平谷美樹先生著者インタビュー関連本(怪異・伝奇系)

《百夜・百鬼夜行帖》シリーズ「冬の蝶」「台所の龍」「花の宴」「化人の剣客」「漆黒の飛礫」「魔物の目玉」「春な忘れそ」「薫風」「あかしの蝋燭」「勝虫」「慚愧の赤鬼」「義士の太鼓」

『萩供養 ゴミソの鐵次調伏覚書』平谷美樹著、森美夏装画
2012.8.20、光文社時代小説文庫、533円
「萬相談申し受け候」湯島の裏店にかかる看板。
ゴミソの鐵次が住む貧乏長屋だ。ゴミソとは、津軽言葉で占い師のことを言うが、持ち込まれる相談は、亡魂の障りや憑物祓いが多かった。長身に長羽織、手には独鈷杵。人に仇なす亡魂を祓いつつ、かれらの悲しみや無念を背負ってやるのだ。江戸を舞台に、北の陰陽師・鐵次が魅せる妖かし調伏。

「雛懺悔」「鈴虫牢」「萩供養」「おばけ長屋の怪」「傀儡使い」「妖かし沼」「夜桜振袖」「百物語の夜」


『お化け大黒 ゴミソの鐵次調伏覚書』

『お化け大黒 ゴミソの鐵次調伏覚書』平谷美樹著、森美夏装画
2013.2.20、光文社時代小説文庫、648円
浅草寺の歳の市に、奇妙な大黒売りが現れた。店先に十ばかりの大黒天を並べているのだが、「売り物ではござらぬ」という。顔を隠し侍言葉を使う男は何者なのか?。そして、その目的は?
鐵次は煤けた大黒天に秘められた奇怪な謎に迫ってゆく(表題作)。北の陰陽師が、イタコの美少女・百夜や戯作者で相棒の孫太郎らとともに、幾多の怪異に立ち向かう。
「梅供養」「檜舞台」「庚申待」「下燃の蟲」「飛鳥山寮」「湯屋怪談」「お化け大黒」「辻斬り」


『丑寅の鬼 ゴミソの鐵次調伏覚書』『丑寅の鬼 ゴミソの鐵次調伏覚書』平谷美樹著、森美夏装画
2014.3.20、光文社時代小説文庫、660円
師走の一夜。江戸に向かう新酒番船の一艘が大きく航路を変えた。船に乗り込むのは、鐵次の宿敵・傀儡使の惣助。惣助が企む、江戸の平安を覆すある陰謀とは? 一方、亡魂の調伏に奔走する鐵次とイタコの百夜の前に、師匠の峻岳坊高星が現れる。高星が鐵次に託す極秘の使命とは? すべての謎が明かされる時、江戸の命運をかけた決戦が始まる!


《百夜・百鬼夜行帖》シリーズ

1~12巻

《百夜・百鬼夜行帖》シリーズ「冬の蝶」「台所の龍」「花の宴」「化人の剣客」「漆黒の飛礫」「魔物の目玉」「春な忘れそ」「薫風」「あかしの蝋燭」「勝虫」「慚愧の赤鬼」「義士の太鼓」

百夜・百鬼夜行帖シリーズ

91~101巻


《百夜・百鬼夜行帖》シリーズ「のざらし」「坊主に断られた回向」「百万遍」「鐵次」「白木村のなみ」「首くくり寺」「沓脱石」「昨夜の月」「紅い烏」「邪教の呪法(前・後)100話記念特別長編」

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高井信先生著者インタビュー関連書籍


『ファンジン魂』高井信著、YOUCHAN装画
2020.6.25、ネオ・ベム、
著者のファンジン遍歴、ファンジンへの愛を綴ったハードSF研究所公報「Hard SF Laboratory」の連載「ファンジン魂」が書籍化。加筆修正、書影大幅追加。オールカラー。

『思えばいろいろなことがあったなあと、しみじみ回想してみたりする』高井信著
2018.9.23、ネオ・ベム
SF同人誌「CAT」8号(1984.11.30)に掲載された高井信氏のこれまでのファン活動歴を記したエッセイ



森東作氏製作の「SFファンジン・データベース」Ver.1.10 (2020年製)
エクセルで検索するようになっています。


『天に輝く星のごとく』若尾天星遺稿集
「天☆CON」実行委員会製作、梶田俊哉編集
2018.9.23発行
「若尾天星ファンダム史」
「若尾天星編集ファンジン及び出典先」他

「天星さん」大和眞也
「ファンダムが一番輝いていた時代に」まめさん
「いつの間にか隣に」梶田俊哉
「あとがき」梶田俊哉


『名古屋ファンダム史』若尾天星著、高井信編、梶田俊哉協力1018.5.5、ネオ・ベム
2018年に逝去された名古屋SFファンダムのBNFである故若尾天星(本名:典正)氏が書き記された日本SF大会のプログレスレポート等を、古くからの盟友である高井信氏がまとめたもの。





『SF雑誌99の謎』岡田正也著、高井信編
2016.2.22、ネオ・ベム
2014年の同表題本の再編集版
広島SF同好会の会誌「ALDEBARAN」に掲載(1976-1977)

