カテゴリー別アーカイブ: 著者インタビュー関連書籍

堀晃先生インタビュー関連(アニマ・ソラリス20周年・200号記念)

『未来趣味』2019年増刊号・橫田順彌追悼號 中根ユウサク編集・YOUCHAN装画 2019.10.11、日本古典SF研究會、2000円 写真でたどる横田順彌さんの足跡 横田順彌著作書影集 二十二世紀のみなさんへ(まえがきにかえて) 単行本未収録 小説/エッセイ ヨコジュンに贈る言葉・イラスト 日本古典SF研究会について そして、日本古典SF研究会会員から横田さんに贈る言葉 「未来趣味」誌は、本棚を見たら第1号と第10号もありました。1号の巻頭言は小松先生でした。 SFマガジン2019年6月号 2019.6.1、早川書房、1200円 追悼・橫田順彌 監修:北原尚彦 短編再録:「かわいた風」「大喝采」 追悼エッセイ、ブックガイド、著者目録ほか 『夢幻小説集ー神樂坂隧道』西秋生著 2016.9.28、オンデマンド出版 収録作: 「1001の光の物語」「マネキン」「走る」「いたい」「「星の飛ぶ村」 「チャップリンの幽霊」「神樂坂隧道」 「翳の そしてまぼろしの黄泉」「5:46」 追悼文: 眉村卓・高井信・かんべむさし・江坂遊・井上雅彦・森下一仁 堀晃・大町聡 『星群 No.90』 2020.1.10、創作集団「星群の会」 オンデマンド出版1400円 石坪光司氏収録作: 「幻影団地の風」 「遅れた男」 「十三・・・四」 『ファンジン魂』高井信著、YOUCHAN装画 2020.6.25、ネオ・ベム、 著者のファンジン遍歴、ファンジンへの愛を綴ったハードSF研究所公報「Hard SF Laboratory」の連載「ファンジン魂」が書籍化。加筆修正、書影大幅追加。オールカラー。 『石原藤夫 … 続きを読む

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『歓喜の歌 博物館惑星Ⅲ』(菅浩江著)関連書籍

「歓喜の歌」って日本人大好きですよね、毎年年の暮れにはあちこちで演奏されている気がします。 故植木等さんの「スーダラ伝説」のラストは、荘厳な「第九(歓喜の歌)」とスーダラ節が重なっています。←「カセットテープ・ミュージック」のマキタ・スポーツ氏の紹介で知りました。 つい最近も、スカパーで映画『歓喜の歌』(小林薫のくずっぷりが^^;)を見ました。確かに大団円に最も相応しい交響曲かも。昔、大学で隣の席の女性が、東北大のオケでヴィオラを弾いてました。クラスにもう一人オケのメンバーの女性が居たのですが、彼女もヴィオラ。ちょっと不思議(笑)で、年末になると親友(オケのメンバーではない同級生の男)が合唱に参加するために「歓喜の歌」の練習を始めます。もちろんドイツ語。おかげで少しだけ詳しくなってしまいました(笑) 私は音痴なのでパスですが(汗;;) 脱線すみません。 『人工知能のための哲学塾 未来社会篇』三宅 陽一郎・大山 匠著 ☆第一部 視点〈人工知能から哲学へ〉 哲学を足場に人工知能を築く 三宅陽一郎 第一夜 結びあう人と人工知能の心 第二夜 社会的自我を持つ人工知能の社会 第三夜 世代を超えて作り出す人工知能文化 第四夜 自己変革を促す人工知能の愛 第五夜 揺れ動く人工知能による幸福の探求 ☆第二部 視点〈哲学から人工知能へ〉 人工知能を哲学から思考する 大山 匠 第一夜 循環する理解とコミュニケーション 第二夜 響きあう社会と自己 第三夜 文化の記述とアルゴリズム 第四夜 愛のモデルと、その語りがたさ 第五夜 幸福と計算、そして自由 『人工知能のための哲学塾』『人工知能のための哲学塾 東洋哲学編』に続く第三弾。 芸術とAIの章が欲しかった。まあ無い物ねだりですが(汗;) まだ知能についてもよく分かってないのに、芸術は無理なのか。画や音楽では、既に芸術もどきは出来ているようですが。 知能とか愛とか幸福とかがどのように数値化されるのかという視点から読むとちと当てが外れるかも知れませんが、私のような門外漢が基礎的な知識を得るには良かったです(汗;)

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『アンパン的革命』(菅浩江先生著者インタビュー関連)

