日別アーカイブ: 2016年7月8日

「なりたい」しゃばけシリーズ十四弾　畠中恵　新潮社 親になりたい 長崎屋で働いている女の人は以前嫁いだものの子ができず婚家から追い出されてしまった。その女の人に子持ち（子は拾われた子どもだった）の男との縁談が舞い込んできた。ところが子どもは人間じゃなく妖だったからさあ大変。人間と妖とは微妙に違っているので、近所の子ども同士や付近の住民と騒ぎを起こして男の子どもはどうするかにかかっていた。その問題を若だんなは解決できるのかというのが今回の趣旨。うまくまとめたなと思う。ラストは心地いい余韻があってなかなかよかった。