『ベム AGAIN』岡田正也著、高井信編
2012.6.1、ネオ・ベム
高井信氏による2011年に逝去された岡田正也氏追悼ファンジン
「SFの怪」「天空の秘境」「A.Hyatt Verrillと『失われた種族』」「ハガードとの出会い」「ベムを編む」「影を求めて」「僕はベムが好き?」「昆虫あれこれ」「愛しのベムは今何処」
「編者後書き」高井信


『岡田正也コレクション』岡田正也著、高井信編
2019.11.20、ネオ・ベム
『ジンテン1★図録』(2016.2.14)『SF雑誌99の謎』(2016.2.22)『ベム AGAIN +』(2016.2.29)より岡田正也作品を抜粋・再編集したもの
「SFの怪」「天空の秘境」「A.Hyatt Verrillと『失われた種族』」「ハガードとの出会い」「ニュー・アトランティス1658」「ベムを編む」「風留本余釈」「影を求めて」「僕はベムが好き?」「エスペラント語界のSF」「ジンテン1開催にあたって」「日本SFファングループの現状」「昆虫あれこれ」「愛しのベムは今何処」
「絵解き SF雑誌99の謎」「異聞外伝 SF雑誌」


『漢字の夢~SFハガジン・ショートショート集成~』
尾川健著、尾川健表紙デザイン、2020.9.24、ネオ・ベム

「漢字の夢」「老婆」「函か帯か」「壱岐国屋書店新宿店エレベータ」「プラナリア」「色街」「最後の一冊」「密」


『海の中の赤い傘~SFハガジン・ショートショート集成~』
深田亨著、橘みづ装画、2020.10.10、ネオ・ベム

48作品を収録
なんという発想かと思った「記念日」、希有壮大な3Dプリンターネタの「お披露目」とか、60歳になったら好きな品物に変身しないといけない法律の裏をかこうとする男の話「61」とか、好き。

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堀晃先生インタビュー関連(アニマ・ソラリス20周年・200号記念)

『未来趣味』
『未来趣味』2019年増刊号・橫田順彌追悼號
中根ユウサク編集・YOUCHAN装画
2019.10.11、日本古典SF研究會、2000円

  • 写真でたどる横田順彌さんの足跡
  • 横田順彌著作書影集
  • 二十二世紀のみなさんへ(まえがきにかえて)
  • 単行本未収録 小説/エッセイ
  • ヨコジュンに贈る言葉・イラスト
  • 日本古典SF研究会について
  • そして、日本古典SF研究会会員から横田さんに贈る言葉
    「未来趣味」誌は、本棚を見たら第1号と第10号もありました。1号の巻頭言は小松先生でした。

SFマガジン故横田順彌氏追悼号

SFマガジン2019年6月号
2019.6.1、早川書房、1200円
追悼・橫田順彌
監修:北原尚彦
短編再録:「かわいた風」「大喝采」
追悼エッセイ、ブックガイド、著者目録ほか


『夢幻小説集ー神樂坂隧道』西秋生著
2016.9.28、オンデマンド出版
収録作:
「1001の光の物語」「マネキン」「走る」「いたい」「「星の飛ぶ村」
「チャップリンの幽霊」「神樂坂隧道」
「翳の そしてまぼろしの黄泉」「5:46」
追悼文:
眉村卓・高井信・かんべむさし・江坂遊・井上雅彦・森下一仁
堀晃・大町聡


『星群 No.90』
2020.1.10、創作集団「星群の会」
オンデマンド出版1400円
石坪光司氏収録作:
「幻影団地の風」
「遅れた男」
「十三・・・四」


『ファンジン魂』高井信著、YOUCHAN装画
2020.6.25、ネオ・ベム、
著者のファンジン遍歴、ファンジンへの愛を綴ったハードSF研究所公報「Hard SF Laboratory」の連載「ファンジン魂」が書籍化。加筆修正、書影大幅追加。オールカラー。


『石原藤夫 ショートショート集成─単行本未収録作品集─』
石原藤夫著・高井信編集・YOUCHAN装画
2020.11.22、盛林堂ミステリアス文庫、3500円(税込)

単行本未収録ショートショート、41編
連作ショートショート集『新電気未来物語』『海洋未来物語』(各12話)収録

ハードSF研公報「ハードSF研究所公報」200号記念特別号
Hard SF Laboratory,2020・11,VOL.200
石原藤夫編集

今号は、記念特別号ということで、海外の作家も含めた書影やサイン本等々の紹介がメインです。
森東作さんの「ファンジン雑感」に書かれている、森さん制作の「SFファンジン・データベース」というのが凄いです。
欲しい(笑)連絡してみよう……

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『歓喜の歌 博物館惑星Ⅲ』(菅浩江著)関連書籍

「歓喜の歌」って日本人大好きですよね、毎年年の暮れにはあちこちで演奏されている気がします。
故植木等さんの「スーダラ伝説」のラストは、荘厳な「第九(歓喜の歌)」とスーダラ節が重なっています。←「カセットテープ・ミュージック」のマキタ・スポーツ氏の紹介で知りました。
つい最近も、スカパーで映画『歓喜の歌』(小林薫のくずっぷりが^^;)を見ました。確かに大団円に最も相応しい交響曲かも。昔、大学で隣の席の女性が、東北大のオケでヴィオラを弾いてました。クラスにもう一人オケのメンバーの女性が居たのですが、彼女もヴィオラ。ちょっと不思議(笑)で、年末になると親友(オケのメンバーではない同級生の男)が合唱に参加するために「歓喜の歌」の練習を始めます。もちろんドイツ語。おかげで少しだけ詳しくなってしまいました(笑)
私は音痴なのでパスですが(汗;;) 脱線すみません。


