ける。牢獄のような部屋には中央の天井と床に四角い穴が開いており、上下にも同様の部屋がいくつも確認できる。 食事は1日に1度、浮遊する不思議な台“プラットフォーム”に乗せられた山盛りのご馳走が天井の穴を通って降りてくるが、上の層から順番に食べるため下の層になるほど酷い有様になっていく。 『CUBE 一度入ったら、最後』2021年10月公開、清水康彦監督作品 1997年に公開されたカナダ映画『キューブ』の日本版リメイク作品 独断と偏見のお薦め度☆☆☆ 目が覚めると謎の立方体(CUBE)に捕らえられていた数人の男女。接点の無い彼らは、誰が何の目的で閉じ込めたのかも分からないまま、死のトラップが張り巡らされたこの立方体からの脱出を試みる。
カテゴリー: ファンタジー(洋画), ファンタジー(邦画)
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『ハリマオ』『力道山』『スティーブ・ジョブズ(2013)』『オッペンハイマー』
『ハリマオ』1989年6月公開、和田勉監督作品 独断と偏見のお薦め度☆☆☆ 実は私、この映画を見るまで「ハリマオ」が実在の人物をモデルとして制作された物語だとは知りませんでした(大汗;) 『豹の眼』(1959)があって、その次の年に『快傑ハリマオ』が放映されてた。東南アジアが舞台で、格好良かった。『月光仮面』は『豹の眼』の前番組だった。今や知る人ぞ知るTVドラマになってしまいましたね。 『力道山』2006年3月公開、ソン・ヘソン監督作品 独断と偏見のお薦め度☆☆☆☆ タイツ型のパンツをはいていて強かった。なんといっても空手チョップ。 母方の祖父(じいちゃん)は、プロレス興行を見に行って、興奮のあまり引き上げる悪役レスラーを傘で叩いたという(汗;)まあ、我慢してくれたのでしょうけど、危ないなぁ(大汗;) こうやって伝記として見ると、結構悲惨な人生のようにも思える。 『スティーブ・ジョブズ(2013)』2013年11月公開、ジョシュア・マイケル・スターン監督作品 独断と偏見のお薦め度☆☆☆1/2 1971年~2011年まで、あのスティーブ・ジョブズを描いたアメリカの伝記映画。大学生の頃、LSDやってたり、彼女が妊娠したのに責任逃れをしたりとけっこう無茶苦茶。まあヒッピー文化全盛の頃だったからなぁ。天才だけど、みんな本音では一緒に働きたくないタイプ(笑) 『オッペンハイマー』2024年3月公開、クリストファー・ノーラン監督作品 独断と偏見のお薦め度☆☆☆☆ 第二次世界大戦中にアメリカが進めた原爆開発計画「マンハッタン計画」の科学部門を指揮し原爆開発を主導、「原爆の父」と呼ばれた物理学者、ロバート・オッペンハイマーの伝記映画です。 共産主義にかぶれていたとか、罪悪感を持ちながら原爆開発をしたとか、アメリカ側から見た「原爆の父」像が描かれてます。まあ、戦勝国側の見方がよくわかる映画です。