日別アーカイブ: 2013年3月2日

「キノの旅」>多数決の国

「キノの旅」-the Beautiful World- 時雨沢恵一著 「多数決の国」-Ourselfish- キノが城門にはいっていくと入り口にも人がいない。かつては華やかだった雰囲気はあるのだけ今は全部廃墟になっている。王宮の後ろには墓が累々と建てられている。そんなときに一人の男が生きていて、なんでもここは多数決の国で、民主的な感じがするが、多数決に負けた少数派の人は残酷な殺され方をされたという。じゃんけん大会に似ていますね。大勢でじゃんけんして最後に勝って残るのは一人だけ。敗者は殺される。そして最後に一人の勝者の国だけが残る。もし多数決以外の方法もあるのじゃないかと意見もでただろうにそれが勝っていたら、こんな一人ぼっちの王様は存在せず、人々はわりと幸せに暮らせたろうにね。

カテゴリー: 未分類 | コメントは受け付けていません。