『人工知能のための哲学塾 未来社会篇』

三宅 陽一郎・大山 匠著
☆第一部 視点〈人工知能から哲学へ〉
哲学を足場に人工知能を築く 三宅陽一郎
第一夜 結びあう人と人工知能の心
第二夜 社会的自我を持つ人工知能の社会
第三夜 世代を超えて作り出す人工知能文化
第四夜 自己変革を促す人工知能の愛
第五夜 揺れ動く人工知能による幸福の探求

☆第二部 視点〈哲学から人工知能へ〉
人工知能を哲学から思考する 大山 匠
第一夜 循環する理解とコミュニケーション
第二夜 響きあう社会と自己
第三夜 文化の記述とアルゴリズム
第四夜 愛のモデルと、その語りがたさ
第五夜 幸福と計算、そして自由

『人工知能のための哲学塾』『人工知能のための哲学塾 東洋哲学編』に続く第三弾。
芸術とAIの章が欲しかった。まあ無い物ねだりですが(汗;)
まだ知能についてもよく分かってないのに、芸術は無理なのか。画や音楽では、既に芸術もどきは出来ているようですが。
知能とか愛とか幸福とかがどのように数値化されるのかという視点から読むとちと当てが外れるかも知れませんが、私のような門外漢が基礎的な知識を得るには良かったです(汗;)

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『アンパン的革命』(菅浩江先生著者インタビュー関連)

『アンパン的革命』
『アンパン的革命』
あまりに面白かったので、面白かったり、受けた箇所にコメント付けたり、少々突っ込みや茶々を入れてみました。
ただ、全部にコメントをつけるわけにもいかず、適当に選択させて頂きました。

「ブライダルプレイヤーの悲劇」
多芸多才な菅先生。と言っても資格持ちのプロだから素人の多芸多才とはレベルが違う。
前回のインタビューの際に『歌の翼に ピアノ教室は謎だらけ』で少しうかがったんですが、菅先生はテクニトーンのプロでもあられる。テクニトーンとかエレクトーンという電子楽器は、右手・左手・つま先・踵を駆使して(セッティング次第では)オケなみの演奏ができてしまうという。
大学時代の同級生の彼女がエレクトーンの先生で、すったもんだがあったんですが、まあそれは置いといて(笑)プロの手にかかると凄い演奏を聴くことが出来ますね。実は、昨日久しぶりにプロの演奏を聴いたんで思い出しました。
関係ないのですが、ヤマハのエレクトーンのスピーカーは変な形をしていました。ヤマハが最初に民生用のスピーカーを出したときは、ウーファーにはこの形(NS-30/NS-20の写真をクリック)が使われてました。

「ネズミ車」(以下引用)
“「うっそーぉ」
鬱蒼とした木立の中、思わず言ったね。
室町の呉服屋のような二階建てが、その科学研究所。玄関脇のゴミ焼却炉なんぞは煤けて崩れかけており、春先のカマクラのごとし。”
駄洒落、テンポ、リズム感、おまけに絶妙の例え、上手いなあ。題材は菅先生の白衣フェチのなんですけどね。すべての章がこれだもんなぁ、快感。

「アンパン的革命」(表題作)
水無月って何だろうと思いググってみたら食べたことあった。名前と実物がリンクしてない私(汗;)うちのカミさんは、練り切りとかの求肥系が好き。おっとそういえば、岡山名物吉備団子も求肥ですね。

「縁起かつぎ」
お神籤からの「運」とか縁起担ぎの話。
お神籤で「凶」が出たら“お神籤は、現在の運気を現しているから、「凶」ということは、今日以降の運気は上昇する一方である”という教えを信じております。

「世紀末の大悪魔」(windows以前)
筒井康隆先生がワープロ(既に死語かも)を使われていたのは有名な話。PC初期から使われているSF作家の方だと、メモリ容量とかconfigとかバッチファイルの話で盛り上がること多し(笑)


「オープンカーに乗ったなら」
えっと、最初に購入した愛車がオープンカー(厳密にはタルガですが)。
彼女(後のカミさん)とよくドライブに行きました。
もちろんオープンにして。それ以降は、ずっと普通のクルマでしたが、還暦過ぎてから、またオープンカー(メタルトップ)に。オープンにしても首筋あたりから温風が出てくるという、昔には考えられなかった快適さ(笑)もありましたが、カミさんが助手席に乗っている時にオープンにしたのは一度きりです。髪が乱れる・排気ガスがくさい・化粧に汚れが付く気がするとのこと(汗;)まあ、男のおもちゃではあるようです。
笹本先生もオープンカーに乗られていたとは。知っていたら、インタビュー時に話を振ってみたかったなぁ。菅先生の旦那様が乗られていたのは、シルビアK’sのオープンカーみたいですね。

「化粧の理由」
 “紅を 引き、ティッシュで口をンパッとさせた瞬間、女は社会の一員になる。”けだし名言である。
追記に“『誰に見しょとて』は、この気持ちを突き詰めて書きました。”とあります。あ、上記の一文だけではなくて、この章全体のことです。

