月別アーカイブ: 3月 2013

「厄病神も神のうち」>メサイヤ来たりて

「厄病神も神のうち」怪異名所巡り4 赤川次郎著 メサイヤ来たりて 弱小バス会社「スズメバス」もがんばっていたのだが、とうとう落ちてしまった。 そんなときに大富豪がやってきて、援助してくれると言ってきた。新品のバス2台をもらい、喜ぶスズメバス従業員だたしこれには裏があった。 今まで頑張っていた町田藍が死んじゃった。そのかわり町田藍の前世であった死んだ女性が生き還る。はたして町田藍はこのまま鬼籍にはいるのであろうか? 一度死んだ人間は生き還ることができるのか? この表題になっているメサイヤって何?気になってぐぐったけどわからなかった。知っている人教えて!

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「厄病神も神のうち」>誘惑の甘き香り

「厄病神も神のうち」怪異名所巡り4 赤川次郎著 誘惑の甘き香り ある男が終電にも乗り遅れて困っていると高校のとき一緒だった女性が豪華な車で送り迎えしてくれると言ってきた。それをきっかけに彼女の車で送り迎えをしてくれるのだが、実は彼女は死んでいる幽霊だった。 一方町田藍が海に飛び込んだ女性を助けた。こっちは生きている女性、最初にでた男の妻で町田藍の知り合いだった。 幽霊に魅入られた男とその妻を町田藍は助けることはできるのか。ちょっと牡丹灯籠にも似た構成になっています。お札をはがすのは誰?

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「厄病神も神のうち」>哀しいほどに愛おしく

「厄病神も神のうち」怪異名所巡り4 赤川次郎著 哀しいほどに愛おしく 赤川次郎のマザコン刑事の事件簿というお話があるが、彼の母親が死んで幽霊となって息子を守っているような話でした。息子が可愛くて可愛くてたまらなくて、死んでからもときどき出てくるようになった。彼女を成仏させるにはどうしたらいいだろうかというお話。今回はミステリー色は少なく、昔彼女を愛していたらいろいろな事情で結婚できなかったナイスな老紳士がまだ寿命があるのに、幽霊の彼女と・・・した。

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「厄病神も神のうち」>厄病神も神のうち

「厄病神も神のうち」怪異名所巡り4 赤川次郎著 厄病神も神のうち ある女が会社を解雇された。女は私をやめさすと会社に不幸がくると言っていた。 はたして女が去った後、その会社は散々な目にあい、女を解雇した部長は課長に格下げになった。女には厄病神がついていて、女を粗末に扱ったものには不幸が押し寄せてくるらしい。 とまあ、ここまでの話なのですが、女を手厚く大事にしてあげれば、厄病神も神のうちなのだから、たたりなどこなくて、神の力で幸せがくるのかもしれないと読んでいて思った。しゃばけの貧乏神も同じだね。 で、結局、女が私は不幸を招き寄せる女と思っていて、その思いがあまりにも強くて、神の力もパワーアップしていたみたいだから、思わなくなれば、普通の生活ができるようになるのじゃないかな。

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「厄病神も神のうち」>嘘つきは英雄の始まり

「厄病神も神のうち」怪異名所巡り4 赤川次郎著 嘘つきは英雄の始まり 町田藍のいくところ幽霊があふれかえります。今日も町田藍がコンビニに行くと、万引き防止のカーブのついたガラスから貧しい格好のした鏡の中に閉じ込められた少女がでてきます。その少女の幽霊?が出たために取材陣がきて大騒ぎになって、その少女は実は・・・だっというお話です。 でもこのお話と副題の嘘つきは英雄の始まりはあっていないと思うのですが、どうしてこういう副題が出たのか不思議であります。

