ビブリア古書堂の事件手帖
~栞子さんと奇妙な客人たち~
三上延著
小川清『落穂拾ひ・聖アンデルセン』(新潮文庫)
セドリのおじさんがトイレにいっている間に女子高生が落穂拾ひの文庫本を持って行った。その本はセドリのおじさんが大切にしている文庫だった。中には古本屋に来る男がいて、美人の古本屋の主と会話をするうちに、爪切りと耳掃除の道具をプレゼントしてもらう男の甘いお話でした。女子高生はそんな話とは知らず、ただ新潮文庫の本がその中にあったけでよかったのであり、本の内容とは関係ない話でした。
それだけでベットに横になっている栞子は事件の背景を知り、無事女子高生からセドリのおじさんに文庫本がもどってくるのだから凄いです。
ただドラマではなかった栞子が本では病院で入院中という設定だけど、悪い病気じゃなければいいなと思います。
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