『貸し物屋お庸謎解き帖 絵草紙と隠金』平谷美樹著、丹地陽子装画
2025.5.15、だいわ文庫、924円(税込)
「十六文の貸し物」軽業を披露する旅回りの童が全財産を損料にして借りた物とは?
「風鈴を三十」深夜の店に忍び込み、何も盗らずに出て行く賊の正体は?
「絵草紙と隠金」絵草紙に描かれた隠金の言い伝えの虚実は?
「名残雪の別れ」庸の家に現れた赤子の化け物が家人を脅す目的は?

2025.3.21、小学館eBooks、Kindle版154円(税込)
百夜のもとに舞い込んだ新たな依頼は、何者かに憑かれ、正気を失った名主の次男の除霊だった。
百夜の心眼は、名主の家を取り巻く黒い霞のようなものを見る。単なる付喪神の仕業ではなさそうだが…?

2025.2.25、rakra編集室、880円(税込)
●北東北(青森・岩手・秋田)の貰って嬉しい贈り物を特集
●エッセイ「さんりく巡礼」平谷美樹 その五十六【最終回】「そして気仙沼へ」
始まりが八戸だったから、最後は隣県の気仙沼になったそうです。長期にわたる連載、ご苦労様でした。
気仙沼では、大学の同級生が開業しているなあ。
あと、同誌の「仕事人図鑑」には、国立天文台水沢VLBI観測所所長の本間希樹教授が載っていました。本間教授は、2023年に地元の天文台で「岡山天文博物館60周年記念『電波×光の最新天文学』―水沢と浅口からのぞく宇宙―」という講演をして下さったのです。次号掲載だったら、買ってないだろうから、見ることはなかった(汗;)