「教え、教わり」
先生稼業の難しさの話。菅先生の手がけたゲーム音楽、『トップをねらえ!』もあったんだ。

「知らない京都」
どうやら菅先生はそーとーな方向音痴であらせられるようです。学生時代にあまり遊び歩かなかったせいなのかな。我が家は、カミさんのほうが方向感覚が確かです。私はど~もダメで、普通の家庭と逆かも(汗;)だもんで、菅先生の悩みは、よく分かります(笑;)
カーナビ、もの凄く便利やのぅ(笑)

「LとVとAについて( または記号論的「擬音小唄」考)」
菅先生、お得意の記号論的擬音考察。違う?(笑)SFとイラストとか、アニメやマンガとSFがなぜ相性が良いかについての考察も。

「指に関する中毒」
元々手を高度に使う作業が好きな菅先生。PC入力も親指シフトのようです。新井素子先生、故栗本薫先生も親指シフト派だったんだ。インタビューさせて頂いたなかでは、久美沙織先生も親指シフトだったような。Amazonで探すと、まだ売ってますね。

「こえる」発「マニア」経由「オタク」行き( テーマ こえる」)
耳が肥える、目が肥える、舌が肥えるとか
この、分析の善し悪し感覚が『博物館惑星 永遠の森』に継承されたのかもしれませんとのこと。

「画像文明」
 ハードSF研の石原先生のSF「画像文明」から、「顔マーク」の話。商用BBSではよく使ってました。ま、今でも使いますが(汗;)今ではラインスタンプか?(ライン、しないけど^^;)

「まだ目に触れ ない素敵な楽しみ」
「演劇集団・ありすとてれす」による『鷺娘~京の闇舞』の演劇化の話。
見たかったなあ……

「文庫を片手に ~京都編~」
笹本先生原作の『ARIEL』のワンシーン。渡月橋に敵ロボットが降下してくるシーン。その他有名作品に登場する京都のシーンの考察。京都巡りをしたくなる章であります。
「大阪編」「神戸編」もあります。

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アロマ・ハーブ・精油(菅浩江先生著者インタビュー関連)

『ハーブオイルの本―くらしと気持ちをリフレッシュする』

『ハーブオイルの本―くらしと気持ちをリフレッシュする』
和田はつ子著
1992.3.30、農文協、1350円
「アニマ・ソラリス」ではお馴染み、ハーブ歴三十数年・日本ハーブ・ソサエティ会員でもある和田はつ子先生が、ハーブの利用法について書かれた実用書。


精油とかき混ぜ型アロマディフューザー

ノート(揮発性)について(『アロマセラピー・スタイル』を参考にしました)
香水でも同じですが、香りが長く続くように、三種類のノートのアロマを上手に組み合わせることが大切のようです。

<トップノート>最初ににおい立ち、はかなく消える香り(持続時間約2時間)
オレンジ・スイート、グレープフルーツ、シトラネラ、スペアミント、レモン、 タンジェリン、パルマローザ、ペパーミント、ベルガモット、レモングラス、 メイチャン(リツエアクベバ)、ユーカリ、レモンユーカリ

<ミドルノート>トップノートの次ににおい立つ香り(持続時間約2~6時間)
イランイラン、クラリセージ、サイプレス、カモミール・ジャーマン、ネロリ、 ジャスミン、ジュニパー、ジンジャー、ゼラニウム、ティートリー、パイン、フィンネル、プチグレン、マージョラム、メリッサ、 ラベンダー、ローズウッド、ローズオットー、カモミール・ローマン、 ローズマリー

<ベースノート>時間がたってほのかににおい、長続きする香り(持続時間約6時間以上)
サンダルウッド、シダーウッド、パチュリ、フランキンセンス、ベチバー、 ベンゾイン、ミルラ

【アロマグッズによるノートの違い】

私個人の感想によるものです(笑) 他のタイプの機器をご存じの方は教えて下さいませ <m(__)m>

<自然揮発型>
素焼きのプレートにアロマオイルを垂らす。ティッシュに垂らして内ポケットに入れる等々
トップ~ミドル~ベース と割と狙った通りの香りが得られます。
考えてみると、フレグランスはこれですよね。

<温め型>
アロマランプ、キャンドル式芳香器またはキャンドル式オイルウォーマーなどで、温めて揮発させる方式。
温めるだけに、香っている時間が短い。時間をおかずトップ~ベースまで一緒に匂う感じがする。
で、トップの匂いが最初に消えて、次にミドルが消えて、ベースが残る感じ。自然揮発型を早送りしている感じかも(笑)

<加湿器型>
水に溶かして(懸濁液状態かな?)超音波で水と一緒に拡散させる。
最初から最後までトップ・ミドル・ベースの香りが一緒に出てくる。時間による変化が少ない。

<かき混ぜ型>
上の写真にある、部屋の空気を吸い込んでプロペラでかき混ぜて、香りを放出する。
自然揮発型と加湿器型の中間のような感じです。何時間かするとベースの匂いしかしなくなる。


左の図は「アロマロード/アロマテラピーへの道」から
精油は下記の7つの系統に分類され、それが順番に丸く繋がっています。
同じ系統の精油は香りの相性が良く、隣同士の系統の香りも相性が良いとされています。

