月別アーカイブ: 9月 2009

チャレンジミッケ! 5 むかしむかし

作・絵:ウォルター・ウィック 訳:糸井 重里  出版社:小学館 本体価格:1,360円 ISBN:4097260855 大人は恋人どうしで探して、また部屋のインテリアとして、子供は子供どうしで探して遊ぶことができます。今回はむかしむかしの物語の絵本3びきのこぶた、あかずきんちゃんをはじめ物語11作品とまとめの1ページで12作品でできています。 姪っ子はミッケ!やどこ?大好きで集中力あるせいかすぐ探せるのですが、わたしはなかなか探せません。姪っ子の小さいうちは私の方が勝っていたのにね。小学校になり賢くなったらおばさんは負けてしまいました。 小学三年生のちょっとわるでプリティな姪っ子と、そんな姪っ子をいとおしく思えるおばさんのミッケ!で秋の夜長を絵本の物語を見ながら、探しながら、楽しみました。

カテゴリー: 04_絵本 | コメントは受け付けていません。

おばけぼうやのみずじごくうたうためぐり

作:川北 亮司 絵:中谷靖彦 出版社:くもん出版 本体価格:1,200円 ISBN:4774316164 だいめいが長くてなんとなく雰囲気があって読んでみようかなと思います。 おばけぼうやって古典的な幽霊の子供です。 その子供がみずじごくに落ちちゃうのですが、歌を歌って解決します。うちの姪っ子に読ませたら声を出しながら節をつけて歌うものだから笑ってしまいました。 姪っ子がみずじごく体験をしたいというのでお風呂で緑色の入浴剤をいれて河童じいやの沼にしました。ちゃぽろかぽぽ こぽぽぽぽは、本当はおならであらわしたかったのですが、出なくて、風呂桶に空気をいれて真似しました。べろべろばばぁは舌でべろべろなめました。姪っ子喜んでいたのか嫌がっていたのか微妙なところです。雪娘のところは、台所にいるうちの母親に氷を一つもらってゆきむすめ遊びをしました。今日はここまでといったら残念そうな顔をしていました。 こんな風にお風呂で遊んでやったら子供は大喜びです。

カテゴリー: 04_絵本 | コメントは受け付けていません。

さかさのこもりくんともりもり

作・絵:あきやま ただし 出版社:教育画劇 本体価格:1,100円 ISBN:4774611093 こうもりでさかさのことばを話す、さかさのこもりくん、「もりを ちらかしに いきましょう」→「もりを きれいに しましょう」というふうにみんな話すことばが逆なのです。姪っ子に絵本を読んであげているときに、こうもりのこものくんたちが言う言葉はさかさなのですが、言葉以外のときは普通に読んであげて、ちょっと感情を出して読んであげるとき少し戸惑います。それでも姪っ子は私が戸惑っているのを見て楽しんで喜んでいるようす。喜んでいるのならまあいいかと読んでいました。 こもりくんたちが枯れた枝とかごみとかきれいにするのはいいのですが、最後の火のお化けがでたのは、あれはたばこのなげすてだろうなぁと思います。子供たちが一生懸命掃除しているもりで一緒に掃除をする優しい大人がいる中で、たばことか火の不始末をする大人たちがいるのも事実です。みんなで森が消えないように頑張ったのだろうねと姪っ子とお話しました。

カテゴリー: 04_絵本 | コメントは受け付けていません。

さかさのこもりくんとこふくちゃん

作・絵:あきやま ただし 出版社:教育画劇 本体価格:1,000円 ISBN:4774610747 1作目でおともだち、2作目でちちおやとの愛情遊びとすだち、そして3作目で初恋です。 初恋 ういういしくていい言葉ですね。でもこもりくんはいつもさかさ、だからしゃべることばもさかさまで言ってしまうのですよね。 「うわっ、かわいくない!!」って本当は「うわっ、かわいい!!」なのですね。いつもしゃべっているさかさことばでいったものだから ふくろうの女の子はショックをうけて泣いてしまうのです。 姪っ子も幼稚園で少しだけちょっかい出してくる男の子いたのですが、姪っ子の髪ひっぱたりしていたのです。あるバレンタインデーのときに他の男の子にチョコ(本命はまだいない。義理です)を渡していたら、ちょっかい出してくる子も手出して欲しいと言ったらしいです。チョコレートが目当てだったのか姪っ子が好きだったのかわかりませんが、可愛らしい幼稚園児たちです。 しょっくを受けたこふくちゃんに、何がいいかとプレゼント作戦になって、その必死の思いが使う言葉の反対にも負けず、こふくちゃんはちかづいてきて、こもりくんのようにさかさになろうとするなんて可愛いものですね。初恋が実ってよかったね。こもりくん!

