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ばんば憑き>博打眼

「ばんば憑き」 著者 宮部みゆき 発行所 角川書店 博打眼 ある商家のあるじがやつがくるとわかった。今回は人間の業を感じさせる。怖い話。 やつ(黒い布団に眼が50個ある)博打眼を三番倉に押し込んだもののどうしていいかわかんない。 そもそろ博打眼とは、博打とかをすると強運を運んでくる妖怪(妖怪といってもいいのか?)その作り方は飢えた50人を材料に眼を片方えぐり出し、殺してつくるそうな。詳しい調合方法は書かれていない。書いちゃまずいだろうね。それで商家の初代が運が強くなるなら、博打眼を子孫代々継がせるといったらしい。博打眼に憑かれると強運には恵まれるか、生気みたいなものを吸い取られていく。その結果退治しようということになるが、近くに神社があり、そこの狛犬が助けてくれるのだけど、ちっぽけな神社でもし妖怪博打眼の仲間じゃないかと私は最初危惧した。でも良い狛犬でほっとした。神社は大事にしようねという思いが残った。

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