・花 : カモミール ジャスミン ゼラニウム ネロリ ラベンダー ローズ
・柑橘系 : オレンジ グレープフルーツ ベルガモット マンダリン
メリッサ ライム レモン レモングラス
・ハーブ類 : クラリセージ タイム ペパーミント マージョラム ローズマリー
・樹木類 : サイプレス シダーウッド ジュニパー ティートリー ユーカリ ローズウッド
・スパイス類 : クローブ シナモン ジンジャー ブラックペッパー
・樹脂類 : ベンゾイン フランキンセンス ミルラ
・エキゾチックな精油 : イランイラン サンダルウッド パチュリー パルマローザ



初心者のための香水入門

上記サイトに香水についての簡単な説明があります。

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菅浩江先生著者インタビュー関連本



Twitterで頂いたオンラインサイン

博物館惑星シリーズ
第二巻『不見の月』
第三巻『歓喜の歌』
オンラインサイン本


『誰に見しょとて』関連


『美容整形と化粧の社会学』谷本菜穗著
“プラスティックな身体”
2008.7.11、新曜社、2900円
自然な身体から、加工対象としての身体へ――。変容する身体観を先鋭的に表す美容整形。病理、美しさの強要、女性の自己決定といった従来の語りをこえて、現代人の自己表現や自己感覚を活写した、この分野初の意欲作


『第三の脳――皮膚から考える命、こころ、世界』
傳田光洋著、2007.7.18、朝日出版社、Kindle版、1320円
京都大学工学部卒業。同大学院分子工学専攻修士課程修了で資生堂ライフサイエンス研究センター主任研究員の著者が記す“たたみ一畳分の大きさ、重さ約三キロ――人間の最大の「臓器」”である皮膚についてのあれこれ。
色を識別し、電波を発信し、情報処理を行う表皮細胞。
感じるだけが皮膚の仕事ではない。
皮膚は脳にも匹敵する、いまだ知られざる思考回路である。
脳のない生物はたくさん存在するが、皮膚をもたない多細胞生物はいない。
最も重要な器官である皮膚の、潜在的可能性を論じるサイエンス・エッセイ。

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高丘哲次先生著者インタビュー関連書籍

関連書籍に関しては、高丘哲次先生のTwitter(@TetsujiTakaoka)の固定ツイートを参考にしました。
ネタバレしている箇所が多々ありますので、未読の方はお気をつけ下さい!

「波」4月号新潮社「波」(2020.3.25)、売り切れですが、内容は新潮社のサイトで読めます。今号の表紙は阿川佐和子先生です。

「留守番電話」(エッセイ)高丘哲次著
奥様が癌の疑い有りと診断され、そこからの数日間で創作への取り組み方も変わったと記されています。奥様のその後の経過についても、著者インタビューでうかがっています。


「小説新潮」2020年6月号(2020.5.22)

「円の終端」高丘哲次著
大規模な温暖化と海底の地殻変動が組み合わさった結果、地球の表面は海で覆い尽くされていた。
その空を四億羽の鳥の群れが飛び続けていた。彼らは羽を休める陸地が無いため一生空を飛び続けなければならないのだ。
人間とハクセキレイの遺伝子交雑により生まれた人に近い知性を持つ鳥たち。一羽一羽が脳細胞だとしたら、鳥のさえずりが神経間の伝達を司る集団知性なのだ。
遺伝子の均一化を防ぎ劣性遺伝子が出現しないように、彼らは一年に一度、ツメナガセキレイの集団と逢瀬を重ねるのだった。

「小説すばる」2020年6・7合併号「小説すばる」2020年6・7月合併号(2020.6.17)集英社

「私的偉人伝」(エッセイ)高丘哲次著
“傑王罷りて母の土産話と相成らむ”
中国語を習っている母親が、中国から送ってくれた記念写真の中に、黄金の彫像が顎をそらせて虚空を睨めつけているものがあった。それが「傑王之像」で、彼の高潔な生き様は敵軍も感銘を受けて像が造られたという。


別冊文藝春秋2020年7月号

別冊文藝春秋2020年7月号

「別冊文藝春秋」2020年7月号(6/19)

「新刊インタビュー」(高丘哲次先生インタビュー)
デビューまでの道のりと、『約束の果て 黒と紫の国』がどのようにして着想されたかを語られています。


「野生時代」2020年8月号「野生時代」2020年8月号(2020.7.13)

コラム「告白と赦し」“告白します” 高丘哲次著
高丘先生の犬のうんちにまつわる中学時代の話。


『後宮小説』『後宮小説』酒見賢一著

冒頭“腹上死であった、と記載されている”から始まる、第一回日本ファンタジーノベル大賞受賞作品
時は槐暦元年、腹上死した先帝の後を継いで素乾国の帝王となった槐宗の後宮に田舎娘の銀河が入宮することにあいなった。物おじしないこの銀河、女大学での奇抜な講義を修めるや、みごと正妃の座を射止めた。ところが折り悪しく、反乱軍の蜂起が勃発し、銀河は後宮軍隊を組織して反乱軍に立ち向かうはめに……。


『約束の果て 黒と紫の国』書影

『約束の果て 黒と紫の国』

『約束の果て 黒と紫の国』高丘哲次著、久島優装画
2020.3.25、新潮社、1600円

以下、完全にネタバレしているので、未読の方はお気をつけ下さい!

