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「明治小説全集七」明治断頭台>アメリカより愛をこめて

「明治小説全集七」明治断頭台>アメリカより愛をこめて 著者 山田風太郎 発行所 筑摩書房 明治になり幕府側についたものはいろいろ処罰させたそうだ。このキーになる藩主も倒幕と同時にアメリカに逃げて行ったはずだった。藩主の御愛妾がたまたま見つかった。藩主がアメリカにさって何カ月もなるのに、御愛妾は妊娠していた。計算があわない。この謎ときはどうなっているのだろうというものです。巫子エスメラルダが、謎を解く主人公たちからこういう風に言うのだぞと言われているかと思えば、実際に死者を憑依させて言葉を語らせているのにはびっくりした。 で、表紙の裏側にはこういう風に書かれていた。 「太政官弾生台(役人の汚職を調べ糾弾する役所)の大巡察、香川経四郎と川路利良がフランス人美女エスメラルダの力を借りて次々とおこる謎の事件を解明する。明治開化期の社会と新政府を題材にした探偵小説の傑作」

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