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12話目(2003年1月15日)

2003年1月15日  向かい風に吹かれながら自転車を必死に走らせて郵便局まで所属同人誌の年間大賞の賞品を持っていきました。貧乏人の私は高級品が買えず、どの品も安物ばかりなので切手代の方が高くつきました。  郵便局を後にしてようやく追い風に吹かれて辺りの風景をのんきに眺める余裕ができました。某一級河川の土手を通っているとどこも悪い様子は見えないのに土木作業員が何人かいて土手工事をしています。政治家が関係業者を儲けさすためにアーケードのタイル1枚はげているだけなのにすべてのタイルをはがして修繕させたり、自動車がほとんど通らない高速道路を造っていたりします。  どの政治家がやっていることは関係業者から黄金色のお菓子をもらい、多かれ少なかれ程度の差はあるけど己の私腹を肥やすことばかりだと思います。  私は追い風に吹かれてのんきに走っていて、土手工事を見ただけなのに国民の汗と涙の結晶の税金を無駄に使っているような気がして実に気分が悪かったです。

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