月別アーカイブ: 2月 2014

芳香&あんじゅう1

さる所の掲示板では、かおりつきの柔軟剤を買ったのだけど、かおりが嫌で残りの柔軟剤を捨ててしまったと書かれていました。最近1年前の柔軟剤のかおりが残っているとか、服きていてもずっとかおりが続くといった柔軟剤のかおり競争になっているような感じがします。私は安全策をとって、かおりのない無臭の柔軟剤がいいなと思いました。 ついでに、ドラックストアでラベンダーのかおり(部屋用芳香剤)を2個500円というものだから2個買ってきました。それで1個封を切り、かおりを漂わせたのですが、うっこれはトイレのかおりだ! そうです。家のトイレのかおりにしていたものだから、身体にラベンダーはトイレのかおりとインプットされて、本来はいいかおりのはずが、そのかおりを嗅ぐとトイレを思い出すようになったのでした。ラベンダーの芳香剤はトイレに鎮座しています。今部屋に使っているのは無臭の部屋の匂いを吸収するタイプの透明のドロップみたいなのが多数あるものを使っています。 『あんじゅう』宮部みゆき著 第一話 逃げ水 おちかさんのところに、どこかの番頭と丁稚が不思議話をしにやってきた。どうやら丁稚が困ったことをしてくれているらしい。よく聞くとこの丁稚がきてから家中の水が逃げるようになくなってしまうそうだ。よくよく聞いてみると丁稚がいた里で鳥居に封印していた白子様(お旱さま(おひでりさま))が憑いたらしい。丁稚と白子様は仲がいいので離れそうにない、さてどうしたらいいかというのが今回の肝。山の神としてかつてはまつられていた白子様もちょっと可愛い女の子だったり、逃げ水でずっと悪役だった番頭が、白子様に丸のみされて、ぺっされたときは、頭の先から足の先まで一切の毛がなくなったというのも笑える。怖さだけじゃないちょっとした笑いも含んでいて楽しい物語でした。

カテゴリー: 未分類 | コメントは受け付けていません。

喜寿&今後の予定

父親の喜寿(年齢かぞえで77歳)をしました。私が家族5人前の寿司買って、妹親子がケーキと花束を買いました。姪っ子は爺ぃにみさんがとか爺ぃ誕生日おめでとうと手作りカードを渡したり、小さいけど親子三代ちょっとした幸せをつかんだ夜でした。 宮部みゆきの『おそろし』に続いて『あんじゅう』を借りてきました。若いときみたいに一晩で学校の友人から借りた『幻魔大戦』3巻をいっきに読むという芸当はできなくなり、とろとろと2~3週間かけて読むようになりました。レビューも毎日じゃあなくて読んだスピードでしていきます。 それから『天河伝説殺人事件』を借りてきました。こっちもとろとろ読みます。

カテゴリー: 未分類 | コメントは受け付けていません。

山田本がない!&おそろし5

ある人が山田正紀の宝石泥棒2を欲しがるものだから、運動不足解消とのついでに自転車で古本屋めぐりをすることにしました。でもどの古本屋にいっても山田本はミステリ系が2.3冊と少なく、SF本など1冊あったらいい方でした。20年ぐらい前山田本はそんなに多くはなかったけどほどほどにあって、りょーちゃんは30冊ぐらいちょいちょいまわって古本屋で買っていたな。 結局宝石泥棒2(上、下)はなくて、かわりにしゃばけシリーズ(畠中恵著)をエクスパックで送り、アマゾンで古本の宝石泥棒2を注文した。 『おそろし』宮部みゆき著 第五話 家鳴り 凶宅で、おちかと話をして、一人生き残った女が外に出てわるさをしてはいけないと格子のある座敷牢に閉じ込められた。凶宅は焼けおちてしまったけれど、生き残った女の中に凶宅が存在して、おちかを仲間にしようとする。 アニメとかマンガとかで最終回に今まで登場した人物たちが大勢意味もなく、どうして主人公が危機になって手伝いにきたのかわかんないけど、オールスター大集合という感じの場面ありますね。 この『おそろし』家鳴りでやった。幽霊ゆらゆら大集合。 面白い話でありました。 次は『おそろし』の続編『あんじょう』と『天河伝説殺人事件』を図書館より借りてくることにします。