“すみれは、種子にエライオソームと呼ばれる蟻が好む誘因物質をくっつけていて、運搬行動を誘発し、その種子を散布させる”というのは、元々メインのアイデアひとつではないかと考えていたのですが、著者インタビューでうかがったところ、実は「長編化するにあたり、蟻の集合による大知性体を倒すものは何かと考えたとき、菫に辿り着いたかたちです。」とのことでしたので、元々アイデアとしては持たれていたものが、長編化する際にうまく結実したということみたいです。
この蟻⇔菫の関係性は『約束の果て 黒と紫の国』の構成そのものに深く関わってきているような気がします。
表の帯の煽りに“「悲劇」を超克する鍵は二冊の書物”とあり、裏でも“伝説の国、壙と臷南の王を巡る、ある「悲劇」が記されていた”とあります。
この「悲劇」とは何が原因だったのでしょう。それはその王二人が、蟻の識人と菫の識人であったためなのではないでしょうか。
「識人」というのは、神によって創り出された知性体で、ブリン氏の《知性化シリーズ》でいうと「類属(クライアント・レース)」に相当かな。蟻の識人というと蟻の性質を備えたヒューマノイドとの認識で良いかも。
【第一章 旅立ちの諸相】
梁斉河、伍州で「壙国の螞九なる人物が、臷南国の瑤花にこの矢を捧げるので受け取って欲しい」という意味の銘文が刻まれている“青銅の矢を象った装身具”を発掘し、当該国がいずれの史書にも記録されておらず、わずかに『南朱列国演義』(小説)と『歴世神王拾記』(偽史)に記されているのみだということを知る。
『南朱列国演義』
伍州を統べる壙王・螞帝の第四三二〇一王子・真气が、祭祀をおこなうため、はるか南の臷南国に赴くところから始まるのですが、臷南国の女王である瑤花が、たった一人で出迎えにやってきます
真气は、蟻の識人である螞九の一部が操る人間であり、瑤花は菫の識人であったのでそれとは知らず引かれ合ったのではないかと推測。
瑤花は、植物全般を自由に操ることの出来る菫の識人であり、しかも先代の記憶を代々受け継いでいるという、梶尾真治氏の「エマノン」のような設定であることはラストで明らかになります。
瑤花は天真爛漫で身の安全にもかまわない童女ぶりを発揮してますが、それはその知識と圧倒的な能力により、ほぼ恐れる事象がないので危険にも無頓着になってしまったと推測されます。
実は次の『歴世神王拾記』のパートの方が時代が前になるのですが、最初読んだ時は全く気づかず。
『歴世神王拾記』
神と人が交わっていた民神雑糅の時代。伍州の総てを支配する地神は、自らの権能を分け与えて識神(後に転生して識人と呼ばれるようになる)を作り上げた。
螞九が最初に登場するとき「性質は愚鈍で烏滸のようにも見えた」「珀嫗の命令によってうごくばかりで、自ら考えて何事かを為すことはない」と書かれていて、これは働き蟻の識人としては至極まっとうな性質だとは思いますが、少し可哀想な感じもします(笑)
で、地神が識神を使役するだけではなく、年に一度その労に報いるために宴礼射儀を催しているのですが、その宴での螞九と瑤花の最初の出会いが語られています。この出会いが、螞九を弓道に目覚めさせ、ひいては伍州の歴史そのものを変えていくことになろうとは。
権能を持たない普通の人間は沽人と呼ばれ、宴礼射儀が行われる土地には入れないのです。
『南朱列国演義』
真气は、臷南国の将来のことを考えて常に目を閉じているのですが、それ故に熊の識人である炎能や蜂の識人である微鳳の正体に気がつきません。もちろん読者も。ここらあたりの構成・進行は、憎いばかりに決まってますね。
『歴世神王拾記』
切磋琢磨し自作ではあるがそれなりの弓と矢を手にした螞九は、再び宴礼射儀に参加し第二位になるが、弓を壊してしまう。瑤花は螞九を慰め、菫の花を散らした花冠を贈った。そして螞九は瑤花に、つぎこそ折れた弓だけではなく矢を贈ることを誓う。
しかし螞九は、沽人である商人の禺奇の甘言に乗せられ、その花冠を飛びきり上等な弓と交換してしまいます。
それが「悲劇」の始まりだったとは……
実は、この花冠こそが、その後の歴史を大きく動かすアイテムなのです。
以下、完全にネタバレというか、粗筋を書いてしまっているので、白フォントで隠してます(汗;)

その後、沽人の禺奇による宴礼射儀会場への襲撃、識人たちの殲滅戦があり、その際に螞九も薄裂きにされ殺されてしまいますが、43201匹の蟻に転生し、沽人の脳内に潜り込み人を操ることを覚えます。
そして、それが螞帝と壙国の始まりとなります。そして最盛期には、伍州の三分の二を統べるところとなる。
一方、伍州の三分の一は、禺奇が統べる国となりますが、壙国との境には広くて深い河があり、お互いに攻め込むことが無理な状態となっています。
その後、壙国と禺国との戦役があり、なんとか壙国の勝利で終わります。
その後の展開としては、壙国からに使いが来て、瑤花を壙国に招く、要は人質として差し出せという金文が届き、やむなく瑤花は壙国に赴くことになります。
瑤花は、微鳳の助けを得て、真气と共に臷南国に戻ることが出来ます。
そして、ついに壙国が臷南国に攻め込んできます。

ラストで、「大地に咲く菫の花が、一斉に空へと舞い散った。」のは象徴的ですね。
菫の種子を広く散布させるのが蟻の仕事なのだから、ついに瑤花との約束を果たした螞九は一緒に遠くに飛んでいくしかないのです。

