作成者別アーカイブ: 雀部 陽一郎

雀部 陽一郎 の紹介

SF関係では、東野司さん、橋元淳一郎さん、久美沙織さん、平谷美樹さん、石黒達昌さん、上杉那郎さん、伊藤致雄さんのオンライン・ファンクラブ管理人してます。どうぞ、よろしく。また、懐かしいSFについて語ろうというメーリング・リストも主宰してます。昔は良くSFを読んだが、最近はさっぱりという方は、ぜひどうぞ!(笑) http://www.sasabe.com/SF/

「いつかあの空を越えて」新装版・「ペンギンSFアンソロジー」上下巻分冊販売開始・東京銀経社アンソロジーの第二回公募のお知らせ

『東京銀経社アンソロジー いつかあの空を越えて』新装版、3050円 「ペンギンSFアンソロジー上巻」2200円 「ペンギンSFアンソロジー下巻」2200円 東京銀経社アンソロジーの第二回公募開始 締め切り:来年3月末日

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松崎有理先生、2025年 第56回星雲賞受賞(日本短編部門)「山手線が転生して加速器になりました。」で受賞

「松崎有理先生著者インタビュー」特設ページ 『あがり』著者インタビュー 前編 後編 東京創元社、小浜さんにもご参加頂いてます。 『代書屋ミクラ』 『洞窟で待っていた』著者インタビュー 取り上げた作品は以下 『代書屋ミクラ』『洞窟で待っていた』「幸運の神を追う」 『5まで数える』著者インタビュー 取り上げた本は以下 『5まで数える』『未来製作所』 『イヴの末裔たちの明日』著者インタビュー 取り上げた作品は、以下 「痩せたくないひとは読まないでください。」「数学ぎらいの女子高生が異世界にきたら危険人物あつかいです」「超耐水性日焼け止め開発の顛末」「秋刀魚、苦いかしょっぱいか」「掃除と掃除用具の人類史」『イヴの末裔たちの明日』 『シュレーディンガーの少女』著者インタビュー 取り上げた作品は、以下『シュレーディンガーの少女』「不屈の蛙は青い海をみるか」「山のくらし」と「街のくらし」 『山手線が転生して加速器になりました。』著者インタビュー 取り上げた作品は以下 『山手線が転生して加速器になりました。』「アルカディアまで何マイル」 松崎有理先生、2025年 第56回星雲賞受賞おめでとうございます ( ^_^)/q□☆□p\(^_^ ) カンパァーイ!

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「まどいのいきもの-銀河生物観察記-」永田礼路著(ビッグコミック8月増刊号)

ただいま発売中、この表紙が目印! ブックレビューと著者インタビューで特集した永田礼路先生の連載マンガ。 第三話「人生のバグ」 突然異性からもてるようになったのは?

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『ペンギンSFアンソロジー上下巻』九頭見灯火編

『ペンギンSFアンソロジー上下巻』九頭見灯火編 2025.5.25、東京銀経社、上下巻4300円 「BOOTH」にて販売中 現在、残り10セット以下になっています。 後書きによれば、上巻がSF系短編、下巻はペンギンと人間が織りなす物語のアンソロジーになっているようです。 7月末くらいから、上巻のみ、下巻のみの販売も始まる予定みたいです。

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『貸し物屋お庸謎解き帖 絵草紙と隠金』著者インタビュー関連本

『貸し物屋お庸謎解き帖 絵草紙と隠金』平谷美樹著、丹地陽子装画 2025.5.15、だいわ文庫、924円(税込) 「十六文の貸し物」軽業を披露する旅回りの童が全財産を損料にして借りた物とは? 「風鈴を三十」深夜の店に忍び込み、何も盗らずに出て行く賊の正体は? 「絵草紙と隠金」絵草紙に描かれた隠金の言い伝えの虚実は? 「名残雪の別れ」庸の家に現れた赤子の化け物が家人を脅す目的は? 『百夜・百鬼夜行帖 紅い紐玉』平谷美樹著、本田淳装画 2025.3.21、小学館eBooks、Kindle版154円(税込) 百夜のもとに舞い込んだ新たな依頼は、何者かに憑かれ、正気を失った名主の次男の除霊だった。 百夜の心眼は、名主の家を取り巻く黒い霞のようなものを見る。単なる付喪神の仕業ではなさそうだが…? 「rakra」2025年3.4月号 [うれしたのし贈り物 2025] 2025.2.25、rakra編集室、880円(税込) ●北東北(青森・岩手・秋田)の貰って嬉しい贈り物を特集 ●エッセイ「さんりく巡礼」平谷美樹 その五十六【最終回】「そして気仙沼へ」 始まりが八戸だったから、最後は隣県の気仙沼になったそうです。長期にわたる連載、ご苦労様でした。 気仙沼では、大学の同級生が開業しているなあ。  あと、同誌の「仕事人図鑑」には、国立天文台水沢VLBI観測所所長の本間希樹教授が載っていました。本間教授は、2023年に地元の天文台で「岡山天文博物館60周年記念『電波×光の最新天文学』―水沢と浅口からのぞく宇宙―」という講演をして下さったのです。次号掲載だったら、買ってないだろうから、見ることはなかった(汗;)