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「キノの旅」>平和な国

「キノの旅」-the Beautiful World- 時雨沢恵一著 「平和な国」-Mother’s Love- 一見普通の国のように見えた。だけどもやっぱり歪んでいる。というのも何十年も昔は隣国と戦争をしていてお互いの国が戦死者やけが人を出していた。今はあるものを犠牲にしてゲーム感覚で戦争をして、お互いの国は平和におさまっている。あるものとは城壁外の城壁をつくる文化もない城壁のまわりで細々と暮らしている原住民を、平和な二つの国を殺していることだった。国に関係のない者たちを殺して平和を保っている二つの国。 そしてキノが3日間城内にいて3日目で出てきたとき原住民に襲われそうになり、自分の身を守るために、原住民を撃ち殺して逃げ出した。 キノの回る城壁の中は戦争関係が多いね。

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「キノの旅」>大人の国

「キノの旅」-the Beautiful World- 時雨沢恵一著 「大人の国」-Natural Rights- キノが旅に出る前 女の子でなんとかとかいう花の名前であったときに、初代キノと出会って大人になるための脳手術を受けるのを嫌といって、初代キノはキノを助けるために死に、キノはこの国から逃げ出した。 キノが受ける手術は子供が持っている創造性とか冒険心をとりさる手術だったのだろうね。 他の国もおかしいけど、このキノが育った国もおかしいね。 そしてエルメス(二輪車)と一緒に二代目キノはいろんなところに旅をする。

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「キノの旅」>コロシアム

「キノの旅」-the Beautiful World- 時雨沢恵一著 「コロシアム」-Avengers- このキノの旅1巻数年前にも一度借りて、忘れている章が多い中、この「コロシアム」の章が一番印象深くてずっと覚えていた。 キノが旅をしている間、他の旅人に聞いた「旅人ならぜひ訪れてみたい国」をつきとめてその国に入ったら問答無用に、コロシアムで戦いをしなければならなくて、国は腐臭のするような自堕落な国になっていて、その前の厳格な王を今の王(前王の息子)が殺して、自分と国民を満足させるために、何も知らずにやってきた旅人同士を死ぬまでコロシマムで戦わせる国だった。 さてこの国から三日でキノは出ることはできるのか? 勝者は誰になるのか? この国はキノがはいったことでどうなるのか? いろいろと面白い章でした。

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心霊探偵八雲9 救いの魂

「心霊探偵八雲9」救いの魂 神永学著 HNKではアニメで放映されていたし、この本を図書館に借りることができるまで半年かかったほど人気のある本なのだよね。読む対象は10代20代の女の子、八雲ファンクラブというのもネットにあったりして人気みたい。 さてこの八雲片目が赤目です。この赤目で霊がみえちゃうから怖い。例の声も聞けるみたいだけど、本ネタは見えるですよね。 今回は二件の殺人事件と一件の殺人未遂事件が起きます。青木ケ原樹海で刃物で刺されて火で焼かれた死体、首をつった死体、刺されて目覚めない女の子、この3つの事件はいっけんかかわりありそうには見えないけど、八雲の目と頭脳では、三件とも入り乱れて関係があるそうなのです。 それと今回作者が一度してみたいと思っていたことなのですよね。霊の見える八雲一人では絶対行きたくないと思っている青木ケ原樹海に、拉致という名目で、八雲を連れて行った。あそこの場所は人生に絶望して人が死にに行くところです。死体はたくさんあって、この世を呪い未練を残している。そんなところに連れていったら、八雲はどうなるか。拉致されて目覚めてみれば樹海の霊たちに囲まれて、呪われて精神は崩壊寸前。ほとんど闇に落ちてしまったところで、相思相愛の晴海ちゃんがきて、救ってくれるというものでした。これは作者のくすぐりなのですよね。 二件の殺人と一件の傷害事件はその後どうなるか。秘密です。

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「キノの旅」>レールの上の三人の男

「キノの旅」-the Beautiful World- 時雨沢恵一著 「レールの上の三人の男」-On the Rails- レールの上には、それぞれ年老いた男が3人いて、一人目はさびついたレールを磨き、二人目はレールをはずし、三人目はレールをつける。それを50年間やっているという。それだけの話。非生産的な話しだなと思う。三人がレールの上で違うベクトルを向いていたらいつまでたっても列車は走らないだろうね。50年間男たちが無為に働き、その家族たちがどうなったのかちょっと気にかかったな。

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