カテゴリー別アーカイブ: 02_SF&ファンタジー等

感想>えどさがし(しゃばけ外伝)えどさがし

えどさがし(しゃばけ外伝)えどさがし えどさがし(しゃばけ外伝)五百年の判じ絵 太郎君、東へ たちまちづき 親分のおかみさん えどさがし 畠中恵 新潮社 この外伝の題名になっているえどさがしです。時代は江戸が終わって明治のはじめ、江戸時代長崎屋と名乗っていた店は長崎商会となって、中にいるのは人間らしきものはなく妖たちばかり。もし長崎屋の若だんな一太郎が子孫を作っていたならば長崎商会の中にも人間がいるはず。もしくは長崎屋は別にあり、若だんなを待つだけに長崎商会を作ったのかもしれず、そこのところは作者もややこしかったのか説明していません。 取物帳、いや明治だから探偵物としてはあっけないものでした。 でもこのえどさがし、何か物悲しいものがあるのですね。それは江戸時代妖に優しくしてくれた若だんなが江戸時代に亡くなって、妖たちはその後若だんなが転生するのを首を長くして待って待っていつまでも待っていることでした。最後に少し光が見えてよかった。

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感想>えどさがし(しゃばけ外伝)親分のおかみさん 草だんご

えどさがし(しゃばけ外伝)親分のおかみさん えどさがし(しゃばけ外伝)五百年の判じ絵 太郎君、東へ たちまちづき 親分のおかみさん えどさがし 畠中恵 新潮社 しゃばけシリーズで岡っ引きのおかみさんも身体が弱いと書かれていたからどんなものだろうと気になっていたら外伝で登場しました。身体が弱いというものの今回の話ではそういう設定になってなくてもいいのじゃないかなと思いました。かごにはいった男の赤ん坊が岡っ引きの家にいれられてくる。その赤ん坊は何故何のために岡っ引きの家に入れられてくるのかわからない。立派な取物帳になっていました。おかっぴきの奥さんの心情がよくわかって面白い話になっていたと思います。 高本淳さんから私の誕生日かクリスマスかのプレゼントで首を冷やさない毛糸の襟巻をもらいました。首に二重にして巻くものですが、毛糸なので首に直接あたるところがチカチカするので、腹にまいて、ちょっと大きめの腹巻として愛用しています。大きめなのでその上からチャック式のブルゾンをきて、家の中をうろうろしています。 でもここ一カ月不規則暴飲暴食(酒は飲まない。暴飲はウーロン茶。お菓子ぼりぼり食っていた)をしていたら、腹が出て、ブルゾンがピチピチになってしまいました。久しぶりに体重を計ると*7.0kgになっていました。びっくりして、ダイエット再開しました。3日間、少し食事を減らして、1日30分程度のウオーキングをしたら2日目*4.4kg 3日目*3.2kgと減りました。このまま頑張るつもりでいます。 でも腹が減るので草だんごを買って、1串食べてしまいました。味はまあまあでヨモギの香りがして美味しかったです。

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ゲド戦記

ゲド戦記 ゲド戦記はアーシュラ・K・ル=グウィンが書いたものです。私はゲドの少年期から青年期までの話が好きで、この1巻だけは手物に持って何度も読み返しています。残りの巻は全部図書館に借りて読みました。 そして待ちにまったゲド戦記がアニメ化されるとあって喜びました。そしてアニメを見終わったゲド戦記に失望しました。 ゲド戦記と名付けられているけどまったくゲドの戦いではありません。それに女の子は何の伏線もなく竜になるのも変です(原作の最終巻では竜になったけど、それにはちゃんと理由付けがさせられていた)。アニメ版ゲド戦記は毒にも薬にもなれない駄作となっていました。 私の趣味とジブリアニメが少年少女を相手にしているのならば、ゲドの少年、そして青年時代を描いたゲド戦記1巻をみっちり描けばそこそこ面白いアニメになったのだろうと感じます。ただアーシュラ・K・ル=グウィンがユング心理学を考慮にいれた作品であるだけに薬がきつすぎて、一部には毒になるかもしれません。ユング心理学というと京都大学の故河合 隼雄先生にゲド戦記1巻は毒になる可能性があるだけじゃなく、のちのち書かれた魔法が邪悪なものとして書かれてどう思うか聞いてみたかった。 それとアーシュラ・K・ル=グウィンが最終巻で、魔法そのものが悪で、魔法使いは成仏しないと書いていました。グウィンはゲド戦記そのものやゲドのことを愛していなかったのかと思うぐらいの仕打ちです。 生涯魔法使いとして老人ゲドの全人格を否定されてしまうのですから、ゲドに感情移入していた私にはもし私自身がゲドなら立ち直れないと思います。こんな自分の作品ですら否定するグウィンは強い人なのだと思いました。

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読了>陰陽師「瘤取り晴明」

陰陽師「瘤取り晴明」 作者 夢枕獏 出版社 文藝春秋 定価 1333円+税 瘤取り晴明と聞いて何か思いつくことはありませんか? そうです。瘤取りじいさんのリスペクト作品です。前半は瘤取りじいさんの話がつづき、ここで晴明がどうでてくるのだろうと期待していたら、前半、瘤をとってもらった爺ぃと瘤を二つつけてもらった爺ぃが、3度鬼たちのところに行くことになって、困って晴明に頼みこんで、いつものパターンで博雅と一緒に行くことになります。鬼たちに囲まれてどうなることかとおもいきや、博雅の笛を吹いた場面から、本によるカタルシスを経験しました。気持ちよかったなぁ。水戸黄門がいんろうをみせて悪代官をはじめ悪どもが降れ伏すのを見たのと同じ気持ちになります。あまりに気持ちよかったので同じ場所を4~5回読んでしまった。 絵本っぽい陰陽師だったなぁ