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『星群 SEIGUN95』

『星群 SEIGUN95』、創作集団「星群の会」、2025.3.31 星群の会の半世紀の歩みの(54年間)総集編。SF特集号 おめでとうございます。 目指せ100周年 (^o^)/ 「無名戦士たち」松本優  お仕事系SF  自治体職員の解雇が仕事の私が向かったのは、某主要都市の市役所だ。そこでは相も変わらずコンプライアンスに反した時代遅れの職員が働いていたのだが・・  あっと驚くオチが面白い一作。特に市役所職員とのやり取りが面白い(笑) 「赤のそのまた外側の柔らかな光」椿広子  スペキュレイティヴ・フィクション=SF  悠久の年月の果ての物語。一種の思考実験(哲学)としても読むことが出来ます。ボルツマン脳に関しては、山本弘さんの短編で初めて読みましたが、この短編でも効果的に使われてますね。理系のエッセイとしても出色。  題名通りだとすると「遠赤外線」関連の話かと思ったのは内緒(汗;) 「秘密の入江」中西秀彦  ハッピーエンドの生物学SF。   夏のある日、別荘を訪れていた僕は好奇心に負け、近くの浜辺の立ち入り禁止の金網の中に入ってみた。そこで、優しく幽閉されているとおぼしき極めつきの美少女と出会うが……    「泡の影」石坪光司  AI系? 「冬のマーケット」系ともいえますね。  優れた科学者で大金持ちのロッキン氏が亡くなり、執事兼秘書役だった私の元にロッキン財団から調査員がやってきた。ロッキン氏はデジタル脳への意識転送の実験中に亡くなった(所在不明になった)のだが……  石坪さんが最近追求している意識や認知、世界についての考察がよく現れている作品。ラストのオチはお見事 (^o^)/ 「惑星暗闇の森」岡本俊弥  岡本さんが得意とする未来史系SF? 異星生命体の描写が凄い。  それは虐殺から始まった。人類の放った深宇宙探査船が発見した惑星には知的生命体と文明がみられたため、人類が入植するために抹殺の対象となった。宇宙を渡る基地母船の中で誕生した私は、その荒廃した惑星の上を連絡艇で毎夜飛行するのが任務だ。そして惑星にはサーキットと呼ばれる不可解なキューブが大量に見つかっていた。  林譲治先生の《星系出雲の兵站》と酉島伝法先生の異星生物観が組み合わさったような作品。贖罪と諦観を根底とし、異星生物の思考・思索と人類のそれが混合されたドロドロの海から何が生まれるかを考察したような読後感です。まあそこが魅力で面白かったし、異星生命体が不可解なままの存在であるところも良かったです。 「扉の図鑑」「てるてる坊主」深田亨  ホラー系SF。いったい何が起こったのかを考えると、特に物言わぬてるてる坊主の話が怖い。 「グフの火祭」「永遠のスタジアム」「海辺の物語」雫石鉄也  SFショートショート。  ロボット達が延々とベースボールを繰り広げるスタジアムが可笑しくも切ない。まあ、人間のファンもロボットのファンも、端から見るとたいして変わらないかも(汗;)

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武石勝義先生著者インタビュー関連書

『神獣夢望伝』武石勝義著、zunko装画 2023.6.21、新潮社、Kindle版1683円、単行本1780円(税込) くり返し見る夢の景色を探して旅立つ少年、恋人を取り戻そうと村を出奔する青年、一度は愛した男に裏切られた女、政争と権謀術数の渦に巻き込まれる人々――不条理な運命に翻弄され抗う先に救いはあるのか。キャラクターの濃さとストーリーの構成力を選考委員から絶賛された、日本ファンタジーノベル大賞2023受賞作。 『シメオンの柱 ~七つ奇譚~』涼海風羽編、わみず装画 2025.2.15、文芸社文庫NEO、文庫858円、Kindle版770円(税込) 収録作:「今日も運び屋は車輪を回す」かずなしのなめ 「腹を空かしたバカが因習胸糞トンチキ宗教集落にやってきて、すべてを暴力でバチクソに滅ぼした後グルメする話」しば犬部隊 「断片ババア」星月子猫 「獣の花園 ルルディ・ナ・ベイスティア」涼海風羽 「クライマーズ・ドリーム」武石勝義 「アンダーサッド」十三不塔 「隆の襟にキスした」人間六度 【シェアード・ワールド】としての四つの共通設定 ◆大きな石造りの橋。 ◆目の前は霞がかって十メートル先も見えない。 ◆ただし霞の向こう(橋の向こう)には、巨大な塔がぼうっと光って見える。 ◆塔の周りにはクリーチャーっぽいのが浮かんで見える。 「クライマーズ・ドリーム」 天井からぶら下がった何本もの蠢く管から得られる肉塊が日々の糧である閉ざされた階層。まだ幼い少年は、少女の反対をはねのけ、食料を求めて上階を目指すが…… 『夏のカレー 現代の短篇小説 ベストコレクション』日本文藝協会編、上楽藍装画 2024.9.20、文春文庫、文庫990円、Kindle版950円 収録作:江國香織「下北沢の昼下り」 三浦しをん「夢見る家族」 乙一「AI Detective 探偵をインストールしました」 澤西祐典「貝殻人間」 山田詠美「ジョン&ジェーン」 小川哲「猪田って誰?」 中島京子「シスターフッドと鼠坂」 荻原浩「ああ美しき忖度の村」 原田ひ香「夏のカレー」 宮島未奈「ガラケーレクイエム」 武石勝義「煙景の彼方」 私は思い出す。寂しがる私のためにと、祖父が煙草の煙でつくった輪っかの向こうに見えた母の働く姿。その後、煙の輪の中に二度と母親の映像を見ることはなかった…… (どこかで武石先生がカレー好きと読んだ記憶があって、カレーのアンソロジーかと思っていたのは内緒^^;) 「小説新潮2022年12月号」2022.11.22 <日本ファンタジーノベル大賞2023決定発表>選評、受賞作抄録「夢現の神獣未だ醒めず」 <ファンタジー特集>「ようこそ幻想世界へ」一條次郎、岸本惟、高丘哲次、藍銅ツバメ … 続きを読む

