絵本>きんぎょ

絵本>きんぎょ
作 ユ・テウン  訳 木坂涼
発行所 セーラー出版
真っ赤な表紙の中に本と金魚が描かれています。なかなか渋いなとページをめくっていたら、男の子がおじいさんと一緒に金魚鉢と赤い金魚を持って図書館に入る絵でした。そして図書館をぐるりと見ているうちに寝てしまって、気がつくと夜でした。赤い本に赤い金魚が入って、金魚が増殖して、そして・・・という絵本でした。不思議感覚の絵本です。ちょっとボルヘスの幻獣辞典に似ている雰囲気の絵本でした。ボルヘスの幻獣辞典好きなのだよね。紹介されている幻獣たちに哀愁を帯びているというか日本語訳者の文体も独特のものがあって好き。
このきんぎょという絵本を描いたユ・テウンも日本の絵本作家とは違う感性の持ち主だと思った。そして少しボルヘスの影響を受けているのじゃないかとも思った。

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