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やなりいなり>長崎屋のたまご

「やなりいなり」(しゃばけシリーズ) 著者 畠中 恵 発行所 新潮社 長崎屋のたまご 悪神→幽霊→雷様→たまご 他の物語は何か落語とかヒントというかきっかけがあって物語をつくっているけれども、この長崎屋のたまごは何をヒントに物語ったのかよくわからない。 「それに、そろそろ逢魔時(おうまがとき)、つまり大禍時(おおまがとき)ですから、禍々しき者達が、天にある雲の上に湧いて出る刻限です。外出など、とんでもない」 雲の上には雷様がいるのはいいにしても、百魅や三十魅の魔物が空の上にいるとは知らなかった。 百魅とか三十魅とかと悪神との差は何だろう。人に害するものだから一緒だろうと思うが、いろんなものがごっちゃになっているからわかんない。 長崎屋のたまごは物語的にはたいしたことなくて、青い色したたまごがそこらじゅうを飛び跳ねている描写だけが残った。

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