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「まどいのいきもの」永田礼路著(ビッグコミック3月増刊号)

現在発売中の「まどいのいきもの 銀河生物観察記」連載一回目が掲載されたビッグコミック3月増刊の表紙です。 この表紙を目印に買いましょう!(^o^)/ 宇宙からの放射線(γ線?)の影響が、地球の生物に影響したらという生物系SF。 永田先生の著者インタビューはこちら!

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『東京銀経社アンソロジー いつかあの空を越えて』

『東京銀経社アンソロジー いつかあの空を越えて』九頭見灯火編 2024.11.29、東京銀経社、2550円(pdf版、書籍版は売り切れ) 「BOOTH」にてpdf版販売中 【収録作品】 六塔掌月 「ブラインド・パイロット」 自殺願望がある麻里は、とあるホテルで冬子と出会いお互いに惹かれあう。盲目になってもパイロットを続けなくてはならない男を描いた映画の意味するところとは…… あぼがど 「セリとナズナとふたりの宇宙船」 14歳のセリとナズナは幼馴染み。しかしナズナは実のところ帝国皇室の皇女殿下でもあらせられるのだ。そして隠されていた宇宙船「戦列艦」を御して敵と闘う…… 新 星緒  「都を追われてひとり旅(ただしネコもいます)」 近衛隊長だった俺は、策略にはまり追われるように旅に出た。しかし背嚢にはいつの間にか一匹のネコが。実はこのネコ…… ○柏沢蒼海 「Journey Home」 俺は、外宇宙からやってきた敵「イントルーダー」と可変戦闘機に搭乗して闘っているが、奮闘むなしく撃墜されてしまう。死んだと思った俺を助けたのは戦闘機の機外活動ユニットだった。俺の遺伝子情報(精子)保存に拘るユニットの真の目的は? 伊和千晶 「藤の花をみたら思い出しておくれ」  藤の花が好きだった母を亡くした私は、隣の女が我が物顔で家に入り込んでくるに及んで家を出る決意をした。  そして不思議な楽隊と行動を共にした私は最愛の母を探す旅に出る……  確信犯だと思うけれど、語っている主体(文章の主人公)の判別が時々難しくなるのが不思議な効果を上げている。 甘衣君彩 「もう一度。ファンタジーを。」  幼い頃、無邪気に異世界が嫌いな私のもとに、 かんな  「ぼくは明日トマトを買いに行く」 渋皮ヨロイ「ほしのもと」  主人公が彼女に「星の素」を飲まされ、順番に惑星を産んでいくお話し。  僕はアイドルグループのライブ映像の編集をこなしながら淡々と惑星を産んでいく。  『もやしもん』の石川雅之先生にマンガ化して欲しい(惑星が人の姿で登場する『惑わない星』というマンガあり) ○武石勝義 「真字名解記」 松田夕記子「黄金の高野豆腐」 ○海猫   「北緯十七度の幽霊」 ○平沼辰流 「Lebensunwertes Leben」 鳥辺野九 「オモイ」 秋待諷月 「透明な伝書鳩」 ○Yoh クモハ「月経樹」 ○蒼桐大紀 「いつかあの空を越えて」

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『江戸の性愛業』永井義男著

『江戸の性愛業』永井義男著 2024.12.20、作品社、2400円(税別) 復刊コムで販売中! 蔦屋重三郎が生まれた「吉原」だけじゃない! 図版120点以上! 2025年大河ドラマ必携! ▼目次 はじめに 第一章 個人営業のセックスワーカー –1 夜鷹–茣蓙をかかえた街娼 –2 囲い者–口入屋が斡旋するセックスワーカー –3 湯女–江戸のソープ嬢 –4 舟饅頭–船上のセックスワーカー –5 比丘尼–頭を丸めたセックスワーカー –6 ひっぱり –7 見世物 –8 地獄 –9 茶屋女・矢場女 –10 娘義太夫 –11 綿摘 –12 芸者 –13 陰間 –14 舞台子 –15 男妾 … 続きを読む

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