カテゴリー: 04_絵本 | コメントは受け付けていません。

さかさのこもりくんとおおもり

作・絵:あきやま ただし 出版社:教育画劇 本体価格:1,000円 ISBN:477461050X こもりくんはこうもりのこ、さかさでぶらがっているから話すことばもさかさ、こもりくんシリーズのおやくそくです。 「ぼく ぜんぜん げんき ないんだあ!」 ↓ 「きょうも すっごく げんきだよ!」 って感じです。ちちおやとあそぶこもりくんが姪っ子と私が遊んでいるようで楽しかったです。それに子供が好きなしもねた(おなら、うんち)もでて姪っ子はけらけら笑っていました。 そしてこの一番のもりあがるところは、こもりくん飛翔のところです。姪っ子にこもりくんまだ小さいから飛べないよといったらこもりくん飛べるよと応援していました。 親子の愛情、しもねた、すだちとはいったこの巻がこもりくんシリーズの中で私的には一番好きかもしれない。。。。

カテゴリー: 04_絵本 | コメントは受け付けていません。

さかさのこもりくん

作・絵:あきやま ただし 出版社:教育画劇 本体価格:1,000円 ISBN:4774607010 こもりくんはこうもりのこです。いつもさかさになっているものだから、はなす言葉はさかさま、「ぼくとあそばないで!!!」→「いっしょにあそぼう!!!」と理解するのも大変なのです。そんなこもりくんがともだちをつくろうとすると・・・という絵本なのです。 こもりくんは外国人の比喩なのかな? 最初ねずみくんと遊ぼうとするけど、反対言葉で遊んでもらえません。言葉が違うだけで遊んでもらえなかったのじゃないかな。でもくまくんのように最初反対言葉でも心と心が通いあえば一緒にいろんな遊びで遊べる話ですね。 最後の言葉が本当にいいです。

カテゴリー: 04_絵本 | コメントは受け付けていません。

このへやあけて

作:はせがわ せつこ 絵:ましま せつこ 出版社:ポプラ社 本体価格:1,100円 ISBN:4591105768 日本人の作と絵なのに、ちょっとだけ舶来的な感性がはいっています。詩人の谷川先生の「あけるな」と比較してしまいそうです。あちらは禁止形、こちらはやわらかい。中身もこっちの方が「子供」は喜ぶと思います(谷川先生のあけるなが悪いというわけじゃないです。あれはあれでいい味だしています) 部屋の中にはいろいろな人形がいっぱいこの部屋を見ていると楽しくなります。最後のページに部屋の全貌がでてきて、この人形はどこのぺーじにあったものだと姪っ子が人形を指差して遊んでいました。

カテゴリー: 04_絵本 | コメントは受け付けていません。

こんにちワニ

作:中川 ひろたか 絵:村上 康成 出版社:PHP研究所 本体価格:1,000円 ISBN:4569682030 中川ひろたか先生と村上 康成先生のゴールデンコンビがおくるこんにちワニです。 こんにちは と ワニ かけているのですよね。表紙をみただけで楽しそうな絵本だなとわかります。小学3年生になる姪っ子もこの絵本をみてだじゃれが面白いのだよね。先生が読んでくれたけどみんな受けて笑っていたよと教えてくれました。ちなみに、姪っ子のお気に入りは「ジャンケンポンず あいこでしょうゆ」でした。あはははははと何も考えずに言葉と絵で笑えるから、言葉を覚え出したこどもさんにも受けるのじゃないでしょうか。

カテゴリー: 04_絵本 | コメントは受け付けていません。

からすの たまごにいちゃん

作・絵:あきやま ただし 出版社:鈴木出版 本体価格:1,200円 ISBN:4790251691 「たまごにいちゃん」にでてくるからすは完全に悪役ですが、そのからすにはこんなたまごにいちゃんの時期があったとはびっくりです。うちの姪っ子は「たまごにいちゃん」から読み出して、図書館で「からすのたまごにいちゃん」を見つけたときこんなのもあるって喜んでいました。「たまごにいちゃん」も「からすのたまごにいちゃん」ももう身体は成長しているのだけど、ままのところにいたいという赤ちゃん的要素があるのですよね。それを割ることに一種の成長痛があるところが子供に共感できるのじゃないかな。からすのたまごにいちゃんも同じような経験をしたから親切に卵の殻を割った方が楽しいのになといえるでしょうね。

カテゴリー: 04_絵本 | コメントは受け付けていません。

わたしはあなたをあいしています

作・絵:宮西 達也 出版社:ポプラ社 本体価格:1,200円 ISBN:459109801X 宮西先生のティアノサウルスシリーズ大好きでずっと読んできました。今回は前半と後半に山となる物語が2つあって、一つの絵本なのに物語を2つも書くなんてややこしいなと思いました。それで絵本レビューをする参考に他の人の感想も読んで気がつきました。前半は言葉が通じて優しく言うけれど心がこもってなくて、その反対に後半の3匹とティラノは言葉が通じなくても心がこもっている。後半をよりよく見せるために前半の物語が必要だとわかりました。 でも、最後が今までの物語と違って、哀しく、あとくちが悪いかな。できれば3匹がちょっと眠っただけだと信じたいです。

カテゴリー: 04_絵本 | コメントは受け付けていません。