以上、独断と偏見による『約束の果て 黒と紫の国』ネタバレ解説でした。異論は認めます(笑)

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「クアトロプリンセス」と「宇宙駆ける釣りケーキ」進藤尚典著

どちらも、ゲンロンSF講座第三期生の進藤尚典先生のお話しです。
「クアトロプリンセス」
主人公は、人気が無くなってきたアイドル声優たち。かつては少女戦隊ものアニメで一世を風靡した彼女たちも、今は場末のショーに出ても既に需要が無い。鬱々とした毎日を過ごしている彼女たちに明るい未来はあるのか!。
進藤先生の言葉を借りると「ストーリーは「負け犬たちのワンスアゲイン」(注;RHYMESTERの宇多丸さんが映画評でよく使う、ダメダメな登場人物たちが一念発起して大一番の勝負に臨む「ロッキー」のようなストーリーのこと)」。
美人声優が好きな少年たちや、セーラームーンとかプリキュアが大好きな少女達にもお薦め(笑)

「宇宙駆ける釣りケーキ」
自分たちだけの「秘密基地」を見つけた少年たちの冒険。
秘密基地って、子供の頃憧れましたよね。
うちの孫(小5男児、剣道してます)は、釣りの魅力があまり理解出来ないようなので、剣道の試合で宇宙人と戦い、勝利して、宇宙人に剣道を教えて小遣いを稼ぐ話にして読んでやったらけっこう受けました。
主人公の名前は孫の名前、お話しの中の友達の名前は実際の友達の名前にしておくのはお約束(笑)ドラえもんの四次元ポケット的な面白さもありますし、色々応用が利くお話しです。


「推しの三原則」書影

第3回ゲンロンSF新人賞大森望賞受賞作
著者インタビューはこちらから

  • 進藤尚典著/大森望解説
  • ゲンロンSF文庫Kindle版
  • 385円(税込)
  • 2020.6.10発行
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平谷美樹先生、2017年度の出版書籍

平谷美樹先生著者インタビュー関連書籍一覧
以下の8冊が、2017年度出版書籍です(『でんでら国』は上下巻なので2冊にカウント)
『江戸城御掃除之者!』2月
『鉄の王 流星の小柄』4月
『草紙屋薬楽堂ふしぎ始末 絆の煙草入れ』5月
(『でんでら国』(上・下)文庫化)6月
『雀と五位鷺 推当帖』10月
『江戸城御掃除之者! 地を掃う』11月
『草紙屋薬楽堂ふしぎ始末 唐紅色の約束』12月

以下は、平谷美樹先生2017年度出版書籍と関連シリーズの紹介です。


『江戸城御掃除之者!』平谷美樹著、平沢下戸カバーイラスト
2017/2/25、角川文庫、640円
江戸城の掃除を担当する御掃除之者の組頭・山野小左衛門は、上司から極秘の任務を命じられる。それは男子禁制の大奥の掃除。七代将軍徳川家継の生母である月光院付きの御年寄・音羽が何年も局に籠もり、局が汚部屋と化しているらしい。
精鋭の配下六人を集め、大奥へと乗り込むが、そこには大奥女中による防衛線が築かれていた……。

『江戸城御掃除之者! 地を掃う』平谷美樹著、平沢下戸カバーイラスト
2017/11/25、角川文庫、640円
江戸城の掃除を担当する御掃除之者の組頭・山野小左衛門は、またも上司から極秘の任務を命じられる。紅葉山文庫からある本がなくなったというのだ。
今回の任務は艶本探しなのか!?疑わしき人物を御風干の掃除に乗じて誘い出そうとするが、同時に黒鍬者たちとの掃除合戦もはじまって……

『江戸城御掃除之者! 玉を磨く』平谷美樹著、平沢下戸カバーイラスト
2018/3/25、角川文庫、680円
「本丸御殿の御掃除を〈御掃除屋 武蔵〉に任せよ」。目安箱に投函された訴状をきっかけに、江戸城御掃除之者と民間掃除屋の御掃除合戦が勃発する!
上野の東叡山寛永寺双子堂を舞台に腕比べが行われることになったが、その裏には将軍位争いに遺恨を持つ尾張徳川家の影が見え隠れしていた。忍び寄る尾張の魔の手……

『鉄の王 流星の小柄』平谷美樹著、遠藤拓人カバーイラスト
徳間文庫、2017/4/15、720円
時は宝暦四年(1754)、鉄屑買いの鉄澤(さなき)重兵衛は下野国の小藩の元・鉄山奉行だった。藩が改易になり、仲間と江戸に出てきたのだ。その日、飴を目当てに古釘を持って来た顔馴染みの留松という子が、差し出したのは青みがかった銀色の光を放つ一振りの小柄だった。それは、希少な流星鉄(隕鉄)を使った鋼で作られていたのだ。しかし、その夜、留松の一家は惨殺され、重兵衛たちは否応なく事件の渦中へ……。

『鉄の王 伝説の不死者』平谷美樹著、丹地陽子カバーイラスト
徳間文庫、2018/9/15、690円
多霧は13歳。歩き蹈鞴衆の橘衆の頭の長女だ。ある日、越後山野領の山中で、大量の惨殺死体が転がる蹈鞴場を見る。生き残りと思われる瀕死の若者を助けるが、手当後、目を離した隙に彼は姿を消した。「逃げろ、俺に関わるな」という一言を残して……。一方、橘衆は覆面武家集団の襲撃を受けていた。彼らの目的は「不死の者」を探すことだった。