『アンパン的革命』 あまりに面白かったので、面白かったり、受けた箇所にコメント付けたり、少々突っ込みや茶々を入れてみました。 ただ、全部にコメントをつけるわけにもいかず、適当に選択させて頂きました。 「ブライダルプレイヤーの悲劇」 多芸多才な菅先生。と言っても資格持ちのプロだから素人の多芸多才とはレベルが違う。 前回のインタビューの際に『歌の翼に ピアノ教室は謎だらけ』で少しうかがったんですが、菅先生はテクニトーンのプロでもあられる。テクニトーンとかエレクトーンという電子楽器は、右手・左手・つま先・踵を駆使して(セッティング次第では)オケなみの演奏ができてしまうという。 大学時代の同級生の彼女がエレクトーンの先生で、すったもんだがあったんですが、まあそれは置いといて(笑)プロの手にかかると凄い演奏を聴くことが出来ますね。実は、昨日久しぶりにプロの演奏を聴いたんで思い出しました。 関係ないのですが、ヤマハのエレクトーンのスピーカーは変な形をしていました。ヤマハが最初に民生用のスピーカーを出したときは、ウーファーにはこの形(NS-30/NS-20の写真をクリック)が使われてました。 「ネズミ車」(以下引用) “「うっそーぉ」 鬱蒼とした木立の中、思わず言ったね。 室町の呉服屋のような二階建てが、その科学研究所。玄関脇のゴミ焼却炉なんぞは煤けて崩れかけており、春先のカマクラのごとし。” 駄洒落、テンポ、リズム感、おまけに絶妙の例え、上手いなあ。題材は菅先生の白衣フェチのなんですけどね。すべての章がこれだもんなぁ、快感。 「アンパン的革命」(表題作) 水無月って何だろうと思いググってみたら食べたことあった。名前と実物がリンクしてない私(汗;)うちのカミさんは、練り切りとかの求肥系が好き。おっとそういえば、岡山名物吉備団子も求肥ですね。 「縁起かつぎ」 お神籤からの「運」とか縁起担ぎの話。 お神籤で「凶」が出たら“お神籤は、現在の運気を現しているから、「凶」ということは、今日以降の運気は上昇する一方である”という教えを信じております。 「世紀末の大悪魔」(windows以前) 筒井康隆先生がワープロ(既に死語かも)を使われていたのは有名な話。PC初期から使われているSF作家の方だと、メモリ容量とかconfigとかバッチファイルの話で盛り上がること多し(笑) 「オープンカーに乗ったなら」 えっと、最初に購入した愛車がオープンカー(厳密にはタルガですが)。 彼女(後のカミさん)とよくドライブに行きました。 もちろんオープンにして。それ以降は、ずっと普通のクルマでしたが、還暦過ぎてから、またオープンカー(メタルトップ)に。オープンにしても首筋あたりから温風が出てくるという、昔には考えられなかった快適さ(笑)もありましたが、カミさんが助手席に乗っている時にオープンにしたのは一度きりです。髪が乱れる・排気ガスがくさい・化粧に汚れが付く気がするとのこと(汗;)まあ、男のおもちゃではあるようです。 笹本先生もオープンカーに乗られていたとは。知っていたら、インタビュー時に話を振ってみたかったなぁ。菅先生の旦那様が乗られていたのは、シルビアK’sのオープンカーみたいですね。 「化粧の理由」  “紅を 引き、ティッシュで口をンパッとさせた瞬間、女は社会の一員になる。”けだし名言である。 追記に“『誰に見しょとて』は、この気持ちを突き詰めて書きました。”とあります。あ、上記の一文だけではなくて、この章全体のことです。 「教え、教わり」 先生稼業の難しさの話。菅先生の手がけたゲーム音楽、『トップをねらえ!』もあったんだ。 「知らない京都」 どうやら菅先生はそーとーな方向音痴であらせられるようです。学生時代にあまり遊び歩かなかったせいなのかな。我が家は、カミさんのほうが方向感覚が確かです。私はど~もダメで、普通の家庭と逆かも(汗;)だもんで、菅先生の悩みは、よく分かります(笑;) カーナビ、もの凄く便利やのぅ(笑) 「LとVとAについて( または記号論的「擬音小唄」考)」 菅先生、お得意の記号論的擬音考察。違う?(笑)SFとイラストとか、アニメやマンガとSFがなぜ相性が良いかについての考察も。 「指に関する中毒」 元々手を高度に使う作業が好きな菅先生。PC入力も親指シフトのようです。新井素子先生、故栗本薫先生も親指シフト派だったんだ。インタビューさせて頂いたなかでは、久美沙織先生も親指シフトだったような。Amazonで探すと、まだ売ってますね。 「こえる」発「マニア」経由「オタク」行き( … 続きを読む

