月別アーカイブ: 6月 2014

ビブリア古書堂の事件手帖4

ビブリア古書堂の事件手帖4 ~栞子さんと二つの顔~ 著者 三上 延 1から3までは短編だったが、4には1冊読まないと結論に達しなかった。それでもそこそこ面白いから困るのだよね。 4今回は江戸川乱歩にちなんだ話。最初に身体の自由がきかない車いすの女性とその妹からの依頼がきました。乱歩のコレクションがあるのだけどそれをビブリアに売るかわりに、戦時中に作られたかなり頑丈な金庫をあけて中のものをとりだして欲しいというものでした。その頑丈な金庫が難物で、かぎと暗証番号がないと取りだせない仕組みになっていて、そのかぎもどこにあるのかわからず、暗証番号もわからず困った状態になっているのです。 はたして栞子さんは、無事に金庫をあけることができるのでしょうかというのが今回の内容です。 私も小学生の頃乱歩ファンで、4年生のときに乱歩の少年探偵団シリーズを読破した経験を持っていて、事件手帖4を読んでいると、知識欲をちくちく刺激されて楽しく読みました。 非合法すれすれの技で栞子さん以上の知識を持つ母親も登場して、栞子さんVS母親の知識(推理)合戦になっているところも楽しいところです。

カテゴリー: 未分類 | コメントは受け付けていません。