『鉄の王 唐金の兵団』平谷美樹著、丹地陽子カバーイラスト
徳間文庫、2018/12/15、790円
多霧たち歩き蹈鞴衆の橘一党は、踏鞴場を求めて出雲にいた。その山中で唐金(青銅)の鎧に身を包んだ猪の集団が、山廻りの侍たちを全滅させるのを目撃。猪を操っているのは謎の唐金の踏鞴衆であった。猪のみならず、熊や狼をも操る唐金の踏鞴衆とは? 戦いに巻き込まれた多霧たちは、陸奥の国から駆けつけた夷月の霊力を持ってしても調伏できない恐るべき呪いと対峙することになる。出雲神話に隠された真実が明らかになる時、恐怖の王が解放される……

『草紙屋薬楽堂ふしぎ始末』平谷美樹著、丹地陽子カバーイラスト
2016/10/15、大和書房、680円
「謎を解いて、見事に怪異を鎮めてみせるよ」
時は文政、江戸の通油町にある本屋・草紙屋薬楽堂に戯作を持ちこんだのは、地味な三筋格子の着物を粋に着こなした、鉢野金魚。薬楽堂に居候する貧乏戯作者・本能寺無念とともに巻き込まれるのは、あやかしの仕業とも囁かれる怪事件……


『草紙屋薬楽堂ふしぎ始末 絆の煙草入れ』平谷美樹著、丹地陽子カバーイラスト
2017/5/15、大和書房、680円
「気の強ぇ女が二人――こいつぁ危ねぇ組み合わせが出来上がっちまったな」
時は文政。江戸の通油町にある本屋、草紙屋薬楽堂の面々に、曲亭馬琴に認められた武家の女、只野真葛が加わった。売出し中の女戯作者・鉢野金魚(はちのきんとと)と貧乏戯作者・本能寺無念(ほんのうじむねん)、もと御庭番の読売屋・北野貫兵衛らとともに、真葛は怪異がらみの噂と企みの背後の闇を探り始めるが……


『草紙屋薬楽堂ふしぎ始末 唐紅色の約束』平谷美樹著、丹地陽子カバーイラスト
2017/12/15、大和書房、680円
「あたしはあんたがどこへ行ったって、必ず見つけてあげる」
時は文政、江戸の通油町にある本屋・草紙屋薬楽堂が特別に誂えた大切な表紙紙が盗まれた。知恵者の売れっ子戯作者・鉢野金魚と貧乏戯作者・本能寺無念は、金魚の遠き友への想いがこもった唐紅色の紙を取り戻すために、現場となった表紙仕立屋・播磨屋を訪ねるが……。

『草紙屋薬楽堂ふしぎ始末 月下狐の舞』平谷美樹著、丹地陽子カバーイラスト
2018/10/15、大和書房、680円
「見えないかい? 月明かりの中の妖しく美しい狐の舞が」
時は文政、ある雨の日、江戸の本屋・草紙屋薬楽堂に持ち込まれたありふれた人情噺の裏には、禍々しくも哀れな狐憑きの噂が……。
推当物を得意とする女戯作者・鉢野金魚と貧乏戯作者・本能寺無念、武家の女・只野真葛、高名な父を持つ女絵師・葛飾応為ことお栄は、切ない出口なしの物語を「一番の結び」に導く大芝居を計画する。


『草紙屋薬楽堂ふしぎ始末 名月怪談』平谷美樹著、丹地陽子カバーイラスト
2019/9/15、大和書房、680円
「次の百物語では必ず怪異が起こる」
時は文政、推当物が評判の女戯作者・鉢野金魚は、武家の女・只野真葛、貧乏戯作者・本能寺無念らとともに、怪異の謎を解き明かすべく、亡魂が現れるという百物語に参加するが……。


『でんでら国(上・下)』平谷美樹著、影山徹カバーイラスト2017/6/11、小学館文庫、上巻610円・下巻540円
時は幕末、陸奥国八戸藩と南部藩に挟まれた小さな国、外館藩西根通太平村。大平村には、60歳になると村での役割を全て解かれ、御山参りをする習わしがあった。それは、食い扶持を減らすための姥捨ての旅とも囁かれていた。しかし、その実態は……。 山に捨てられた老人達が、理想の村を作って生活を営む、そんな国を暴こうとする代官とそれを守ろうとする農民たちのあっと驚く攻防戦が始まる。


『雀と五位鷺 推当帖』平谷美樹著、苗村さとみ装画2017/10/18、ハルキ文庫、680円
家康が幕府を開いて三年目の慶長十一年。江戸はかつてない賑わいにあった。
傾城屋(遊郭)の五位鷺太夫は江戸で三本の指に入る美人の売れっ妓である。その妹女郎の雀はまだ客をとらず、もっぱら五位鷺の身の回りの世話をしている。ある日、呉服屋の主が辻斬りに殺められた。五位鷺は雀に事件を調べるよう命じる。五位鷺は、年寄や奉行が事件について話し合う寄合や奉行が事件について話し合う寄合衆にお茶汲みとして参加し、そこで自分の推当(推理)を披露することで、実力者に気に入られようと企てていたのだが……。

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