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アロマ・ハーブ・精油(菅浩江先生著者インタビュー関連)

『ハーブオイルの本―くらしと気持ちをリフレッシュする』 和田はつ子著 1992.3.30、農文協、1350円 「アニマ・ソラリス」ではお馴染み、ハーブ歴三十数年・日本ハーブ・ソサエティ会員でもある和田はつ子先生が、ハーブの利用法について書かれた実用書。 精油とかき混ぜ型アロマディフューザー ノート(揮発性)について(『アロマセラピー・スタイル』を参考にしました) 香水でも同じですが、香りが長く続くように、三種類のノートのアロマを上手に組み合わせることが大切のようです。 <トップノート>最初ににおい立ち、はかなく消える香り(持続時間約2時間) オレンジ・スイート、グレープフルーツ、シトラネラ、スペアミント、レモン、 タンジェリン、パルマローザ、ペパーミント、ベルガモット、レモングラス、 メイチャン(リツエアクベバ)、ユーカリ、レモンユーカリ <ミドルノート>トップノートの次ににおい立つ香り(持続時間約2~6時間) イランイラン、クラリセージ、サイプレス、カモミール・ジャーマン、ネロリ、 ジャスミン、ジュニパー、ジンジャー、ゼラニウム、ティートリー、パイン、フィンネル、プチグレン、マージョラム、メリッサ、 ラベンダー、ローズウッド、ローズオットー、カモミール・ローマン、 ローズマリー <ベースノート>時間がたってほのかににおい、長続きする香り(持続時間約6時間以上) サンダルウッド、シダーウッド、パチュリ、フランキンセンス、ベチバー、 ベンゾイン、ミルラ 【アロマグッズによるノートの違い】 私個人の感想によるものです(笑) 他のタイプの機器をご存じの方は教えて下さいませ <m(__)m> <自然揮発型> 素焼きのプレートにアロマオイルを垂らす。ティッシュに垂らして内ポケットに入れる等々 トップ~ミドル~ベース と割と狙った通りの香りが得られます。 考えてみると、フレグランスはこれですよね。 <温め型> アロマランプ、キャンドル式芳香器またはキャンドル式オイルウォーマーなどで、温めて揮発させる方式。 温めるだけに、香っている時間が短い。時間をおかずトップ~ベースまで一緒に匂う感じがする。 で、トップの匂いが最初に消えて、次にミドルが消えて、ベースが残る感じ。自然揮発型を早送りしている感じかも(笑) <加湿器型> 水に溶かして(懸濁液状態かな?)超音波で水と一緒に拡散させる。 最初から最後までトップ・ミドル・ベースの香りが一緒に出てくる。時間による変化が少ない。 <かき混ぜ型> 上の写真にある、部屋の空気を吸い込んでプロペラでかき混ぜて、香りを放出する。 自然揮発型と加湿器型の中間のような感じです。何時間かするとベースの匂いしかしなくなる。 左の図は「アロマロード/アロマテラピーへの道」から 精油は下記の7つの系統に分類され、それが順番に丸く繋がっています。 同じ系統の精油は香りの相性が良く、隣同士の系統の香りも相性が良いとされています。 ・花 : カモミール ジャスミン ゼラニウム ネロリ ラベンダー ローズ ・柑橘系 : オレンジ グレープフルーツ ベルガモット マンダリン … 続きを読む

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菅浩江先生著者インタビュー関連本

博物館惑星シリーズ 第二巻『不見の月』 第三巻『歓喜の歌』 オンラインサイン本 『誰に見しょとて』関連 『美容整形と化粧の社会学』谷本菜穗著 “プラスティックな身体” 2008.7.11、新曜社、2900円 自然な身体から、加工対象としての身体へ――。変容する身体観を先鋭的に表す美容整形。病理、美しさの強要、女性の自己決定といった従来の語りをこえて、現代人の自己表現や自己感覚を活写した、この分野初の意欲作 『第三の脳――皮膚から考える命、こころ、世界』 傳田光洋著、2007.7.18、朝日出版社、Kindle版、1320円 京都大学工学部卒業。同大学院分子工学専攻修士課程修了で資生堂ライフサイエンス研究センター主任研究員の著者が記す“たたみ一畳分の大きさ、重さ約三キロ――人間の最大の「臓器」”である皮膚についてのあれこれ。 色を識別し、電波を発信し、情報処理を行う表皮細胞。 感じるだけが皮膚の仕事ではない。 皮膚は脳にも匹敵する、いまだ知られざる思考回路である。 脳のない生物はたくさん存在するが、皮膚をもたない多細胞生物はいない。 最も重要な器官である皮膚の、潜在的可能性を論じるサイエンス・エッセイ。

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