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「いつかあの空を越えて」新装版・「ペンギンSFアンソロジー」上下巻分冊販売開始・東京銀経社アンソロジーの第二回公募のお知らせ

『東京銀経社アンソロジー いつかあの空を越えて』『東京銀経社アンソロジー いつかあの空を越えて』新装版、3050円
ペンギンSFアンソロジー上巻「ペンギンSFアンソロジー上巻」2200円
ペンギンSFアンソロジー下巻「ペンギンSFアンソロジー下巻」2200円


『東京銀経社アンソロジー 第二回公募のお知らせ』東京銀経社アンソロジーの第二回公募開始
締め切り:来年3月末日

『後藤修一 我がオタク人生に悔いなし』

『後藤修一 我がオタク人生に悔いなし』後藤(飯田橋)修一著
2019.8.30、啓文社書房、2200円(税込)
◆偉大なるオタクマイスター 後藤修一
歴史・軍事・SF・文学・音楽・人形・アイドル・漫画・アニメ等、幅広い関心と知識で、オタク文化の全てをマニアとして生涯愛好し続けた。温かい笑顔で、偉人巨匠から変人奇人まで、数多くの人々と、主義主張の壁を超えまさに<万人に愛された男>がミニコミ誌『漫画の手帖』に長年連載していた貴重なエッセーを再編集して41編収録!


目次(すみません、テキストに起こすのが面倒で^^;)
私より一つ年下だと知ったときは驚きました。てっきり年上の方だと思い込んでいたので(汗;)
エッセー中にもありますが、odessa(ハンドル名)さんが、活躍していた商用BBSである「日経MIX」での知り合いです。オフミでは、いつもまりちゃん同伴で常に笑顔を絶やさなかったのが印象に残っています。
ふと思い出して懐かしくなることがありまして、そういえば遺稿集があったなと思いアップしてみました。


遠隔戦闘もの三作品

マージナルオペレーション

原作:芝村裕吏
漫画:キムラダイスケ
2013.11.22、講談社、kindle版
三〇歳のニート、アラタが選んだ新しい仕事、それは民間軍事会社―つまり、傭兵だった。住み慣れたTOKYOを遠く離れた中央アジアの地で、秘められていた軍事的才能を開花させていくアラタ。しかし、点数稼ぎを優先させた判断で、ひとつの村を滅ぼしてしまう。モニターの向こう側で生身の人間が血を流す本物の戦場で、傷を乗り越えたアラタが下した決断とは―?


バトル グラウンド ワーカーズ

『バトル グラウンド ワーカーズ』
竹良実著
2019.8.30、小学館、kindle版、605円
“失業中に30歳を迎えた平仁一郎は、未知の生命体「亞害体」と戦う人型兵器「RIZE」を遠隔操縦する職に就いた。”
遠隔操縦中に繋がったままRIZEが完全破壊されると、操縦者の生命も失われるので強制離断できるが、その回数に制限があり、そこが読みどころとなっています。
青年誌の〈ビッグコミックスピリッツ〉にて連載中。最近「亞害体」に関して意外な展開を迎えてますが、今週号(24.25合併号)ではさらに??な展開に(汗;)
これ、作者はどう落とし前をつけるのでしょう。興味津々です(笑)


『在宅戦闘員』中条卓著
http://www.sf-fantasy.com/magazine/serials/nakajo/index.shtml
凄腕のゲーマーであるカオル君が迷い込んだ怪しげなゲームサイト。クイズを解いてゲームが進行するにつれ、益々込み入ったディティールが現れ、ゲーム内容も現実さながらの戦闘を模したものに。無事一次選抜を通過したカオル君の元に、ピッタリとフィットしたVR操作機器も送られてきたのだ……

作者の中条卓さんによると「当時から在宅勤務にあこがれていた私は“究極の在宅勤務ってなんだろう!”という、わりとしょーもない自問に対する答えとして在宅のまま戦争に参加する兵士というのを考え出したようです。」とのこと。

らっぱ亭?@RappaTeiさん、SFマガジンデビュー

SFマガジン'14/12月号書影

「アニマ・ソラリス」での著者インタビュー(『血液魚雷』『どんがらどん』)でお世話になったり、濃ゆいラファティ研究サイト(「とりあえず、ラファティ」)でも有名な、松崎健司さんが、翻訳家・ラファティ研究家として、SFマガジンデビューを果たしました。
松崎さん、おめでとうございます。(^^)//””””””パチパチ


SFマガジン'14/12月号目次 目次から判ると思いますが、翻訳家としては、「カブリート」翻訳。
研究家としては、「ラファティ未訳オススメ短編20選」と「新世紀ラファティ結社」の二つを上梓されてます。


お医者さんで翻訳家というと、初期のディスクワールド・シリーズ(三友社版)、テリー・プラチェット著『死神の館』『魔導士エスカリナ』『三人の魔女』などの翻訳者である、久賀宣人さんが有名ですが、松崎さんもこれからも本業と共に、ラファティ翻訳家・研究家として名を馳せて欲しいものですね。


こちらは、かつとんたろう氏による酉島伝法トリビュート同人誌『酉ビュート』なのですが、“酉ビュート”部分が、”(C)らっぱ亭”となっているんでご紹介しました(笑)
なお、カバーが本に対して微妙に短いのは、かつとんたろう氏によるとだんだん大きくなるハヤカワ文庫に対する抗議の印とのことでした。
『酉ビュート』書影