カテゴリー: 未分類 | コメントは受け付けていません。

猫話ワロタ&おそろし4

ネットの友達から聞いた話です。 半のら半飼いの猫がいたのです。その猫はいつも決まった時間にきて、餌をもらっているのですが、最近食べなくなって、昔より痩せてきたので、口の中を見たら大きく化膿していたのです。これは病気だ大変だ獣医に行って治してもらおうというので、車に乗せようとしました。完全飼い猫だったら、大人しいだろうけど、半のらなのでどこに連れて行かれるか恐れて、大暴れして、静かにさそうと押さえつけたら大人しくなってそのまま、獣医さんのところに連れていきました。 そしたら獣医さんは猫を見てすぐ、その猫もう死んでいますと宣言しました。目と口をかっと見開いて死んでいました。 飼い主側としたら泣きそうなぐらい可哀想な話だけど、私はワロテしまいました。 『おそろし』宮部みゆき著 第四話 魔鏡 ヒロインおちかから話を聞いて、女中のおしまが同じような話があると、以前の奉公先のところにいたお福という女をつれてきた。お福の家はお店を出してそこそこ裕福で家族中もよくそこそこ幸せであった。美しすぎる姉が戻ってくるまでは・・・ この姉は小さいころはぜんそくで江戸の風に当たるとぜいぜいいわし苦しみは続いていたので、縁者のところに頼んですまわしてもらっていた。成人になりお福の家にもどってきた。美しすぎる姉が帰ってきてからお福の家は表さたにはできないことがおこり、最後はお福の家はなくなってしまった。不思議で可哀想な話だった。 家族のなくなったお福は悲惨な目にあいそうだが、親切な人のおかげで今は幸せです。ヒロインおちかにもそういう不幸ばかりじゃなくいつか幸せはやってきますとお福は云ってさっていった。

カテゴリー: 未分類 | コメントは受け付けていません。

星新一&おそろし3

SF全集星新一先生のレビューをかなり前にしたので、題名は忘れたました。 家の中でいつも適温で、服も薄着、着ていた服も一度きただけでダストボックスの中へ、近未来のユートピアのように見えるけど、電気配給がとまっただけで、部屋は寒くなり、人間は薄着で服を重ねることもなく、寒さで凍死した後で、飼っていた猿が1匹元気にとびまわっているという落ち。 星新一先生が何十年も前に書いたものだけど、古さを感じない。今も昔も未来も共感できる物語って素敵だなと思う。 100年たっても物語は共感できてずっと残り続けると思う。 『おそろし』宮部みゆき著 第三話 邪恋 白と黒の部屋を任されたのだが、今回はおちかは聞く側じゃなく話す立場になった。聞く相手はおちかを親身にいたわってくれる女中おしまです。 今日みたいに寒い日に、川の松にひっかっかていた男の子がいました。助けたのだけど、手足の先が凍傷にかかり指をぜんぶ切り落としました。 この男の子の親族や知り合いはいないかと探したけど、結局見つからず、松に助けられたのだから松太郎と言う名前にして、おちかの兄妹として暮らすことになりました。そのまま何事もなかったらよかったのですが、おちかの縁談がまとまったとき、おちかのことを恋していた松太郎が、おちかの良人を殺し、松太郎も川に身を投げて首の骨を折って死にました。 おちか一人のために男二人が死んで、おちかの心は傷つき、家にいられなくなったのです。 まだまだおちかの心は晴れません。しばらく当分は白黒の間で不思議話は続きそうです。

カテゴリー: 未分類 | コメントは受け付けていません。

お・も・て・な・し&おそろし2

先日郵便ポストに兵庫お・も・て・な・し懸賞というのがはいっていた。なんでも「とことん兵庫県にこだわった」懸賞みたいで神戸の高級ホテル宿泊券、有馬温泉宿泊券、神戸牛のステーキ屋、キティちゃんのミシンまでなんと1万名様に当たるふとっぱらな懸賞。 みんな運気悪いみたいだから、みんな運を良くするために、住所等個人情報教えてくれたらかわりに応募してあげようか? あ、そうそう主催者は、兵庫県読売会だって。 『おそろし』宮部みゆき著 第二話 凶宅 曼珠沙華(まんじゅしゃげ)でヒロインのおちかの心がほんの少しだけゆるんだのを見て、三島屋の叔父は、いろいろな口入屋に手配してこの世の不思議な話があったなら、白黒の部屋で、おちかに不思議な話を聞かせて、その話が白か黒が吟味して、三島屋の叔父に話を聞かせることになった。 最初の話は凶宅、曼珠沙華(まんじゅしゃげ)のように怖くはなかったが、家は人が住んでこそ生きるのであって、人が住んでなくても生きている家って人柱を欲する家みたいで怖い。

カテゴリー: 未分類 | コメントは受け付けていません。