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SF>望郷のスターウルフ

若い頃はほとんど徹夜で一晩に文庫本2冊ぐらい読んでいたこともあったけど、年齢の衰えで一か月に1冊読めたらいい方ですね。 今月は、エドモンド・ハミルトン著 野田昌宏訳の「望郷のスターウルフ」を読んでいました。 昭和46年に初版が発行されているのだけど、古さを感じないSFです。今の宇宙技術者から見れば大笑いの本かもしれないけど、科学的知識を持っていない私から見れば純粋に楽しめました。 銀河系最大の芸術的秘宝「歌う太陽」が盗まれて、取り戻したものには多額のお金をもらえるとあって、主人公が、いろいろ苦労して、歌う太陽のあるところはわかるのだけど、ひどい苦痛を与える精神攻撃を受けてほうほうのていで逃げ出します。八方ふさがりのように見えてどうするのかと思ったら、スターウルフの星に、宝石を隠している星がありまっせとちくってその気にさせて、スターウルフの連中のだますところはカタルシスが落ちますね。 4巻も読みたいと思ったら、4巻目の途中でハミルトンが死去されてしまったので、スターウルフシリーズは3巻で終わりです。今度はキャプテンヒューチャーの世界にでもはまりこもうかな?

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さすらいのスターウルフ

さすらいのスターウルフ 著者 エドモント・ハミルトン 訳者 野田昌宏 主人公はモーガン・ケイン、地球人なのだけど彼の両親が、ヴァルナ星の宣教をしにいったもののそこの過酷な環境に負けて死んでしまい、子どものケインだけがそこの星で生き残り、ヴァルナ星の仲間と組んだものの、過ちを犯してしまい、ヴァルナ人から手配されてしまう。 物語で宇宙の話でも地球人じゃないと面白くない。でもただの地球人を特殊能力をつけるにはどうしたらいいか? 過酷な環境で育って、筋肉もりもりの超人的な力をつけさせたらいい。そしてそこの仲間と殺し合いの喧嘩をして、追われたら面白い。スターウルフだとばれたら地球人にも八つ裂きにされる。生きているのだけど、超人的な力は持っているのだけど、殺されるかもしれない綱渡り状態になっている主人公です。 かなり古い作品です。私がまだよちよち歩きの頃に出版された物語です。でも古さは感じない物語です。

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スターウルフ

スターウルフ エドモンド・ハミルトン原作スペースオペラの作品です。あの円谷プロダクション制作、今は亡き三洋電機提供のもので、、1978年(昭和53年)4月2日から同年9月24日まで読売テレビ制作、日本テレビ系で毎週日曜日19:00 – 19:30に全24話が放送されたものです。 これを知ったきっかけもネットのお友達が海のトリトンを聞きたいと駄々をこねたことからです。海のトリトンのクレジットをみていると、水木のあにきが歌っていると思っていたものがヒデ・夕樹になっている。ヒデ・夕樹関係を探しているとYoutubeでスターウルフの主題歌まで辿りついたのです。ヒデ・夕樹の歌は哀愁がこもっていいですね。スターウルフの原作もなかなか面白そうだ。でも、決定的に悪いのが宇宙船のできですね。ウルトラマンで成功した円谷プロダクションだからもうちょっとあの宇宙船のできはなんとかならなかったものか・・・原作が面白そうなだけにもったいない。同じ頃できた和製特撮宇宙ものもあまりよくなかったようだしね。 図書館にインターネットで予約だしたから、数日後にはレビューかけると思います。

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秘密への跳躍(怪異名所巡り5)

秘密への跳躍(怪異名所巡り5) 著者 赤川次郎 集英社 肩をこらずに風呂の中で読める本として赤川次郎さんの本を読んでいます。最近のお気に入りは怪異名所巡りSUZUMEバスの幽霊とお話ができちゃうバスガイドのお話です。一話、一話はきちんとベテラン作家らしく物語になっているのだけど何かがたりない。よく考えてみると美味しいのだけど脂がのっていなくて、すぱすぱなのだよね。4巻まではそうは感じなかったし、それなりにウィットが効いてほどほどの脂ぐあいだったのだけどね。

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縫製人間ヌイグルマー

縫製人間ヌイグルマー 著者 大槻 ケンヂ 出版社 角川文庫(文庫本) 税込価格 860円 (本体価格819円) 発行日2010年8月 めちゃくちゃやがな、物語としての文書作法からぶっ飛んでいます。こうであるといった文書の基本がぐちゃぐちゃ、作者の思いがいたるところにでていて、スーパーマンのぱくりとか、死霊の盆踊りまででてくる。ぱくり、残虐、スプラッター、そして涙がでてくる。作者が楽しんで書いているから、こっちまで楽しんで読める。 最近年とって物語が読むのが遅くなった私でも次はどんな笑いを出してくれるだろうと期待して2日で読み切ってしまった。 いたるところに隠し技で昭和の懐かしいキャラクターの名前がでてくるのが嬉しい。久しぶりに読んだ楽しい物語でした。

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